イチョウとは? わかりやすく解説

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い‐ちょう〔‐テウ〕【イ調】

読み方:いちょう

音楽で、イ音主音として構成され調子また、それに基づく曲。


い‐ちょう〔‐チヤウ〕【医長】

読み方:いちょう

病院各科主任医師


い‐ちょう〔ヰチヤウ〕【×帷帳】

読み方:いちょう

室内垂れ下げて隔てとする布。とばり。垂れ絹

幕をめぐらして作戦計画立てる所。本営本陣帷幄(いあく)。


い‐ちょう〔‐テウ〕【異朝】

読み方:いちょう

外国朝廷外国。⇔本朝


い‐ちょう〔‐テフ〕【移×牒】

読み方:いちょう

[名](スル)管轄の違う他の役所などへ文書通知すること。また、その通知


い‐ちょう〔‐テウ〕【移調】

読み方:いちょう

[名](スル)演奏上の都合から、楽曲の形をそのまましながら原曲より高く、または低く音域移し変えること。


い‐ちょう〔ヰチヤウ〕【胃腸】

読み方:いちょう

消化器官の胃と腸。「—


い‐ちょう〔ヰテウ〕【萎×凋】

読み方:いちょう

衰えしぼむこと。


いちょう〔イチヤウ〕【銀杏/公樹/鴨樹】

読み方:いちょう

イチョウ科裸子植物。一科一種落葉高木で、高さ約30メートル達する。扇形中央裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠(はいしゅ)をもつ雌花をつけ、4月ごろ受粉し9月ごろ精子によって受精が行われる。果実丸く外種皮熟す黄橙(おうとう)色で、内種皮は白い殻となって種子を包む。種子は銀杏(ぎんなん)とよばれ、食用。幹やから気根垂らすことがあり、乳(ちち)の木ともいう。中国原産で、盆栽街路樹多用され、材は碁盤将棋盤などに使われる。《 黄葉秋 花=春》「—散る遠く風の音すれば/風生

鏃(やじり)の一種。イチョウの葉の形したもの

銀杏頭(いちょうがしら)」の略。

紋所の名。イチョウの図案化したもので、多く種類がある。

[補説] 江戸時代以来語源を「一葉」と考え歴史的仮名遣いを「いてふ」としてきたが、「鴨脚」の宋音ヤーチャオに由来するもので、「いちゃう」が正しいとする

銀杏/公孫樹/鴨脚樹の画像
銀杏の紋所一つ「銀杏丸」
銀杏/公孫樹/鴨脚樹の画像
銀杏の紋所一つ二つ剣銀杏」
銀杏/公孫樹/鴨脚樹の画像
銀杏の紋所一つ三つ銀杏」
銀杏/公孫樹/鴨脚樹の画像
銀杏の紋所一つ一つ巴銀杏」

公孫樹

読み方:イチョウ(ichou), コウソンジュ(kousonju)

イチョウ科落葉高木


銀杏

読み方:イチョウ(ichou)

イチョウ科落葉大高木、園芸植物薬用植物


鴨脚樹

読み方:イチョウ(ichou)

イチョウ科落葉高木


イチョウ


イチョウという名前を聞くと、明治神宮周辺のイチョウの美し並木道思い浮べる人はいても、その木材思いゆく人少なでしょう。よく考えると、大きな木になるのですから、それからは木材が採れても不思議ではないのです。イチョウの木材といってスギヒノキのように、材木屋売られているのを見ることはなでしょう。イチョウは広葉樹のように広いですが、裸子植物で、その木材組織道管をもたず、その点では針葉樹に近いといえます中国原産で、日本には古くから、街路樹庭園として植栽され馴染み深い樹種一つです。

木材
心材と辺材の色の差はほとんどありません。やや黄色味を帯びた白色です。早材晩材の差が明らかではないので、年輪はあまりはっきりとはしていません。したがって木材均質です。肌目は精で、木理通直です。硬さ中庸で、気乾比重は0.55です。加工はしやすく、仕上がりのよい木材です。

用途
人工造林をするようなことはないので、大量に使われることはありませんが、古くから、使い方知っているような分野では、この木材長所をよく利用して使ってます。碁盤将棋盤用としてはカヤよりは、数段廉価ですが、カツラよりは高く評価されていたようです彫刻木魚印判)、漆器木地越前若狭大内板物)、まな板など、肌目が精で、加工しやすいことを利用した用途知られています。


イチョウ

英訳・(英)同義/類義語:gingko tree, ginkgo

裸子植物一種で、雄性配偶子では精子形成することが日本発見された。中国原産で、日本のイチョウはすべて中国から輸入されたもの。生きている化石ともいわれる

公孫樹

読み方:イチョウ(ichou)

イチョウ科落葉喬木

別名 鴨脚樹銀杏


銀杏

読み方:イチョウ(ichou)

イチョウ科落葉喬木

別名 鴨脚樹公孫樹


鴨脚樹

読み方:イチョウ(ichou)

イチョウ科落葉喬木

別名 銀杏公孫樹


イチョウ


イチョウ


イチョウ


移調[transposition]

その曲を別のキー(調)に移すこと。たとえば、そのままでは音が高過ぎて歌えない曲も移調して歌いやすいキー変えればよい、ということ

イチョウ

イチョウ
科名 イチョウ科
別名: ギンナン
生薬名: ギンキョウ銀杏
漢字表記 銀杏
原産 中国原産
用途 神社お寺には、よく巨木見られます。種子を炒って食用にしますが、民間では夜尿症用いられいました皮膚が弱い人はかぶれに注意が必要です。
学名: Ginkgo biloba L.
   

公孫樹

読み方:イチョウ(ichou)

イチョウ科落葉大高木、園芸植物薬用植物

学名 Ginkgo biloba


銀杏

読み方:イチョウ(ichou), ギンキョウ(ginkyou), ギンナン(ginnan)

イチョウ科落葉大高木、園芸植物薬用植物

学名 Ginkgo biloba


鴨脚樹

読み方:イチョウ(ichou)

イチョウ科落葉大高木、園芸植物薬用植物

学名 Ginkgo biloba


銀杏

読み方:イチョウ(ichou)

作者 内田百閒

初出 昭和3年

ジャンル 小説


銀杏

読み方:イチョウ(ichou)

所在 宮城県伊具郡丸森町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

イチョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 23:53 UTC 版)

イチョウ銀杏[3][4]公孫樹[3][4]鴨脚樹[3][4][5]学名Ginkgo biloba)は、裸子植物落葉性の高木である[6]。日本では街路樹や公園樹として観賞用に[6][7][8][9]、また寺院や神社の境内に多く植えられ[6][7][8]、食用[7]、漢方[10][11]、材用[12] としても栽培される。樹木の名としてはほかにギンキョウ(銀杏)[13]ギンナン(銀杏)[4]ギンナンノキ[14] と呼ばれる。ふつう「ギンナン」は後述する種子を指す[9][15] ことが多い。




「イチョウ」の続きの解説一覧

イチョウ

出典:『Wiktionary』 (2021/07/24 08:49 UTC 版)

名詞

いちょう銀杏公孫樹鴨脚樹鴨脚

  1. イチョウ目イチョウ科イチョウ属属する、雌雄異株裸子植物雌株雄株共に、春に黄緑色の花を生じ精子により受精する。扇形平行脈持ち、二裂する。秋に黄葉し、落葉する。種子は「銀杏ぎんなん」と称し食用する。建具まな板碁盤などに利用される。
  2. 銀杏いちょうがしら
  3. 紋所一種

発音(?)

い↗ちょー

語源

諸説あり(以下、日本国語大辞典より)

  1. 銀杏唐宋音インキョウ」より。(黒川春村碩鼠漫筆』)
  2. 鴨脚オウキャク)の唐宋音推定音はIPA: /iakiau/入宋入元した僧が「イーキャウ、イーキョウ」と言っていたものを「イーチョウ」等と聞き取った。(『大言海』、新村出東亜語源志』 現在の力説
  3. 一葉イチヨウ)」より(貝原益軒日本釈名』・『大和本草』)
  4. に似ることから(松永貞徳和句解』)

関連語

複合語: 銀杏脚いちょうあし銀杏芋いちょういも銀杏浮苔いちょううきごけ公孫樹科、銀杏返しいちょうがえし銀杏頭いちょうがしら銀杏形いちょうがた銀杏いちょうぎり銀杏崩しいちょうくずし 銀杏苔いちょうごけ銀杏羽いちょうば銀杏歯いちょうば

翻訳

同音異義語

いちょう


「イチョウ」の例文・使い方・用例・文例

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