毘曇部 (大正蔵)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 02:30 UTC 版)
毘曇部(びどんぶ)とは、大正新脩大蔵経において、部派仏教、より具体的には「説一切有部」の論書(アビダルマ, 阿毘達磨, 毘曇)をまとめた領域のこと。
『六足論』『発智論』『大毘婆沙論』『倶舎論』『順正理論』などが含まれる。
第13番目の部であり、収録されている経典ナンバーは1536から1563まで。巻数では26巻(後半)から29巻までに相当する[1]。
構成
巻別
- 毘曇部 (一) 第26巻 - No.1536-1544
- 毘曇部 (二) 第27巻 - No.1545
- 毘曇部 (三) 第28巻 - No.1546-1557
- 毘曇部 (四) 第29巻 - No.1558-1563
詳細
毘曇部 (一) 第26巻 - No.1536-1544
毘曇部 (二) 第27巻 - No.1545
- 1545.『阿毘達磨大毘婆沙論』
毘曇部 (三) 第28巻 - No.1546-1557
- 1546.『阿毘曇毘婆沙論』
- 1547.『鞞婆沙論』
- 1548.『舎利弗阿毘曇論』
- 1549.『尊婆須蜜菩薩所集論』
- 1550.『阿毘曇心論』
- 1551.『阿毘曇心論経』
- 1552.『雑阿毘曇心論』
- 1553.『阿毘曇甘露味論』
- 1554.『入阿毘達磨論』
- 1555.『五事毘婆沙論』
- 1556.『薩婆多宗五事論』
- 1557.『阿毘曇五法行経』
毘曇部 (四) 第29巻 - No.1558-1563
脚注・出典
- ^ WEB大正新脩大蔵経目録 - 大蔵出版 pp.63-65
関連項目
外部リンク
- 大正新脩大藏經テキストデータベース - 東京大学大学院人文社会系研究科 大藏經テキストデータベース研究会(SAT)
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