オームとは?

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オーム 【Georg Simon Ohm】 ○


オーム [1] 【ohm】

電気抵抗SI 単位導体の二点間の電位差が1ボルトで,その間に流れ電流が1アンペアである時,その二点間の電気抵抗を一オームとする。記号 Ω

王蟲

読み方:おうむ
別表記:オーム

マンガおよびアニメ作品風の谷のナウシカ」に登場する架空生き物節足動物に似た形をしており、甲殻複数大きな目などが特徴同作登場する「」の代表的存在として描かれている

オーム 【om】

梵語実際に発音される時はオンとなるので、北方仏教では漢字のの字当て教義上の重要な言葉になっている古代インドベーダ聖典起源とする秘密語(マントラ)で、神に祈るさいの感嘆詞であり、呪文などの冒頭唱える。オームはまた、A・U・Mの三字分解させて、発生維持崩壊の意味とし、世界の展開を表すなどの解釈もある。→ ベーダ

オーム (Ohm, Georg Simon)

オームという人は

ゲオルク・シモン・オーム ゲオルク・シモン・オーム

エルランゲン生まれエルランゲン大学で学ぶ。 1817年ケルンのジェスイスト派の大学数学教授になり、1833年ニュルンベルク工業大学教授1849年ミュンヘン大学実験物理教授となった。

オームの主な経歴

1826年オームの法則発見する。エルステッド以来アンペールビオサバールなどの研究により電磁気定量化進んでいた。 しかし、いまだ多く不確定要素存在しているといった背景にあって、有名なオームの法則発見される。 フーリエ提唱した熱の流れ電気当てはめ、熱でいう2点間の温度差熱流の関係を電気置き換えてみた。 ボルタ電池自作検流計使用し、電線太さ長さを変えて実験をしていくが、現在のオームの法則のような比例関係の式にはならなかった。 熱のようにならない理由電源使用していたボルタ電池にあると見抜いたオームは(短絡回路電池電源電流流している。電池内部抵抗による降下あったようだ)、 数少ない支援者であったポッケンドルフ教授助言もあり、電源ボルタ電池からゼーベック熱起電力置き換え実験試みる。これによりX = a / (b + x)の式を導く。

y

  X:磁気作用強さ

  x:針金長さ回路長)

  aとb:起電力回路抵抗定数。bはほぼ一定

この式が現在知られる I = E / R に発展していくが、これには長い道のりがある。 実験結果から、針金長さ断面積の関係、電池電源解釈抵抗温度係数なども求めている。

1826年に”金属の導電法則決定”という論文発表し、翌年には不朽の名著電気回路数学的研究”をベルリン出版する。 理論的法則を導こうとした結果難解なものとなり、実験内容まで判りくいものになってしまう。 反対する学者多く現れ、この素晴らし発見正当な評価を受けることができなかった。 ドイツ国内ではなかなか業績認められず、国外反響を待ってからドイツ内での評価が高まっていく。

ゲオルク・シモン・オーム

1841年コプリ・メダル受賞1842年ロンドン王立協会会員となる。 1849年52年という話もある)、ミュンヘン大学教授ポストに就くが、このとき他界する5年前であった。

発表こそなかったが、オームの法則は約一世前にキャベンディッシュ発見していたという説もある。

抵抗の単位・オーム

現在オームの名は、抵抗単位オーム[Ω]として、SI組立単位に残っている。


オーム

名前 OhmOmOomOrmOrme

オーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/16 05:42 UTC 版)

オーム: ohm)は、インピーダンス電気抵抗(レジスタンス)、リアクタンス単位である。国際単位系 (SI) における組立単位のひとつである。




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注釈

  1. ^ The NIST Guide to the SI: 9.3 Spelling unit names with prefixes reports that IEEE/ASTM SI 10-2002 IEEE/ASTM Standard for Use of the International System of Units (SI): The Modern Metric System states that there are three cases in which the final vowel of an SI prefix is commonly omitted: megohm, kilohm, and hectare. "In all other cases in which the unit name begins with a vowel, both the final vowel of the prefix and the vowel of the unit name are retained and both are pronounced."
  2. ^ 電気通信事業法「端末設備等規則」第十三条二項一号「直流回路の直流抵抗値は、一メガオーム以上であること。 」
  3. ^ 「事業用電気通信設備規則」第二十九条三・四項「一メガオーム以上の直流抵抗値」。
  4. ^ CGS-emuは三元系なので本来は単位名称を使わないが、便宜上アブオーム (abohm) と呼ばれる

出典

  1. ^ BIPM SI Brochure: Appendix 1, p. 144
  2. ^ 国際単位系(SI) 国際文書第 8 版 付録 1. p. 56
  3. ^ gigohm: Definition from”. Answers.com. 2013年9月16日閲覧。
  4. ^ Hunt, Bruce J (1994). “The Ohm Is Where the Art Is: British Telegraph Engineers and the Development of Electrical Standards”. Osiris. 2nd 9: 48–63. doi:10.1086/368729. https://webspace.utexas.edu/huntbj/1994-Ohm-Osiris.pdf 2014年2月27日閲覧。. 
  5. ^  Werner Siemens: Vorschlag eines reproducirbaren Widerstandsmaaßes. In: Annalen der Physik und Chemie. 186, Nr. 5, 1860, S. 1–20, doi:10.1002/andp.18601860502.
  6. ^ Clark, Latimer; Bright, Sir Charles (1861-11-09). “Measurement of Electrical Quantities and Resistance”. The Electrician 1 (1): 3–4. http://books.google.com.au/books?id=7BdbAAAAYAAJ&pg=PA3#v=onepage&q&f=false 2014年2月27日閲覧。. 
  7. ^ “Report of the Thirty-First Meeting of the British Association for the Advancement of Science; held at Manchester in September 1861”. (September 1861). pp. xxxix-xl. http://www.biodiversitylibrary.org/item/93052#page/44/mode/2up 
  8. ^ Williamson, Professor A; Wheatstone, Professor C; Thomson, Professor W; Miller, Professor WH; Matthiessen, Dr. A; Jenkin, Mr. Fleeming (September 1862). “Provisional Report of the Committee appointed by the British Association on Standards of Electrical Resistance”. Thirty-second Meeting of the British Association for the Advancement of Science. London: John Murray. pp. 125–163. http://biodiversitylibrary.org/page/29361871#page/192/mode/2up 2014年2月27日閲覧。 
  9. ^ Williamson, Professor A; Wheatstone, Professor C; Thomson, Professor W; Miller, Professor WH; Matthiessen, Dr. A; Jenkin, Mr. Fleeming; Bright, Sir Charles; Maxwell, Professor et al. (September 1864). “Report of the Committee on Standards of Electrical Resistance”. Thirty-fourth Meeting of the British Association for the Advancement of Science. London: John Murray. p. Foldout facing page 349. http://www.biodiversitylibrary.org/item/93072#page/434/mode/1up 2014年2月27日閲覧。 
  10. ^ Williamson, Professor A; Wheatstone, Professor C; Thomson, Professor W; Miller, Professor WH; Matthiessen, Dr. A; Jenkin, Mr. Fleeming; Bright, Sir Charles; Maxwell, Professor et al. (September 1867). “Report of the Committee on Standards of Electrical Resistance”. Thirty-seventh Meeting of the British Association for the Advancement of Science. London: John Murray. p. 488. http://www.biodiversitylibrary.org/item/93115#page/578/mode/1up 2014年2月27日閲覧。 
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  12. ^ Jacobi's unit”. 2016年8月1日閲覧。
  13. ^ Historical Studies in International Corporate Business. Teich p34
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  15. ^ The Unicode Standard, Version 8.0. Mountain View, CA, USA: The Unicode Consortium. (August 2015). ISBN 978-1-936213-10-8. http://www.unicode.org/versions/Unicode8.0.0/ch22.pdf 2015年9月6日閲覧。. 
  16. ^ CJK Compatibility” (2015年). 2016年2月21日閲覧。
  17. ^ The Unicode Standard, Version 8.0.0”. Mountain View, CA: The Unicode Consortium (2015年). 2016年2月21日閲覧。


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