阿毘達磨とは? わかりやすく解説

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あびだつま【××毘達磨】

読み方:あびだつま

《(梵)abhidharma音写対法大法無比法と訳す》

仏の教え整理注釈研究した聖典論書

原始仏教で、三蔵一つである論蔵のこと。

小乗仏教で、論部のこと。


阿毘達磨

読み方:アビダツマ(abidatsuma)

小乗仏教の論部。


阿毘達磨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 06:13 UTC 版)

阿毘達磨(あびだつま、: Abhidhamma, アビダンマ: Abhidharma अभिधर्म, アビダルマ、音写:阿毘曇(あびどん)、毘曇(びどん)、阿鼻達磨)とは、仏教の教説(具体的には蔵、蔵など)の研究・思想体系、およびそれらの解説書[1]・注釈書のこと[2]大法無比法対法と漢訳する[2]


注釈

  1. ^ ブッダの没年を紀元前400年頃と考える(釈迦の項目の「歴史学的な成果」ー「生没年」を参照。)と、紀元前100~紀元500年頃。

出典

  1. ^ 櫻部 2002, p. 18.
  2. ^ a b 中村元『広説佛教語大辞典』 上巻、東京書籍、2001年6月、21頁。 
  3. ^ a b 櫻部・上山 2006, p. 18.
  4. ^ a b 岩波仏教辞典第2版 1989, p. 168.
  5. ^ 中村・三枝 2009, p. 60.
  6. ^ 今枝 2015, p. 13.
  7. ^ a b c 櫻部・上山 2006, p. 19.
  8. ^ a b 印順『印度佛教思想史』, p. 52.
  9. ^ a b 呂澂『中國佛學源流略講』, p. 503.
  10. ^ 佐野 2010, p. 171~176.


「阿毘達磨」の続きの解説一覧

阿毘達磨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 02:04 UTC 版)

「業」の記事における「阿毘達磨」の解説

総合仏教大辞典(1988)』によれば、阿毘達磨では[どこ?]、十二支縁起第十支の「有」は業を意味するものと解釈されている。これを業有という。

※この「阿毘達磨」の解説は、「業」の解説の一部です。
「阿毘達磨」を含む「業」の記事については、「業」の概要を参照ください。

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