カドミウム標準電池とは? わかりやすく解説

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カドミウム‐ひょうじゅんでんち〔‐ヘウジユンデンチ〕【カドミウム標準電池】

読み方:かどみうむひょうじゅんでんち

標準電池


ウェストン電池

(カドミウム標準電池 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/04 18:48 UTC 版)

ウェストン電池
発明者のエドワード・ウェストン

ウェストン電池は実験室における電圧計較正基準として適した、安定度の高い電圧を生成する湿式化学電池。1893年にエドワード・ウェストン英語版により発明され、1911年から1990年まで起電力の国際標準として採用されていた。カドミウム標準電池と呼ばれることもある。

化学

エドワード・ウェストンの標準電池を描いた米国特許第494827号からの引用

負極には水銀を含むカドミウムアマルガム、正極には純水銀を用い、その上に減極剤硫酸水銀(I)及び水銀のペーストが置かれる。電解質硫酸カドミウムの飽和水溶液を用いる。

図に示されるように、ウェストン電池は一方の脚にカドミウムアマルガムを、もう一方の脚に純水銀を入れたH型のガラス容器である。カドミウムアマルガムと水銀への電気的な接続は、脚の下端部を介して白金線により行われる。

負極反応
二次電池
電池の種類
他の電池電池の部分


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