日頂とは? わかりやすく解説

にっちょう〔ニツチヤウ〕【日頂】

読み方:にっちょう

[1252〜1317]鎌倉中期日蓮宗の僧。駿河の人。通称伊予阿闍梨(あじゃり)。六老僧一人日蓮没後下総(しもうさ)真間弘法寺(ぐほうじ)を管し、のち養父日常離別し故郷退いた


日頂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 14:08 UTC 版)

日頂(にっちょう、建長4年(1252年)- 文保元年3月8日1317年4月19日))は、鎌倉時代後期の日蓮宗の僧。俗姓は南条氏。駿河国の出身。伊予阿闍梨と称される。日蓮六老僧の一人。

略歴

日蓮に師事、日蓮の佐渡配流の際にも日蓮に従って奉仕している。身延山では本圀院山本坊を創り日蓮の墓所の輪番に参加している。下総国真間(現在の千葉県市川市真間)の弘法寺を拠点として布教につとめた。永仁元年(1293年)、養父常忍から勘当された。日興のもとに赴き、重須本門寺の学頭となったのは富木常忍の実の子、日澄 (日頂の弟)であり混同してはならない。

江戸時代の本化別頭佛祖統紀には、乾元元年(1302年)、下総真間弘法寺を日揚に付し重須の日興に帰依とある。乾元2年(1303年)3月、重須に正林寺を創建(正林寺寺誌)。11月1日、富木妙常尼が重須で亡くなる(正林寺寺伝)。徳治2年(1307年)6月24日、日興に代わり書を鎌倉の了性坊日乗に送り激励。文保元年3月8日(1317年4月19日)、重須で亡くなる(正林寺寺伝)。


「日頂」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日頂」の関連用語

日頂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日頂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日頂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS