桜とは?

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読み方:さくら

桜(さくら)といえばバラ科落葉高木の名前ですが、「馬肉」の俗称、あるいは「客のふりをして他の客に紛れ込み売り手仲間」の俗称として用いられることもあります

「桜」という漢字訓読みでは「さくら」、音読みでは「オウ」と読みます。ただし、人名に用いられる場合この限りではありません。「桜」はいわゆる新体字であり、旧字体では「櫻」と表記します。中国語繁体字旧字体と同じ「櫻」、簡体字では「樱」と表記されます。

樹木種類としての桜は春の短期間一斉に花を咲かせることで知られ、日本では特に好まれる植物です。桜の花を「桜花」(おうか)と呼び樹木としての桜は「桜樹」(おうじゅ)と読んで言い分ける場合あります。桜の樹皮漢方薬材料として用いられ「桜皮」(おうひ)と呼ばれます。

桜の品種は、ソメイヨシノ代表格といえますが、他にもヤマザクラカンヒザクラエドヒガンなどの種があります後者3種野生種野生桜)に該当します。ソメイヨシノ野生種ではなく交配により人工的に生み出され、接ぎ木によるクローン作成植樹によって全国にもたらされた種です。どの個体クローンであり遺伝子情報同一であるため個体差がなく、同じ地域にある(気候条件が同じ)ソメイヨシノ一斉に咲いて一斉に散るというわけです。

「桜」は俗に馬肉を意味する呼び名としても用いられます。「桜肉」「さくら肉」あるいは「さくら」と表記される場合あります。もともとは獣肉食が禁止されていた時代に用いられた隠語のたぐいだったようですが、なぜ馬肉を「さくら」と呼ぶのかは諸説あり定かではありません。たとえば「新鮮な馬肉の色を桜に見立てた」というような説はあります

商売上の「客のふりをした売り手仲間」を俗に「桜」と呼ぶ場合多々あります。たいていは「サクラ」とカタカナ表記されます。サクラはもともとは露天商テキ屋)の客引き手段として、一般客を装って店や品物それとなく宣伝し、他の一般客に興味を抱くように仕向ける役割の者です。昨今では行列集会に加わって大人気大盛況あるかのような雰囲気を盛る役割や、オンライン通販サイト口コミサイトなどで販売者側に通じている関係者高評価レビュー投稿するという役割などもサクラと呼ばれます。

さくら [0]

バラ科サクラ属落葉高木または低木北半球温帯暖帯分布2030種がある。日本に最も種類多く奈良時代から栽植され、園芸品種も多い。春、先立ちまたは同時に開花。花は淡紅色ないし白色の五弁花で、八重咲きのものもある。西洋実桜みざくら)の実はサクランボといい、食用。材は器具版木薪炭用。重弁の花を塩漬けにして桜湯として飲み桜餅使用染井吉野代表的であるが、山桜江戸彼岸大島桜八重桜各地に植えられている。日本の国花[季] 春。
馬肉俗称
桜色」の略。
露店などで、客の買い気をそそるため、客のふりをして買い物をする売り手仲間ただで見るの意から芝居無料見物人の意となり、そこから生じたという
桜襲がさね)」の略。
家紋の一。の花、花と枝葉をかたどったもの。

おう[漢字]

わう [音] オウ
第一人者王座打点王
日本で、皇族。みこ。 王女親王しんのう
あふ [音] オウ
くぼむ。へこむ。くぼみ。 凹凸凹版凹面鏡
あう [音] オウ
なか。まんなか震央中央
[音] オウ
こたえる。
返事をする。応答呼応
相手になる。応接応戦応対
他の動きにこたえて動く。応急応用順応じゆんのう)・対応・適応
ふさわしい。つりあう。 応分照応相応
わう [音] オウ
いく。ゆく。
出かける。赴く往還往診往復往来往路来往
去る。往生おうじよう
昔。過去往時往年既往
のち。あと。 往往以往
あふ [音] オウ
おす。
判などをおす。押印押捺おうなつ
詩で、韻をふむ。 押韻
古文書公文書などに見られる図案化されたサイン花押かおう
わう [音] オウ
[音] オウ
原義は、吐く意欧羅巴ヨーロツパ)」の略。 欧州欧文欧米西欧渡欧
[音] オウ
うつ。たたく。なぐる。 殴殺殴打
わう
⇒ こう [漢]
あう [音] オウ
さくら。 桜雲桜花桜樹桜桃観桜
をう [音] オウ
年老いた男。おきな。 翁媼おうおう)・老翁
わう
⇒ こう [漢]
あう [音] オウ
おく。おく深い。 奥義蘊奥うんおう)((うんのう))深奥
内にかくれたところ。 胸奥心奥内奥
陸奥むつ)国」の略。 奥羽奥州
あう [音] オウ
年老いた女。おうな。 翁媼おうおう)・老媼
[音] オウ
はく。もどす。 嘔気嘔吐おうと
わう [音] オウ
よこ。東西または左右方向横断縦横
よこたわるよこたえる横臥おうが)・横転
勝手気まま。よこしま横行横暴横領専横
不慮の。理由のない。 横禍横死
勢いが盛んなさま。 横溢おういつ
あう [音] オウ
原義は、おかの意墺太利オーストリア)」の略。 独墺・普墺戦争
あう [音] オウ
もだえ悩む。後悔する。 懊悩煩懊
[音] オウ
うた。うたう。たたえる謳歌
あう [音] オウ
[音] オウ
かもめ。 鷗盟白鷗


さくら 【桜】

バラ科サクラ属落葉木木花之開耶姫サクヤサクラになったと一説にある。日本ではと共に国花とする。散りぎわが美しいとして日本男子象徴とされ、多く若者がこれを例に出されて戦死している。平安から鎌倉末まで、東大寺醍醐寺賀茂社などで桜会称する法会が修されていた。桜の観賞をかねたもの西洋では純潔処女象徴とする。京都平野神社四月一〇日の桜祭は有名。

作者服部まゆみ

収載図書時のかたち
出版社東京創元社
刊行年月1992.1
シリーズ名ミステリ・フォー・ユー

収載図書ほっとミステリーワールド
出版社リブリオ出版
刊行年月2000.4


「桜」

作者島田和幸

収載図書恋愛短編小説 3
出版社愛知出版
刊行年月2003.12


作者平山夢明

収載図書東京伝説死に逝く街の怖い話
出版社竹書房
刊行年月2004.5
シリーズ名竹書房文庫

収載図書怖い本 8
出版社角川春樹事務所
刊行年月2008.7
シリーズ名ハルキ・ホラー文庫


作者原田諭美

収載図書今朝の幸せ
出版社文芸社
刊行年月2004.10


作者バリー・ユアグロー

収載図書ケータイ・ストーリーズ
出版社新潮社
刊行年月2005.4


作者木戸

収載図書虚像
出版社文芸社
刊行年月2006.2


作者七瀬由秋

収載図書アリスは語る
出版社リーフ
刊行年月2006.9
シリーズ名ジグザグノベルズ


作者福永美知子

収載図書六甲に抱かれて
出版社文芸社
刊行年月2008.8


作者井上荒野

収載図書あなたの
出版社角川書店
刊行年月2008.11


作者田中英光

収載図書桜・愛青春と生活
出版社講談社
刊行年月1992.9
シリーズ名講談社文芸文庫


作者夫馬基彦

収載図書恋の呼び出し恋離
出版社中央公論社
刊行年月1995.7


作者上田千之

収載図書アユの川
出版社近代文芸社
刊行年月1996.6


作者桐野夏生

収載図書輝き一瞬―短くて心に残る30
出版社講談社
刊行年月1999.1
シリーズ名講談社文庫


作者江戸美保

収載図書薔薇の函
出版社乃村工藝社MEDIA2u
刊行年月2002.6

収載図書翳り
出版社乃村工藝社MEDIA2u
刊行年月2002.12


作者大江康大

収載図書生命
出版社新風舎
刊行年月2002.8
シリーズ名シンプーブックス


作者庄司肇

収載図書庄司肇作品集 第5巻 掌編小説随筆集
出版社作品社
刊行年月2003.8


作者鈴木康

収載図書ぐーるど先生怪異
出版社鳥影社
刊行年月2003.9


読み方:さくら

  1. ①〔隠〕1、的屋仲間で客の中に混ぜておく仲間のもの。2、馬肉のこと。馬肉桜色だからである。②〔花言〕潔白清節の意。
  2. ⑴〔香〕客らしく見せかけておく仲間の者。⑵馬肉のこと、色が桜色をしているから。⑶〔花言〕潔白清節の意。
  3. ①客の中に混つて購売心をそそる役をする者。花の桜で人寄せするところから連想して。〔香〕②馬肉色彩連想。〔俗〕
  4. 露店商人等が客の購買欲をそそるために使う仲間をいう。②酒類一切のこと。③木綿衣類のこと「さくらぎ」ともいう。

分類 香具師香具師花言葉、香/俗/一般


読み方:さくら

  1. 作楽」ノ文字一般ニ用ヰラルルモ、「さくら」ハ策略ヨリ出ヅル詞ナランカ、往々大道商人ナド呼売ヲナス者、人寄ノ中ニ同類ノ者アリテ客人ノ風ヲ装ヒ、先ンジテ之ヲ買需メ一般人欲望ヲ唆カシ、或ハ其人寄ノ雑踏ニ乗ジ、見物人油断ヲ窺ヒ携帯金品窃取スルナド、之等ノ手段ヲ講ズル人物ヲ云フ。〔第二類 人物風俗
  2. 的屋仲間にて、客の中に混ぜて置く仲間のものをいふ。例へば路店商人が盛んに効能書を並べたてて居ると、客の中から「これは安い」とか、「なるほど良い品だ」など云つて客を装ふてその品を買ひ求める。すると一般の客も誘引されて買ふといふ方法である。〔犯罪語〕
  3. 〔的〕仲間のこと。客に化け仲間客引きのこと。「コツ」に同じ。
  4. 的屋仲間にて、客の中に混ぜて置く仲間のものをいふ。例へば路店商人が盛んに効能書を並べたてて居ると、客の中から「これは安い」とか。「なるほど良い品だ」など云つて客を装ふてその品を買ひ求める。すると一般の客も誘引されて買ふといふ方法である。
  5. 人を誘惑するために使ふおとり。
  6. 露店商人などが品物購買心を誘ふやうに客の中に入れて置く自分等の仲間をいふ。
  7. 露天商人等が客の購買欲をそそる為に使ふ仲間を云ふ。例へば「ロクマ(易者)」が手相占ふ時に客を装ふた「さくら」が群集前に自己の手相を占ひせしめ一々合鎚を打つて群集を信ぜしむる事等を云ふ。
  8. (一)香具師顧客を装つて買ふ真似をする仲間。(二)馬肉のこと。
  9. 客の如く装い客の中に混ぜて置く仲間弘前 的屋仲間
  10. 香具師の方ではコツとも云っている。商売を一そう有利にするために、仲間を客に仕立てて、他の本当の客の購買心をあおるためのものである。〔香具師不良

分類 ルンペン大阪犯罪語/的屋仲間、的、的屋的屋縁日商人語、的屋仲間香具師不良


読み方:さくら

  1. 人をペテンにかける為グルになつてゐる片割相棒
  2. 詐欺賭博共謀者。〔朝鮮人隠語
  3. 詐欺賭博共犯者を云ふ。
  4. 詐欺賭博共犯者客引きのために合意賭ける者。

分類 朝鮮人朝鮮人隠語賭博


読み方:さくら

  1. 酒類一切。〔第六類 器具食物
  2. 酒類一切を云ふ。

読み方:さくら

  1. 市街繁華ノ場所。〔第七類 雑纂
  2. 繁華なる場所を云ふ。

読み方:さくら

  1. 桜肉の略。
  2. 馬肉のことをいふ。馬肉桜色を呈して居るから。〔花柳語〕
  3. 馬肉のことをいふ。馬肉桜色を呈して居るから。
  4. 馬肉を云ふ。

分類 花柳界花柳


読み方:さくら

  1. 鳥肉。〔花柳界

分類 花柳界

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方:サクラsakura

バラ科落葉高木種類多く白色淡紅色花が咲く古来より花の王とされ、日本の国花でもある

季節

分類 植物

















地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。


駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
さくら
さくらさき

サクラ

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/27 15:58 UTC 版)

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サクラ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : サクラ亜科 Amygdaloideae
: サクラ属 Cerasus もしくは
スモモ属 Prunus
亜属 : 上位分類をスモモ属とした場合は
サクラ亜属 subg. Cerasus
和名
サクラ
英名
Cherry blossom
  • サクラ節 sect. Cargentiella
  • ミザクラ節 sect. Cerasus
  • ミヤマザクラ節 sect. Phyllomahaleb
  • ロボペタルム節 sect. Lobopetalum

サクラ、英訳:Cherry blossom、Japanese cherry、Sakura)は、バラ科サクラ亜科サクラ属(国によってはスモモ属に分類)[1]落葉広葉樹の総称。一般的に桜色と表現される白色や淡紅色から濃紅色のを咲かせる。サクラはヨーロッパ・西シベリア日本中国米国カナダ[2]など、主に北半球温帯に広範囲に自生しているが[3][4]、歴史的に日本文化に馴染みの深い植物であり、その変異しやすい特質から特に日本で花見目的に多くの栽培品種が作出されてきた(#日本における栽培品種と品種改良#日本人とサクラ)。このうち観賞用として最も多く植えられているのがソメイヨシノである。鑑賞用としてカンザンなど日本由来の多くの栽培品種が世界各国に寄贈されて各地に根付いており(日本花の会キューガーデン全米桜祭りなど参照)、英語では桜の花のことを「Cherry blossom」と呼ぶのが一般的であるが、日本文化の影響から「Sakura」と呼ばれることも多くなってきている。

サクラの果実はサクランボまたはチェリーと呼ばれ、世界中で広く食用とされる。日本では、塩や梅酢に漬けた花も食用とされる[5]

サクラ全般の花言葉は「精神の美」「優美な女性」、西洋では「優れた教育」も追加される[6]

野生種の分類

サクラ属(狭義のサクラ属)とスモモ属(広義のサクラ属)

サクラ類をサクラ属Cerasus、ケラスス)に分類するか、スモモ属Prunus、プルヌス)に分類するか国や時代で相違があり、現在では両方の分類が使われている。ロシア中国、1992年以降の日本ではヤマザクラセイヨウミザクラなどサクラのみ約100種をサクラ属(Cerasus)として分類するのが主流である(狭義のサクラ属)。一方で西欧北米では各種サクラとスモモモモウメウワミズザクラなど約400種を一括してスモモ属(Prunus)として分類するのが主流である(広義のサクラ属)。これは比較的サクラ類の多いロシアや中国ではサクラ類を独立した属として分類していたのに対し、伝統的にサクラ類の少ない西欧と北米ではサクラ類をスモモやモモやウメなどと一括して分類していたためである。日本の科学は西欧や北米の基準に合わせる事が多かったため従来はサクラ類をスモモ属(Prunus)としていたが、1992年の東京大学大場秀章の論文発表以降は、実態に合ったサクラ属(Cerasus)表記が主流である[7]。なお、この「種」とは分類学上の種(species)のことで野生に自生する種のみを指し、種(species)の雑種や種(species)の下位分類の変種(variety)や、全く異なる分類体系となる野生種から開発された栽培品種(cultivar)は種(species)の数に含めないことに留意する必要がある[8]

西欧と北米式のスモモ属(Prunus)による分類法

スモモ属(Prunus)は約400の野生の種(species)からなるが、主に果実の特徴から5から7の亜属に分類される。サクラ亜属 subg. Cerasus はその一つである。サクラ亜属は節に分かれ、それらは非公式な8群に分かれる[要出典]

このうちサクラ亜属には100の野生の種(species)があり、日本に古来から自生するものとしてはヤマザクラオオヤマザクラカスミザクラオオシマザクラエドヒガンチョウジザクラマメザクラタカネザクラミヤマザクラクマノザクラの10種、もしくはカンヒザクラも加えた11種(species)である[9][10]。日本人は歴史的にこれらの野生種からサトザクラ群に代表される200品種以上(分類によっては600品種[11])の栽培品種を生み出して花見に利用してきたのである[12]

  • サクラ節 sect. Cargentiella (sect. Pseudocerasus)
    • ヤマザクラ群 - ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ など
    • エドヒガン群 - エドヒガン など
    • マメザクラ群 - マメザクラ など
    • チョウジザクラ群 - チョウジザクラ など
    • カンヒザクラ群 - カンヒザクラ など
    • サトザクラグループ(雑種からなる群)
  • ミザクラ節 sect. Cerasus
  • ミヤマザクラ節 sect. Phyllomahaleb
    • ミヤマザクラ群 - ミヤマザクラ など
  • ロボペタルム節 sect. Lobopetalum

サクラ属であり、やはり名前に「サクラ」と付くイヌザクラウワミズザクラなどはウワミズザクラ亜属 subg. Padus(もしくはウワミズザクラ属 Padus)であり、サクラ亜属ではない。

かつてはニワザクラ、ユスラウメなどを含むユスラウメ節 sect. Microcerasus もサクラ亜属とされたが、Krüssmann (1978) によりニワウメ亜属 subg. Lithocerasus に分離された。分子系統からは、ニワウメ亜属はサクラ亜属とは別系統であり、しかもスモモ亜属/モモ亜属 Prunus/Amygdalus alliance 内に分散した多系統という結果が出ている[13]。ただし、サクラ亜属をサクラ節 sect. Cerasus(通常のサクラ亜属)とニワウメ節 sect. Lithocerasus(ニワウメ亜属とウワミズザクラ亜属?)に分ける資料もある[14]

栽培品種と品種改良

ワシントンD.C.タイダルベイスンのサクラ。日本から寄贈された栽培品種のサクラを起源とする全米桜祭りが毎年開催されている。

サクラは突然変異が多い植物であり、樹形、花期、花と花弁の付き方・数・形・大きさ・色、実の増減、耐候性、病害虫への強靭性などで新しい特性が発現しやすい。このため野生のサクラの中から鑑賞や食用に有用な突然変異した個体や種間雑種で望ましい特性を持った個体を選抜して育成し、これを接ぎ木挿し木で増殖することで様々な栽培品種が広まっていった。日本では主に、花付きが多く、一輪の中の花弁が多く(八重咲き)、花の色も見栄えがするなどの鑑賞目的で品種改良が進んだのに対し、西欧では実をより有用な食品にするため、実を大きく、収穫量が多くなるような品種改良が行われてきた。

日本における栽培品種と品種改良

多くの栽培品種を生み出した日本固有種オオシマザクラ

日本に自生する野生種のサクラは上記の10種、もしくは11種(species)であり、世界の野生種の全100種(species)から見るとそう多くはない。しかし日本のサクラに関して特筆できるのは、この10もしくは11種の下位分類の変種(variety)以下の分類で約100種の自生種が存在し、古来からこれらの野生種から開発してきた栽培品種(cultivar)が200種以上存在し[12]、分類によっては最大で600種存在すると言われており、世界でも圧倒的に多種多様な栽培品種を開発してきた事である[11]

日本人はこれら野生の種が他の種と交雑したりしながら誕生した突然変異個体と優良個体を選抜・育成・接ぎ木などで増殖してそれを繰り返すことで、多種の栽培品種を生み出してきた。エドヒガンヤマザクラオオシマザクラなどは比較的に変性を起こしやすい種であり、特にオオシマザクラは成長が速く、花を大量に付け、大輪で、芳香であり、その特徴を好まれて結果として栽培品種の母親となって多くのサトザクラ群を生み出してきた[15][16][17][11]。2014年に発表された森林総合研究所の215の栽培品種のDNA解析結果により、日本のサクラの栽培品種は、エドヒガンから誕生したシダレザクラのように一つの野生種から誕生した存在は稀で、多くがオオシマザクラに多様な野生種が交雑して誕生した種間雑種であることが判明した[18]。なおソメイヨシノはオオシマザクラを親とするが父親なのでサトザクラ群には含めない。ここでは栽培品種のごく一部の代表的な品種をあげる。

生態

サクラの蕾

日本では、ほぼ全土で何らかの種類が生育可能である。様々な自然環境に合わせて多様な種類が生まれており、日本においてもいくつかの固有種が見られる。たとえばソメイヨシノの片親であるオオシマザクラは伊豆大島など、南部暖帯に自生する固有種とされる。日本では少なくとも数百万年前から自生しているとされ、鮮新世の地層とされる三朝層群からムカシヤマザクラの葉の化石が見つかっている[19]

全てではないが、多くの種に共通して見られる特徴を挙げる。雌雄同株であり、中高木から低木程度の大きさである。若い樹皮は光沢がありカバノキにも似た水平方向の皮目が出来、この部分は細胞に隙間が生じて呼吸孔になっている。古くなると皮目が消えて表面から徐々に細かく風化していく。葉の形は楕円形であり、枝に互生し、葉の縁はギザギザ(鋸歯)になっている。葉に薄い細毛が生えるものも少なくない。葉は秋になると紅葉する。根は浅く水平に広がり、ここから新たな茎(ひこばえ)がしばしば生え、不定根も良く発生する。

サクラは木を傷つけるとそこから腐りやすい性質を持つ。昔は剪定した部分の消毒も難しかったため、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という諺もある。このため、花見の宴会でサクラの木を折る観光客の被害によってサクラが弱ってしまうこともある。しかし適切な剪定は可能である。本来、特に自生種は病害にも害虫にもそれほど弱くはないが、人為的に集中して植えられている場合や人工的に作られた品種はこれらに弱くなる場合もある。

古木として知られる桜も多い。日本三大桜がいずれも樹齢千年を超える老古木となっているほか、五大桜も古木が多く、内神代桜は樹齢が1800年を超えているとされる。それ以外にも有名で長寿の一本桜が多く存在する[20]

花弁の色
ソメイヨシノの花

サクラの花弁の色は一般的に白色から濃い紅色までのグラデーションの範囲にあり、例外的に黄色のウコンや緑色のギョイコウなどがある。この紅色系の発色はアントシアニンという色素によるものであり、紅葉や若葉の赤系の色もアントシアニンの作用である。アントシアニンの合成には低温と紫外線が必要なため、温暖な地域や年、屋内での育成は白色が強い花弁となりやすい。そのため、クローンであり同じ特質のソメイヨシノでも、温度環境の地域差により西日本より東北の個体の方が紅色が濃いと言われたり、温暖化による年差により昔と比べて白くなっていると言われがちである。また開花から散るまでの色の変化もアントシアニンの密度の変化によるものであり、つぼみの紅色は開化と共にアントシアニンの密度が薄くなって花弁が白くなっていき、散り際には花弁で新たに合成されたアントシアニンが花弁や雄蕊やめしべの基部に集まって赤くなっていく[21]

花弁の数

花を観賞する栽培品種として好まれたため様々な姿の花が見られ、花びらの数は五枚から百数十枚まで幅広い。サクラに限らないが用語を挙げる。花弁が五枚までのものを一重、五枚から十枚のものを半八重、十枚以上の花弁を持つものを八重といいサクラの場合はヤエザクラと称している。また、花弁が非常に多く、一枚一枚が細長い場合、菊咲きと称する。さらに花弁雄蕊の中にさらに萼、花弁、雄蕊のある二重構造のものも見られ、これは段咲きと呼ばれる。花弁の枚数の増え方には雄蕊が花弁に変化するものと、花弁や雄蕊そのものが倍数加する変化が見られる[22]

花の付き方と見分け方

西欧と北米の分類法ではサクラと同じスモモ属となるモモウメ花柄が短く枝から直接生えているかのように咲くが、サクラとスモモはこれらと違って長い花柄を持っており枝から離れて垂れ下がるようにして咲く。さらにスモモの特徴として前年に葉が有った葉痕の基部に2つか3つの冬芽がつくが、サクラは1つの冬芽が付き、これが花の集合体となる花序となり、この点でサクラと近縁の植物の見分けが可能である。さらにサクラの中の種を見分けるには、個体差があって見分けにくい花弁よりも、種ごとの差異が大きく見分けやすい萼や花序の形態に注目する必要がある[23]

開花期

開花期は種や地域によるばらつきが大きい。日本においては1月、沖縄県カンヒザクラを皮切りに咲き始め、東京ではまずカンザクラなどのカンヒザクラを由来とする早咲きの栽培品種が咲き、ソメイヨシノが咲いた後の4月中旬以降にヤエザクラが咲く。北海道のオオヤマザクラは5月に花を咲かせ、標高2000m以上ではタカネザクラが7月に花を咲かす。

クローンのソメイヨシノは同環境下になりやすい同地では個体ごとの開花期の差が少なく、ほぼ一斉に咲き一斉に散る。

日本の代表的な品種のソメイヨシノでは、開花から満開まで1週間で、満開から散るまで1週間、花の見頃は悪天で早まらなければ満開前後の1週間程度である。ソメイヨシノはクローンであるため同じ環境にさらされる同地では個体ごとの差異がほぼなく、ほぼ一斉に咲き一斉に散る。なおソメイヨシノが爆発的に植えられる前の江戸時代までの日本では、遺伝的に個体差のあるヤマザクラや多様な栽培品種が花見の主流であったため、個体ごと、種ごとに少しづつ次々と咲いていくサクラを長い期間をかけて鑑賞していくという花見のスタイルであった[24]

サクラには花と葉が同時に展開する種が多くあるが、日本の野生種の中ではエドヒガンが例外的に葉が展開する前に花が咲く特質を持っており、エドヒガンから誕生した栽培品種のソメイヨシノやシダレザクラもこの特質を受け継いでいる。エドヒガンは他の多くの野生サクラや昆虫の活動期より少し前に花を咲かせるが、他に開花している種が少ないため効率的に虫をおびき寄せることができ、これが生存戦略となっている[25]。なお、花が散る頃に葉が混ざって生えた状態から初夏過ぎまでを葉桜と呼ぶ。

サクラは花芽を作ると葉で休眠ホルモンを作って休眠する。一定の寒さに置かれることによって休眠が打破され、その後暖かくなり始ると開花を迎える。この工程は一般的には冬から春にかけて行われることが多いが、秋に何らかの影響で葉がなくなった場合などに休眠ホルモンが足りず、寒い日を2 - 3日経てその後小春日和になるとこの条件を満たしてしまい狂い咲きが起きる。このように異常な個体の狂い咲きとは別に、毎年春に加えて秋から冬にかけて花を咲かせるジュウガツザクラやフユザクラなどの二季咲きの品種もある[26]

サクラが以前に比べ若干早く咲く現象も見られている。これには温暖化の影響が見られ、また、都市部で開花が早まることはヒートアイランド現象も少なからず影響している。また、九州では桜前線が、普通とは逆に南下する例も現れた。これは、冬が暖かすぎると休眠打破が起こりにくいため、暖かい九州南部では開花が遅れるのだと考えられる[27]。これらは季節学的な自然環境の変化を端的に表す指標にもなっている。

花の蜜

ソメイヨシノの花を食べるオスのニュウナイスズメ

サクラの花からはが出ているため、サクラの花が咲く時期にはスズメメジロヒヨドリなどの鳥類が見られる[28]。メジロはを花に入れて蜜を吸うことが多いが、スズメは嘴が太くて短いため花の横から穴をあけて蜜を吸うことが多い[28]

日本人とサクラ

花見と栽培品種開発の歴史

日本においてはサクラは、関心の対象として特別な地位を占める花である。

姫路城とサクラ

日本では固有種を含んだ分類学上の10もしくは11種(species)の基本の野生種を基に[9][10][注釈 1]、これらの変種(variety)以下の分類を合わせて100種以上の自生種があり、さらにこれらから育成された栽培品種(cultivar)が200種以上あり[12]、分類によっては600種ともいわれる品種が確認されている[11]。なおこのうち100品種余りは北海道松前町由来のマツマエハヤザキなどを掛け合わせるなどしてベニユタカなどの多品種を生み出した浅利政俊が作出したものである[29][30]

日本では果実(サクランボ)を食用とするほか、花や塩漬け食品などに利用されるが、特に平安時代国風文化の影響以降に、桜は観賞用途(花見)で花の代名詞のような特別な位置を占めるようになった。当初は鑑賞の対象とされる代表的な品種は野生に自生するヤマザクラであった。これに加えて、花弁の数や色、花の付け方などの観点から見栄えが良かったり突然変異の珍しい特徴を持つ野生の個体を何世代にもわたって選抜育種し、優れた個体を接ぎ木などの方法で増殖させることで様々な栽培品種が開発されて、花見に利用された。既に平安時代には八重桜が接ぎ木によって増殖されていたらしいことや「しだり櫻」や「糸櫻」などが存在したことが当時の文献に記録されている。また鎌倉時代以降に鎌倉周辺に自生するオオシマザクラが栽培されるようになり、これが京都に持ち込まれたと考えられており、室町時代にオオシマザクラを由来とするフゲンゾウミクルマガエシ等が生まれた。江戸時代にはオオシマザクラの優れた特質からカンザンなどの多種のサトザクラ群やソメイヨシノ(染井吉野)などが生まれ、河川の整備に伴って、護岸と美観の維持のために柳や桜が積極的に植えられた。江戸時代末期には現代の日本で見られるのと大差のない300を超える多くの品種が存在するようになった[15][16][17][31][22]

明治時代に入り、大名屋敷の荒廃や文明開化西洋化のため庭園が取り潰されると同時に、そこに植えられていた数多くの栽培品種の桜が伐採され、植えられるのはソメイヨシノばかりになっていった。これを憂いた駒込の植木・庭園職人の高木孫右衛門は多くの栽培品種の枝を採取し自宅の庭で育てた。これに目を付けた江北地区戸長(後に江北村村長)の清水謙吾が村おこしとして荒川堤に多くの品種による桜並木を作り「五色桜」として評判となり、これを嚆矢として多くの栽培品種が小石川植物園などに保存されることになり、その命脈を保った[32]

また第二次世界大戦で荒川堤も壊滅的な被害を受けるが、第二次大戦中は埼玉県川口市安行の植木業者の小清水亀之助らが品種の保護に尽力し、戦後の1950年頃には国立遺伝学研究所が、1960年代には多摩森林科学園が小清水らから苗を譲り受け、現在では前者に250系統350個体、後者に500系統1300個体のサクラが植えられて、江戸時代以前からのサトザクラの命脈を保っている。またイギリスの園芸家C・イングラムが保存していたタイハクのように、一度日本で消滅した品種が日本に里帰りすることで、江戸時代以前のサクラの命脈を補完している。戦後の高度経済成長期にはソメイヨシノの植樹が日本全国で爆発的な勢いで進められ、サクラの中で最も多く植えられた栽培品種となっている[32][33]

今日でもサクラの栽培品種の作出は続けられており、珍しい方法としては、2007年に理化学研究所が世界で初めてサクラの在来品種に重イオンビームを照射して新品種ニシナザオウ(仁科蔵王)を作出することに成功している[34]

今日、とりわけ多くの栽培品種のサクラが見られる名所としては、松前公園(250品種)、日本国花苑(200品種)、日本花の会結城農場(350種)、造幣局桜の通り抜け(134品種)などがあげられる。(品種数は野生種と、野生種の雑種と下位分類を含んだ数)

文化・文献におけるサクラの歴史

富士山とサクラ。歌川広重
京都府京都市仁和寺

桜は春の象徴、花の代名詞として和歌俳句をはじめ文学全般において非常によく使われており、現代でも多くの音楽、文化作品が生み出されている。

古来から桜は穀物の神が宿るとも、稲作神事に関連していたともされ、農業にとり昔から非常に大切なものであった[35]。また、桜の開花は、他の自然現象と並び、農業開始の指標とされた場合もあり、各地に「田植え桜」や「種まき桜」と呼ばれる木がある(あった)。これは桜の場合も多いが、「桜」と名がついていても桜以外の木の場合もある。

奈良時代の『万葉集』には桜を含む様々な植物が登場するが、中国文化の影響が強かった当時は和歌などで単に「花」といえば唐から伝来したばかりのを指していた。万葉集においては梅の歌118首に対し桜の歌は44首に過ぎなかった。2019年5月1日からの元号である『令和』も万葉集にある梅花の宴が典拠となっている。

サクラの地位が特別なものとなったのは平安時代であり、国風文化が育つに連れて徐々に桜の人気が高まり「花」と言えば桜を指すようになった。平安時代に編纂された『古今和歌集』の仮名序にある古墳時代王仁の歌とされる「難波津の咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」の「花」は梅であるが、平安時代の歌人である紀友則の歌「ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花ぞ散るらむ」の「花」は桜である。嵯峨天皇は桜を愛し、花見を開いたとされている[31]左近の桜は、元は梅であったとされるが、桜が好きであった仁明天皇が在位期間中に梅が枯れた後に桜に植え替えたとされている[36]。歌人の中でも特に平安時代末期の西行法師が、「花」すなわち桜を愛したことは有名である。彼は吉野の桜を多く歌にしており、特に「願はくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ」の歌は有名である。西行はこの歌に詠んだ通り、旧暦二月十六日に入寂したとされる。室町時代には、この西行を題材にした能の西行桜が成立した。

安土桃山時代豊臣秀吉醍醐寺に700本の桜を植えさせ、慶長3年3月15日(1598年4月20日)に近親の者や諸大名を従えて盛大な花見を催したとされ、これは醍醐の花見として有名である。

葛飾北斎によるサクラと富士の絵

江戸時代の代表的俳人・松尾芭蕉は、1688年(貞享5年)春、かつて奉公した頃のことなどを思って「さまざまの事おもひ出す桜哉」と句を詠んだ。俳句では単に「花」といえばサクラのことを指し春の季語であり、秋の月、冬の雪とともに「三大季語(「雪月花)」である。「花盛り」「花吹雪」「花散る」「花筏」「花万朶」「花明かり」「花篝」の「花」は桜である。楽においては江戸時代の箏曲や、地歌をはじめとする三味線音楽に多く取り上げられている。一般に「日本古謡」とされる『さくらさくら』は、実は幕末頃にの手ほどきとして作られたものである。江戸時代に成立した戯曲の『義経千本桜』では、本来その話の中には桜が登場しないにもかかわらず題名に桜を用いた。

明治時代以降では瀧廉太郎歌曲』などが有名である。長唄元禄花見踊』も明治以降の作であるがよく知られている。

サクラの開花時期は人口の多くを占める関東以西の平地では3月下旬から4月半ば頃が多く、日本の年度が4月始まりであることや、学校に多くの場合サクラが植えられていることから、現代では人生の転機を彩る花にもなっている。

令和でもサクラはポピュラー音楽映画ドラマゲームアニメなど様々な作品のモチーフや題材になっている。特に春に発表されるポピュラー音楽では他に比べて桜を扱ったものが多く、これらの歌は桜ソングとして知られている。

日本と日本人の精神性を象徴する花

桜では開花のみならず、散って行く儚さや潔さも、愛玩の対象となっている。古くから桜は、諸行無常といった感覚にたとえられており、ぱっと咲き、さっと散る姿ははかない人生を投影する対象である[37]

江戸時代の国学者本居宣長は「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」と詠み、桜が「もののあはれ」などを基調とする日本人の精神の具体的な例えとみなした。また明治時代には新渡戸稲造が「武士道」をサクラと同じ「日本固有の花」と例えた。

丸に桜紋
山桜紋

このように平安時代や明治以降ではサクラは花のように散る人などの例えにされてきたが、江戸時代はそのようにすぐに花が散ってしまう様はが長続きしないという想像を抱かせたため、桜を家紋とした武家は少なかった。

日本では国花が法定されておらず、天皇皇室の象徴する花はであるが、特に明治時代以降はサクラが多くの公的機関でシンボルとして用いられており[38]、「事実上の国花」のような扱いを受けている[39][31]。旧日本軍(陸軍海軍)が桜の意匠を徽章などに積極的に使用したほか、明治時代の「歩兵の本領」や昭和時代同期の桜」などの軍歌・戦時歌謡の歌詞に「桜」「散る」という表現が多用され、太平洋戦争大東亜戦争)末期には「桜花」や「桜弾機」など特攻兵器の名称にも使われた。

また、明治時代以降はサクラは日本の象徴として国際親善にも利用されるようになった。全米桜祭りで知られるアメリカ合衆国のポトマック河畔の桜も日米友好のために東京市長尾崎行雄が寄贈したものである。なお、この返礼として日本にはハナミズキが贈られている[40]。その他の国との間でも友好のために贈ることがある[41][42]

1967年(昭和42年)以降、百円硬貨の表は桜のデザインである。

人気

桜はを象徴する花として日本人にはなじみが深く、春本番を告げる役割を果たす。桜の開花予報、開花速報はメディアを賑わすなど、話題・関心の対象としては他の植物を圧倒する。入学式を演出する春の花として多くの学校に植えられている。

各種調査によると日本人の大多数の人たちが桜を好んでいる[43][44][45]。九州から関東での平地では、桜が咲く時期は年度の変わり目に近く、桜の人気は様々な生活の変化の時期であることとも関係する。

桜の人気は平安時代に始まる。宮中の桜に魅了された藤原定家は、夜間に宮中に忍びこんで庭の桜を持ち帰り、翌朝発覚し天皇から咎めを受けた。また、『沙石集』によると、一条天皇の中宮、彰子奈良興福寺の東円堂にあった八重桜の評判を聞き、皇居の庭に植え替えようと桜を荷車で運び出そうとしたところ、興福寺の僧が「命にかけても運ばせぬ」と行く手をさえぎった。彰子は、僧たちの桜を愛でる心に感じ入って断念し、毎年春に「花の守」を遣わし、宿直をして桜を守るよう命じたという。

開花予想

2007年に気象庁が発表した同年における桜前線予想図

日本では桜の開花予想(「桜」と表すが、殆どの予想はソメイヨシノを取り上げている)、いわゆる「桜前線」や、開花や満開の宣言が春に話題となる。開花予想は気象庁が1951年(昭和26年)に関東地方を対象に行ったのを初めとし、2009年(平成21年)まで行われた。2007年(平成19年)から独自の開花予想を行う民間の気象会社が出現し[46]、数社が予想を出すようになったため、2010年(平成22年)から気象庁は開花予想の業務を取り止めて民間に任せ、観測のみを行っている[47]。なお、桜の開花予想は気象業務法の定める予報業務ではなく、許可は要しない[48]

気象庁では、桜の開花や満開を生物季節現象の1つとして、各地で特定の株を標本木として定めて職員の目視による観測を行っている[49]。標本木は南西諸島カンヒザクラ北海道の札幌以東と根室以西はオオヤマザクラ根室市チシマザクラ(2011年以降根室市に業務移管)で、それ以外の全国はソメイヨシノであり[49]、東京都など一部を除いて地方気象台の近隣に存在する。標本木のが5輪から6輪ほころびると、「開花」したと発表される[49]。これをマスコミでは「開花宣言」と呼ぶことがある。標本木全体の80%以上のつぼみが開くと、「満開」と発表される[49]

2009年まで気象庁が行っていた予想方法は、各地点の冬期の気温経過や春期の気温予想等を考慮した各種計算を経て、標本木に対して開花予想日を決定していた。民間気象会社の予想方法も概ねこれに近いが、独自の手法を採り入れて行っているものもある。

気象庁が定める東京のサクラの標本木は、靖国神社境内にある特定のソメイヨシノである。本来標本木がどれであるかは非公開となっているが、東京の標本木については2012年にどの木が標本であるかを公開している。現代日本においてサクラの開花については特に衆目を集める傾向にあり、開花の時期になると、東京管区気象台の職員が観測する風景を、複数のマスコミが取材に訪れる様子がしばしば見られる。

樹木全体から見た開花具合によって咲き始め、三分咲き、五分咲き、七分咲き、満開、散り始めなどと刻一刻と報道される。このように木々の様子を逐一報道することは、世界から見ても珍しい例である。

用途

花・景観・イベント

日本では桜は花見や観桜など、景観等の人気が高く多くの場所に植えられている。植栽の場合街路樹、公園、庭木、河川敷等に使われることが多い。近年では、サクラは街路樹に用いられている樹種としてイチョウについで2番目に多く、49万本が植えられている[50][51]。道や線路・河川などに沿って植えられることが多く、このようなものを桜並木という。道などの両側に桜が並んでトンネルのような形状になっているものを桜のトンネル(桜トンネル)と呼ぶことがある[52][53]。このように、辺り一面が花景色になることも多い。また、学校の校庭には桜が植えられていることが多い。小学校などの校庭には、児童や生徒の入学時に桜の花が咲いているようにするため、ソメイヨシノに比べて開花期間が長い八重桜を混植することが多い[要出典]。また、古くから桜の花を育てている神社も少なくない。しかし、害虫や病気など手入れが大変で、大きく育つためか、その人気の割には庭木にされることは少ない。

日本では、至る所で花見に使われる木として重要である。花見の習慣とともに、桜の名所も日本全国各地にある。また、神社や寺など桜を持っている団体や地域が「桜祭り」を開いている例も多い。夜の桜を楽しむために、桜のライトアップも各所で行われる。

食用

果実を食用とする品種の3系統は、概ね甘果桜桃(セイヨウミザクラPrunus avium)、酸果桜桃(スミノミザクラ、Prunus cerasus)と中国桜桃(カラミザクラPrunus pseudocerasus)に分けることができる。

六月から七月にかけて実をつけるオウトウ(サクラの一種)の果実を日本では一般的にサクランボと呼び、栽培されている多くがヨーロッパの甘果桜桃(セイヨウミザクラ)系である。品種としては、佐藤錦の他に、紅秀峰、豊錦、ナポレオン、アメリカンチェリー等が有名である。佐藤錦は、明治より山形県東根市の佐藤栄助によって品種改良され、岡田東作が名づけて世に広めたものである。酸味が強い酸果桜桃(スミノミザクラ)は料理に利用される。中国桜桃(カラミザクラ)は日本であまり栽培されていない。

桜漬けは、一般的に八重桜の花を梅酢と塩で漬けたものである。花(花弁)自体も塩漬けにすると独特のよい香りを放ち、和菓子あんパンなどの香り付けに使われる他に、祝い事の席で桜湯として振舞われる。桜湯は、花の塩漬け2から3輪に湯を注いだものである。茶碗の中で花びらが開く過程から、祝い事に使われる。婚礼や見合いなどの席では「お茶を濁す」ことを嫌い、お茶を用いずに桜湯を用いることが多い。結納には両家の縁を結ぶという縁起を表し椀あたり2輪が用いられる。

桜の葉は、塩漬けにすることで加水分解酵素が芳香成分(クマリン)に変化しよい香りを放つ。桜葉漬けには多くの場合オオシマザクラが用いられており、伊豆半島南部において生産が盛んであり、シロップ漬けにされることもある。桜餅は、一般的な和菓子の一つであり、桜の葉の塩漬けで包まれた桜色の餅である。春にはこれらの風味を利用した食品なども見られる。

桜の樹液をトラガカントゴムの代わりに利用する例も存在する。

木材

木自体は材木として使われる。材としては硬く冷たい部類で、湿気には比較的強い。木目には乏しいが、節の周囲にはメイプルに似た杢目が出ることもある。無垢テーブル板や比較的高級なフローリング材として使用される。彫刻にも用いられる。建築業界や家具業界において安価であるを樺桜あるいは単に桜と称して一種として流通させることがある。これによる混同を避けるために本来の桜を地桜と呼ぶこともある。材としては樺と桜は全く別物である。

その他

桜の樹皮は水平方向にはがれ、その表面は灰色を帯びて艶があって美しいため、小物入れや茶筒などの細工物(樺細工)や版木に利用される。

オオシマザクラは別名をタキギザクラともいい、この名前からも分かるように以前は燃料用として植樹されており、房総半島伊豆大島にもこの用途で広がったとされる。

焚いた時の香りが良いため燻製のスモークチップとしてよく用いられる。

樹皮は桜皮(おうひ)という生薬になり、鎮、去作用がある。また樹皮を薄いピンク色の染色に使用することができる。

管理育成

剪定

桜は「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」といわれるように傷口が傷みやすい。実際、台風や人間により太い枝が折られた後に未処置だと傷口から腐って一気に枯れてしまうこともある。このため、しばしば剪定には不向きとされるが、健全な育成のためには枝を間引く適切な剪定はむしろ必要である。サクラとウメの剪定に関する最大の違いは枝への花の付き方である。枝には1年で数十cm延びる長枝と1cm未満しか伸びない短枝に分かれる。サクラでは長枝には葉芽ばかりがついて短枝に花芽が付く一方で、ウメでは長枝にも花芽を付ける。枝を剪定する際は基本的に短枝が剪定されるので、剪定から数年間は短枝がまだ伸びていないため、サクラは花付きが大きく減少し、ウメは花付きがあまり衰えないという事になる。この剪定後数年間の見栄えの違いにより「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われることになったとも言われている[54][55][36]

陽当たり・土壌・水遣り

桜は日当たりが良く、水はけがよく、土が固くなく、栄養分のある土壌で良く生育する。桜は樹冠よりさらに根を浅く広く広げるため、街路樹でよくみられるように桜の周りをコンクリートアスファルトで舗装したり、根本の土を人が踏み固めることで、根に酸素と水と有機物の供給ができなくなり樹勢を削ぐ。特にある程度成長してから根周りが舗装された場合は伸びた根が腐って死んでいき、生育した上部に必要な分だけの十分な酸素と水と養分が供給できなくなり大きく健康を害するため避ける必要がある。また隣接する並木との植樹間隔が狭いと陽当たりや根の発育に悪影響を及ぼすので、品種ごとの大きさにもよるが8mから10mの間隔を開けて植えるのが望ましい。近隣に新築の建造物が出来て陽当たりが悪化すると健康を害するので植える場所には注意が必要である[56]。土壌が舗装や人間により踏み固められていると根頭がんしゅ病やネコブセンチュウ病を誘発し、これらの病気は土壌を汚染する。早いうちであれば土壌改良によって病気を止めることができるが、これらで桜が枯れた場合、何度桜を植えても枯れる場合がある。このため、これらの病気に罹った土壌は加熱殺菌すること、石灰などで消毒すること、土そのものを入れ替えること、桜の枯れた後には数年の間樹木を植えないことなどで対策をとることができる。また、毎年花を咲かせるためには多くの栄養を必要とするので、他の落葉樹と同じく、寒肥により花をより多く咲かせることができる。水はけがよい土壌で良く生育するが乾燥には弱いので夏場には注意する必要がある。

病害虫

本来、特に自生種は病害にも害虫にもそれほど弱くはないが、人為的に集中して植えられている場合や人工的に作られた品種はこれらに弱くなる場合もある。病害虫は桜の密集地では互いに伝染し、集団発生する可能性がある。

桜が多く罹る病気としては根頭がんしゅ病、根瘤線虫病、てんぐ巣病、膏薬病、うどんこ病などがある。

根頭がんしゅ病、根瘤線虫病は根や根の付け根辺りで瘤が発生する病気である。根元の土が踏み固められていると促進される。病気に罹るとすぐ枯れるわけではないが徐々に樹勢が削がれ、桜が弱っていく。これらの病気は病変部位を切り取り、切り取った部分を殺菌し、表面を保護する塗布剤などで保護すること、土壌改良を行うことが有効である。対策を行えば少なくとも病気の進行は抑えられる。

てんぐ巣病は枝に発生し、枝が竹箒状になる病気である。この病変も徐々に桜が弱り、全ての枝に広がると手遅れになりかねない。発見したら、休眠期を待ち、消毒した鋏や鋸で病変部位を切り落とすことが望ましい。切り落とした後は癒合剤などで回復を促し、剪定した枝は焼却、鋏や鋸も切った後すぐに消毒することが必要である。消毒の行われていないはさみを使うとそれを元に移る可能性もあるので気をつけるべきである。菌が原因であるので風通しを良くすることも対策になる。

膏薬病やうどんこ病については水気が多い場所や湿気の多い場所、あるいは病害虫が引き起こす。胴の部分に菌が入ったりキノコができることによって病気になる。病害虫は菌が入るための傷口を作ったり、傷口を広げるのに加担することが多い。風通しを良くすることや水気がたまらないようにすること、病害虫を駆除することによって病気を抑えることができる。

桜によく付く害虫として、2012年(平成24年)以降に顕著な話題となっているのが外来種のクビアカツヤカミキリである。サクラに寄生する同カミキリの大量繁殖と食害の大きさから、各地でサクラ、特にソメイヨシノの大量伐倒に至っており、その被害の深刻さから、2018年1月に同カミキリが環境省より特定外来生物に指定された[57][58][59]。これを受けて埼玉県環境科学国際センターではサクラへ寄生するクビアカツヤカミキリ対策を広く公開している[60]

他の害虫としてはカイガラムシアブラムシハダニ、それにケムシ・イモムシの類ではハマキムシ、コスカシバ、オビカレハアメリカシロヒトリ、サクラケンモン、モンクロシャチホコ (w:Phalera flavescens) などが挙げられる。

排気ガスと酸性雨

桜は街路樹として植えられることも多いことなどから車などの排気ガスによって傷められることも多い。山高神代桜では桜を守るために近くを通っていた道路に迂回路が作られた[61]酸性雨も木を弱める要因になる。

花見客による被害

花見客などによる過剰な根元の土壌の踏みつけは舗装と同じような悪影響を与え、枝折り、火気、ごみの放置、などの行為も桜を傷めつける原因となる。

語源

「サクラ」の語源については以下の説がよく知られる:

  • 春に里にやってくる(サ)の憑依する座(クラ)である。これは天つ神のニニギと木花咲耶姫の婚姻の神話によるものが出どころ。
  • 「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされ、元来は花の密生する植物全体を指した。
  • 富士の頂から、花の種をまいて花を咲かせたとされる、「コノハナノサクヤビメ(木花之開耶姫)」の「さくや」をとった。

サクラを意味する漢字『櫻』は元はユスラウメを意味する文字だった[62]。『櫻』の字は「首飾りをつけた女性、もしくは首飾りそのもの」を意味する「嬰」に木偏を付けたものであり、ユスラウメの実が実っている様子を指した漢字である。日本にユスラウメが入ってきたのは江戸時代後期頃のため、日本では「櫻」の字はサクラに転用された。

「さくらの日」

日本さくらの会は、1992年(平成4年)に3月27日を「さくらの日」と制定している[63]

ギャラリー

日本国内

日本五大桜

日本国外

種類別

関連語

小学校などで使用される評価印の印面。外枠はサクラの花弁を模している。

桜関連:

  • 桜の散るさまを例えて花吹雪という。桜吹雪とも。
  • うばざくら(姥桜、乳母桜)は、開花時に葉がないことから歯がないを暗喩した桜の通称。または桜には見頃があることから、年配でありながら艶めかしい女性を指す古語。春の季語
  • 「花は桜木(さくらぎ)」:もとは一休宗純の詠んだ歌の単語の一部。→一休宗純
  • 電報などの文面で、桜の花は「合格」の意味である。「サクラサク」は合格を、「サクラチル」は不合格の意味に使われた。

樹木ではない「さくら」を含む語:

  • 秋桜コスモスのことを指す。桜に似た花の形からこう呼ばれる。
  • 馬肉のことを桜肉という。
  • 淡い紅色を「桜色(さくらいろ)」という。
  • 和文通話表では、「」を送る際に「桜のサ」という。
  • 店でのサクラは客寄せのための店が仕込んだ偽の客のことを指す。心理学実験でも使われることがある。

スポーツ

地名・人名

桜井桜田桜川桜町桜坂など、「桜」の語を含む地名は多く見られる。これらの地名は桜の名所や土地に関する由来があるもののほか、瑞祥地名としても見られる。

人名にも桜の付くものは少なくない。桜が入った苗字の時もそうであるが、近年[いつ?]は女性の名前として『さくら』の語が使われることが多い。

脚注・出典

注釈

  1. ^ ヤマザクラオオヤマザクラカスミザクラオオシマザクラエドヒガンチョウジザクラマメザクラタカネザクラミヤマザクラクマノザクラの10種。疑義のあるカンヒザクラを含めると11種。

出典

  1. ^ コトバンク‐桜小学館の『大辞泉』の解説に「バラ科サクラ属の落葉高木の総称」と記され、また、三省堂の『大辞林』第三版の解説に「バラ科サクラ属の落葉高木または低木」と記されている。
  2. ^ 赤毛のアン』の冒頭にも桜の大木が出てきて、アンは「雪の女王」と名づける。松本侑子『誰も知らない「赤毛のアン」』(集英社)によれば、これはハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『雪の女王』が源泉であり、花言葉が樹は「良き教育」、花は「精神美」で、女主人マリラそのものとしている。
  3. ^ FAQ”. 財団法人日本花の会. 2016年4月24日閲覧。
  4. ^ 桜の種類”. 財団法人日本さくらの会. 2011年2月1日閲覧。
  5. ^ 【仰天ゴハン】桜の花漬け(神奈川県秦野市)摘み取った春 食卓に咲く『読売新聞』よみほっと(朝刊別刷り)2019年5月12日、1面。
  6. ^ サクラの花言葉”. 花言葉-由来. イーガオジャパン合同会社. 2019年3月19日閲覧。
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  8. ^ 勝木俊雄『桜』p24 - p32、岩波新書、2015年、ISBN 978-4004315346
  9. ^ a b 勝木俊雄『桜』p13 - p14、岩波新書、2015年、ISBN 978-4004315346
  10. ^ a b 紀伊半島南部で100年ぶり野生種のサクラ新種「クマノザクラ」 鮮やかなピンク 森林総研 産経ニュース 2018年3月13日
  11. ^ a b c d 日本の桜について”. このはなさくや図鑑. 2010年10月20日閲覧。
  12. ^ a b c さくらの基礎知識 公益財団法人 日本さくらの会
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参考文献

関連項目

外部リンク


サクラ (曖昧さ回避)

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 08:16 UTC 版)

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サクラさくら葬春花

乗り物、航空宇宙に関連するもの

自動車

交通機関

艦船

地名

自治体

町・字・行政区

企業

その他固有名詞(人名・作品名を除く)

作品名

楽曲

桜ソングも参照。

映画・ドラマ

小説

人名・グループ名

架空の事物

その他

脚注

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  1. ^ コトバンク‐桜小学館の大辞泉の解説に「バラ科サクラ属の落葉高木の総称」と記され、また、三省堂の大辞林第三版の解説に「バラ科サクラ属の落葉高木または低木」と記されている。

関連項目


出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 01:23 UTC 版)

発音

音読み
呉音ヨウ
漢音オウ
訓読み
さくら

名詞

  1. サクラバラ科サクラ属落葉樹、特に春先に咲く

翻訳

熟語



出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 02:09 UTC 版)

発音

熟語: 日本語



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