すい‐ぎん【水銀】
読み方:すいぎん
亜鉛族元素の一。常温で液状である唯一の金属で、銀白色で重い。有毒。融点はセ氏零下38.86度、沸点はセ氏356.72度。主要鉱物は辰砂(しんしゃ)で、これを焼いて製する。多くの金属とアマルガムを作る。気圧計・水銀灯・化学薬品などに使用。元素記号Hg 原子番号80。原子量200.6。みずがね。
みず‐かね〔みづ‐〕【水▽銀】
水銀(Hg)
常温で唯一の液体の金属です。湿った空気中で酸化物になりやすく有毒で,一般大気中0.015mg/m3がWHOのガイドラインです。神経系をおかし,手足のふるえをおこしたり,言語障害,食欲不振,聴力・視力の減退をもたらします。水に係る環境基準…総水銀0.0005mg/L以下,排水基準…総水銀0.005mg/L以下,アルキル水銀…検出されないこと。クイックシルバー
水銀
すいぎん 【水銀】
水銀
水銀
水銀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/05 08:40 UTC 版)
水銀は水銀拡散ポンプ、水銀整流器、マクラウド真空計など昔から真空装置用部品として使用されてきた。 化学的には貴金属に近く、空気、酸素に常温で酸化せずに350℃近くで初めて酸化が始まる。 水銀は室温でも少しずつ蒸発し、これを吸引すると人体に害があるためパラフィン油などで表面を覆い、水銀の蒸発を抑えることが必要である。
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水銀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 07:26 UTC 版)
最も初期の液体金属冷却炉であるクレメンタインは水銀を冷却材として利用していた。これは水銀が室温で液体であるためであったが、その毒性や室温における高い蒸気圧と低い沸点、加熱により発生する有害な蒸気、比較的低い熱伝導率、大きな中性子吸収断面積 といった欠点から、研究は下火になっていった。
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水銀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 06:57 UTC 版)
水銀を含む底質の暫定除去基準値(底質の乾燥重量当たり)は、海域においては次式により算出した値(C)以上、河川及び湖沼においては25ppm以上である。ただし、潮汐の影響を強く受ける河口部においては海域に準じ、沿岸流の強い海域においては河川及び湖沼に準ずるとされる。 C=0.18・(△H/J)・(1/S) (ppm)△H=平均潮差(m) J=溶出率 S=安全率 平均潮差△H(m)は、当該水域の平均潮差とする。ただし、潮汐の影響に比して副振動の影響を強く受ける海域においては、平均潮差に代えて次式によって算出した値とする。 △H=副振動の平均振幅(m)×(12×60(分))/(平均周期(分)) 溶出率Jは、当該水域の比較的高濃度に汚染されていると考えられる四地点以上の底質について、「底質調査方法」の溶出試験により溶出率を求め、その平均値を当該水域の底質の溶出率とする。 安全率Sは、当該水域及びその周辺の漁業の実態に応じて、次の区分により定めた数値とする。なお、地域の食習慣等の特殊事情に応じて安全率を更に見込むことは差し支えない。漁業が行われていない水域においては、10とする。 漁業が行われている水域で、底質及び底質に付着している生物を摂取する魚介類(エビ、カニ、シャコ、ナマコ、ボラ、巻貝類等)の漁獲量の総漁獲量に対する割合が、おおむね2分の1以下である水域においては50、おおむね2分の1を超える水域においては100とする。
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水銀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 06:57 UTC 版)
25ppmは、25mg/kgとも表記できる。 土壌の環境基準において、溶出量値として、総水銀は0.0005mg/L以下であり、アルキル水銀は「検液中に検出されないこと」である。 土壌汚染対策法における指定基準は含有量として、土壌1kgにつき15mg以下となっている。ただし、土壌汚染対策法における試験方法が真水を使うのに対し、底質調査法は強酸を使用して試料に含まれる水銀を分析するので単純には比較できない。なお、土壌汚染対策法の分析方法は底質調査法より数分の1の値しかでないことが知られている。 海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律による水底土砂に係る判定基準において、「水銀又はその化合物」の溶出量値は銀0.005mg/L以下である。
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水銀(すいぎん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:32 UTC 版)
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水銀
出典:『Wiktionary』 (2021/06/12 12:40 UTC 版)
名詞
発音(?)
- す↗いぎん
翻訳
- アフリカーンス語: kwik
- アラビア語: زئبق (zí’baq)
- ベラルーシ語: ртуць (rtuts’)
- ボスニア語: živa
- ブルトン語: merkur, bevargant, arc'hant-bev 男性
- ブルガリア語: живак (živak), меркурий (merkúrij)
- カタルーニャ語: mercuri
- チェコ語: rtuť
- コーンウォール語: arhans
- ウェールズ語: mercwri
- デンマーク語: kviksølv
- ドイツ語: Quecksilber 男性
- ギリシア語: υδράργυρος (idrárgiros) 男性
- 英語: mercury, hydrargyrum, quicksilver
- エスペラント: hidrargo
- エストニア語: elavhõbe
- バスク語: merkurioa
- フェロー語: kviksilvur
- フィンランド語: elohopea
- フランス語: mercure 男性
- 西フリジア語: kwik 中性
- フリウリ語: mercuri
- スコットランド・ゲール語: mearcair
- アイルランド語: mearcair
- ガリシア語: mercurio
- マン島語: mercur
- ヘブライ語: כספית (kaspit)
- クロアチア語: živa
- ハンガリー語: higany
- アルメニア語: mercuru
- インターリングア: mercurio
- インドネシア語: merkurius
- アイスランド語: kvikasilfur
- イタリア語: mercurio 男性
- カシミール語: tãź
- グルジア語: ვერცხლის (vertsxlis)
- カザフ語: сынап (synap)
- ラテン語: hydrargyrum
- ラトヴィア語: dzīvsudrabs
- リトアニア語: gyvsidabris 男性
- ルクセンブルク語: quecksëlwer
- マレー語: merkuri
- マケドニア語: жива (živa)
- マルタ語: merkurju
- モンゴル語: улаан (ulaan)
- オランダ語: kwik 中性
- ノルウェー語: kvikksølv
- ポーランド語: rtęć 女性
- ポルトガル語: mercúrio 男性
- ルーマニア語: mercur 中性, hidrargir] † 中性, argint viu †
- ロシア語: ртуть (rtut’) 女性, хидраргирум (χidrárgirum) 男性
- スロヴァキア語: ortuť 女性
- スロヴェニア語: živo srebro 中性
- スペイン語: mercurio 男性
- アルバニア語: mërkur
- セルビア語: жива (živa)
- スウェーデン語: kvicksilver
- タジク語: simob
- タイ語: ปรอท (parot)
- トルコ語: cıva
- ウクライナ語: ртуть (rtut’)
- ウズベク語: симоб (simob)
- ベトナム語: thuỷ
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