ぶ【分】
ぶ【分】
読み方:ぶ
1 どちらに傾くかの度合い。自分のほうに有利になる度合い。「対戦成績では―が悪い」
5 全体を10等分したもの。10分の1相当の量。「工事は九―どおり完成した」「三―咲きの桜」
6 単位の名。
㋐割合・利率で、1割の10分の1。全体の100分の1。「打率二割三―」
㋓温度で、1度の10分の1。体温にいう。「七度八―の熱が出た」
ふん【分】
読み方:ふん
⇒ぶん
ふん【分】
読み方:ふん
1 時間の単位。1分は60秒で、1時間の60分の1。記号min ミニット。「―刻みで行動する」
2 角度および経度・緯度の単位。1分は1度の60分の1。記号′ 分角。
3 尺貫法の目方の単位。1分は1匁(もんめ)の10分の1、厘(りん)の10倍。
[補説] 上に来る語によって「ぷん」ともなる。
ぶん【分】
読み方:ぶん
[音]ブン(呉) フン(漢) ブ(慣) [訓]わける わかれる わかる わかつ
〈ブン〉
1 全体をいくつかにわける。別にする。別々になる。「分解・分散・分譲・分担・分配・分布・分離・分類・分裂/案分・区分・細分・等分・配分」
2 全体からわかれた一部。全体を構成する一部。「分家・分校・分身/水分・成分・部分・養分」
4 各人にわけ与えられたもの。性質・身分・責任など。「分限・分際/応分・過分・士分・自分・性分(しょうぶん)・職分・随分・天分・本分・身分・名分」
5 物事の程度や状態。「分量/気分・十分・寸分・存分・多分・大分・余分」
6 見わける。わかる。「分明(ぶんめい・ぶんみょう)/検分」
〈フン〉
〈ブ〉
[名のり]くまり・ちか・わか
ぶん【分】
分
分
分
分
分(長さの単位)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:33 UTC 版)
長さの単位としての「分」は、寸の1⁄10 である。寸が約30.303 mmであるので、分は、約3.0303 mm である。 「寸」とともに使う場合、「一寸二分」(= 1.2寸)のように表す。1の位が0の場合は、単に「二分」(= 0.2寸)のように表す。一分は常に基準単位である寸の1/10(すなわち0.1寸)を表すのであって、0.1尺を意味することはない。したがって、一尺三分は、1.3尺ではなく、1尺+0.3寸 = 1.03尺 である。 ことわざの「一寸の虫にも五分の魂」は、1寸(約3cm)ほどの小さい虫にも、0.5寸ぐらいの意地や思いはあるという意味である。 文(もん)は、主として足袋や靴など履物の大きさを表すのに用いられた長さの単位で、約2.4センチメートルであるが、この「文」の1⁄10も、「分」という。 なお、ワイヤやボルトなどの鋼材の直径を示す場合、ヤード・ポンド法における1⁄8インチ(十進表記で 0.125 インチ;十二進表記で 0.16 インチ = 1ライン6ポイント)が基本単位として用いられることがある。1⁄8インチ は 正確に3.175 mm であり、尺貫法の分の長さに近いことから、便宜的にこれを「分」と呼ぶ場合がある。例えば、3⁄8インチ(十二進表記で 0.46インチ = 4ライン6ポイント)を 3 分、1⁄2インチ(十二進表記で0.6インチ = 6ライン)を 4 分と呼ぶ。
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分(質量の単位)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:33 UTC 版)
質量の単位としての「分」(読みは、「ふん」。後述。)は、匁の1⁄10である。匁は正確に 3.75 g であるので、分は、正確に 0.375 g である。匁は、「もんめ」(単位記号は、mom)と表記されて「真珠の質量の計量」の場合に限って認められるが、分は使用が禁止されている(前述)。
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分(温度の単位)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:33 UTC 版)
温度の単位としての「分」は、度の1⁄10 である。例えば 36.5度を「三十六度五分」と呼ぶ。ただし、この呼び方は、国際単位系でも日本の計量法体系でも認められていない。
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分
出典:『Wiktionary』 (2021/12/03 12:56 UTC 版)
発音(?)
名詞
- (ブン) 分け与えられたもの。わけまえ。
- (ブン) 金額や時間、労力などに相当するもの。
- (ブン) 立場や身分。分際。
- 分不相応
- (ブン) 物事の様子・状態。
- 「この分なら大丈夫だ」
- (ブン) ことの範囲。
- (フン)時間の単位。60秒=1分、60分=1時間。読みは直前の数詞の音に合わせフン、ブン、プンと変化する。
- (フン) 角度の単位。60秒=1分、60分=1度。読みは上に同じ。
- (ブ) 割合の単位。1割=10分、1分=10厘。
- (ブ) 古い時代の割合の単位。上の単位の10倍に相当する。
- (ブ) 温度の単位。1度=10分。
- (ブ) 尺貫法における単位。
- (ブ) 江戸時代の貨幣単位。
- (ブ) 立場や身分。身の程。
- 分をわきまえよ。
- (ブ) うまくいく可能性。有利性。勝敗の比率。
- (ブ) 利益の上がりやすさ。儲けの比率。
語源
翻訳
- イタリア語: minuto 男性
- 英語: minute (en)
- エスペラント: minuto
- オランダ語: minuut
- シンハラ語: විනාඩිය (vināḍiya), මිනිත්තුව (minittuva)
- スウェーデン語: minut 通性
- スペイン語: minuto 男性
- スロヴェニア語: minuta 女性
- セルビア語: キリル文字: минута 女性/ローマ字: minuta 女性
- 朝鮮語: 분 (ko) (bun)
- デンマーク語: minut 中性
- ドイツ語: Minute 女性
- フィンランド語: minuutti
- フランス語: minute (fr) 女性
- ボスニア語: minuta 女性
- リトアニア語: minūte 女性
- ロシア語: минута
接尾辞
熟語
参考文献
分
分 |
「分」の例文・使い方・用例・文例
- だいたい7時ごろです.正確には7時2分前です
- 証拠不十分で彼は無罪となった
- 分割払いで払う
- 夫は自分で商売を始めることにした
- 君は自分自身の行動について責任がある
- 自分の落ち度を認める
- 彼女は自分の本の中で彼の助力に謝意を述べた
- この部分をまっすぐ横に切ってください
- 彼女は自分の怒りをだれかにぶつけたかった
- 彼は自分のしたことを後悔している
- 彼は自分の生き方を会社に合わせることができなかった
- 十分な駐車設備
- あなたの給料は家族を養うのに十分ですか
- 自分の意見に固執する
- 彼は自分の罪を認めた
- 彼は自分が現実的でないかもしれないことを認めながらも,その原則に固執した
- 自分はまちがっていたと認めざるを得ない
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- 私はこの図書館が十分に利用されることを望みます
- 自分の事ぐらい自分で何とかできるさ
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