一切皆苦とは? わかりやすく解説

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一切皆苦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 04:25 UTC 版)

一切皆苦(いっさいかいく、: sabbe saṅkhārā dukkhā)は、一切行苦ともされ、一切のサンカーラ(有為)は無常であるために、それはであるという仏教の教説[1]


  1. ^ a b c d e f 室寺義仁「「三法印」(dharmamudrā trilaksanā): 古典インドにおける三句の發端と展開の諸樣相」『東方學報』第88巻、2013年、442-423頁。 
  2. ^ 相續解脱如來所作隨順處了義經 求那跋陀羅譯」『SAT大正新脩大藏經テキストデータベース』、東京大学大学院人文社会系研究科、No.0679、2018年https://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT2015/T0679_..0000000:0000000.cit 


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一切皆苦

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 00:16 UTC 版)

成句

一切 いっさいかいく)

  1. 仏教基本的哲学的な主張表わす成句一つ三法印または四法印一つ。「一切行苦」とも訳される
輪廻転生世界にあっておのれ)に関わり有するものごと現象としての事物)は、己にとっては苦である」という意味。
パーリ語の「サッベ サンカーラ ドゥッカ」は、直訳すると、「諸行は苦なり」または「諸行思いどおりならない」。→漢字意義)3。→三苦

発音(?)

イ↘ッサイ カ↘イク  イ↗ッサイカ↘イク

語源

パーリ語「サッベ サンカーラ ドゥッカ」(『法句経』にある言葉。)

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