ほけ‐きょう〔‐キヤウ〕【法華経】
《(梵)Saddharmapuṇḍarīka-sūtraの訳「妙法蓮華経」の略》大乗仏教の最も重要な経典の一。漢訳は、竺法護(じくほうご)訳10巻(正法華経)、鳩摩羅什(くまらじゅう)訳8巻、闍那崛多(じゃなくった)ら訳8巻(添品妙法蓮華経)の3種が現存するが、ふつう羅什訳をさす。28品からなり、譬喩を交えた文学的な表現で法華一乗の立場や永遠の生命としての仏陀を説く。天台宗・日蓮宗の所依(しょえ)の経典。ほっけきょう。
ほっけ‐きょう〔‐キヤウ〕【法華経】
⇒ほけきょう(法華経)
法華経〈巻第六(色紙)/〉
主名称: | 法華経〈巻第六(色紙)/〉 |
指定番号: | 151 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1952.11.02(昭和27.11.02) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈常子内親王筆/天和三年九月十四日御奉納奥書〉
主名称: | 法華経〈常子内親王筆/天和三年九月十四日御奉納奥書〉 |
指定番号: | 444 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1949.02.18(昭和24.02.18) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 江戸 |
年代: | 1683 |
検索年代: | |
解説文: | 江戸時代の作品。 |
法華経〈(開結共)/〉
主名称: | 法華経〈(開結共)/〉 |
指定番号: | 578 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1923.03.28(大正12.03.28) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 各巻ニ正中二年三月奉施入ノ奥書アリ |
員数: | 10巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈常子内親王筆/〉
主名称: | 法華経〈常子内親王筆/〉 |
指定番号: | 605 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1934.01.30(昭和9.01.30) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 元禄二年七月十八日ノ奥書アリ |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 江戸 |
年代: | 1689 |
検索年代: | |
解説文: | 江戸時代の作品。 |
法華経〈(開結共)/〉
主名称: | 法華経〈(開結共)/〉 |
指定番号: | 638 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1949.02.18(昭和24.02.18) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | (金銀箔散料紙) |
員数: | 10巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈法師品/〉
主名称: | 法華経〈法師品/〉 |
指定番号: | 674 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1936.05.06(昭和11.05.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 奈良時代の作品。 |
法華経
主名称: | 法華経 |
指定番号: | 711 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1944.09.05(昭和19.09.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 朱書ノ註記アリ |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈化城喩品/〉
主名称: | 法華経〈化城喩品/〉 |
指定番号: | 838 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1935.04.30(昭和10.04.30) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 奈良時代の作品。 |
法華経〈巻第六残巻/〉
主名称: | 法華経〈巻第六残巻/〉 |
指定番号: | 941 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1937.05.25(昭和12.05.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 奥ニ僞泰弘始七年三月十六日羅什翻訳云々ノ記アリ |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 南北朝 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 南北朝時代の作品。 |
法華経〈巻第二、第四/〉
主名称: | 法華経〈巻第二、第四/〉 |
指定番号: | 948 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1937.05.25(昭和12.05.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 延長三年四年宗覚点了ノ奥書アリ |
員数: | 2巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈(色紙経)/〉
主名称: | 法華経〈(色紙経)/〉 |
指定番号: | 1115 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1944.09.05(昭和19.09.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈(開結共)/〉
主名称: | 法華経〈(開結共)/〉 |
指定番号: | 7 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1951.06.09(昭和26.06.09) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 10巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経(久能寺経)
主名称: | 法華経(久能寺経) |
指定番号: | 1191 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1934.01.30(昭和9.01.30) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 薬草喩品ニ右衛門尉資経、湧出品ニ女御殿女房伯耆殿、随喜功徳品ニ故入道右府之尼姫君、勧発品ニ大皇大后宮等トアリ |
員数: | 4巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈(開結共)/覚盛筆〉
主名称: | 法華経〈(開結共)/覚盛筆〉 |
指定番号: | 1266 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1930.05.23(昭和5.05.23) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | (寛元元年、二年書写) |
員数: | 10帖 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1243・44 |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
法華経〈(開結共)/〉
主名称: | 法華経〈(開結共)/〉 |
指定番号: | 1390 |
枝番: | 01 |
指定年月日: | 1911.04.17(明治44.04.17) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | (元暦建久ノ奥書アリ) |
員数: | 10巻 |
時代区分: | 平安・鎌倉 |
年代: | 1185 1192 |
検索年代: | |
解説文: | 平安・鎌倉時代の作品。 |
法華経
主名称: | 法華経 |
指定番号: | 1390 |
枝番: | 03 |
指定年月日: | 1911.04.17(明治44.04.17) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 平安・鎌倉 |
年代: | 1185 1192 |
検索年代: | |
解説文: | 平安・鎌倉時代の作品。 |
法華経〈法師品、安楽行品/無量義経(久能寺経)〉
主名称: | 法華経〈法師品、安楽行品/無量義経(久能寺経)〉 |
指定番号: | 1503 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1952.03.29(昭和27.03.29) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 3巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈序品/法師功徳品〉(久能寺経)
主名称: | 法華経〈序品/法師功徳品〉(久能寺経) |
指定番号: | 1511 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1952.03.29(昭和27.03.29) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 2巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈高山寺恵琳筆/〉
主名称: | 法華経〈高山寺恵琳筆/〉 |
指定番号: | 1608 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1953.11.14(昭和28.11.14) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 巻第八、延慶三年十月廿二日伏見天皇宸筆奥書 |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1310 |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
法華経〈巻第一(白点本)/〉
主名称: | 法華経〈巻第一(白点本)/〉 |
指定番号: | 1707 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1955.02.02(昭和30.02.02) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 奈良時代の作品。 |
法華経〈(開結共)/〉
主名称: | 法華経〈(開結共)/〉 |
指定番号: | 1739 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1955.06.22(昭和30.06.22) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 巻第八後奈良天皇宸翰御跋 |
員数: | 10巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
法華経〈巻第八(色紙)/〉
主名称: | 法華経〈巻第八(色紙)/〉 |
指定番号: | 1745 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1955.06.22(昭和30.06.22) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈(久能寺経)/〉
主名称: | 法華経〈(久能寺経)/〉 |
指定番号: | 129 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1952.11.22(昭和27.11.22) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 19巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経
主名称: | 法華経 |
指定番号: | 1841 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1957.06.18(昭和32.06.18) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 奈良時代の作品。 |
法華経〈懐良親王筆/〉
主名称: | 法華経〈懐良親王筆/〉 |
指定番号: | 1892 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1959.06.27(昭和34.06.27) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 巻第八正平廿四年八月十六日書写奥書 |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 南北朝 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 南北朝時代の作品。 |
法華経〈巻第六万里小路宣房筆/〉
主名称: | 法華経〈巻第六万里小路宣房筆/〉 |
指定番号: | 1962 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1959.12.18(昭和34.12.18) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 正中三年四月十六日書写奥書 |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1326 |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
法華経(装飾経)
主名称: | 法華経(装飾経) |
指定番号: | 2064 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1962.02.02(昭和37.02.02) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経(装飾経)
主名称: | 法華経(装飾経) |
指定番号: | 2136 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1964.05.26(昭和39.05.26) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 天正十八年五月天台座主尊朝親王跋 |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経
主名称: | 法華経 |
指定番号: | 2137 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1964.05.26(昭和39.05.26) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈(色紙金銀箔散)/〉
主名称: | 法華経〈(色紙金銀箔散)/〉 |
指定番号: | 2332 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1977.06.11(昭和52.06.11) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 8帖 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 旧巻子装【かんすそう】を折本【おりほん】に改装した法華経八巻で、料紙は金銀箔を散らした薄紫・濃萠黄・朽葉【くちば】・白茶・白の各色変り斐紙(裏濃色)を順に継ぎ合わせ、淡墨界中に一紙二十七行、一行十七字に書写している。筆者は詳かにしないが別巻寄合書に書写されたその書風は平安時代末期のものと考えられ、この種の装飾経としては全巻完存した遺品として稀有のものである。 |
法華経(藍紙)
主名称: | 法華経(藍紙) |
指定番号: | 2496 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1996.06.27(平成8.06.27) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 保安二年移点奥書 |
員数: | 7巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代後期、漉返しの藍紙に書写された法華経である。藍紙に銀泥入淡墨界(界巾一・八)を施して料紙に用い、一紙二八行、一行一七字に、和様の端正な文字で書写される。巻第四を欠き、巻第一の巻首と巻第二・第六の巻末を欠失する点は惜しまれるが、本文は、各巻とも一筆で、全文にわたって白点・朱点・墨点が稠密に施され、紙背にも朱、墨注記が多く加えられている。奥書によれば、本経は保安二年(一一二二)覚澄の所持本として、僧秀覚らの助力により、同じく藍紙本の法華経(重要文化財 立本寺)をもって移点が行われたことが判明する。 本経は、体裁および書風等からみて、保安二年をさかのぼるに程遠くない院政期初期に八巻本として書写されたものと考えられる。移点の底本となった立本寺本は、十一世紀中ころの書写本で、その訓点は、寛治元年(一〇八七)より承徳三年(一〇九九)にかけて興福寺僧経朝が加点したもので、『法華経』の古訓点資料として知られているが、開結共十巻のうち、巻第二・第六と開経の三巻および巻第八の前半を欠している。これに対し、千手寺本は、立本寺本の巻第二、六、八などの欠を補うもので、とくに立本寺本の喜多院点等をそのままに写し取った点は国語学上にも注目される。奥書中の覚澄・秀覚についてはつまびらかではないが、永治元年(一一四一)十月二十九日付の東大寺牒案に名を連ねる人物に該当すると考えられ、本書が南都において移点された事実を伝えている。 ところで、本文料紙の藍紙には明瞭に墨の痕跡が認められ、これが故人の書状等に藍染めの繊維を加えて漉返した料紙を用いた供養経であることを明らかにしている。このように千手寺本は、『法華経』の貴重な訓点資料であり、漉返しの藍紙を用いた現存希な供養経遺品としても珍しい。 |
法華経〈自巻第二/至巻第七〉
主名称: | 法華経〈自巻第二/至巻第七〉 |
指定番号: | 138 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1952.11.22(昭和27.11.22) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | (寿永二年運慶願経) |
員数: | 6巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | 1183 |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経
主名称: | 法華経 |
指定番号: | 230 |
枝番: | 01 |
指定年月日: | 1956.06.28(昭和31.06.28) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 28巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
法華経〈五百弟子受記品/〉
主名称: | 法華経〈五百弟子受記品/〉 |
指定番号: | 171 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1935.04.30(昭和10.04.30) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 奈良時代の作品。 |
法華経〈巻第三/〉
主名称: | 法華経〈巻第三/〉 |
指定番号: | 173 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1935.04.30(昭和10.04.30) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 奥ニ藤南家経トアリ |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 奈良時代の作品。 |
法華経
主名称: | 法華経 |
指定番号: | 220 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1944.09.05(昭和19.09.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 各巻見返ニ絵アリ |
員数: | 8巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
法華経〈巻第八残巻/万里小路宣房筆〉
主名称: | 法華経〈巻第八残巻/万里小路宣房筆〉 |
指定番号: | 250 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1935.04.30(昭和10.04.30) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 嘉暦元年五月十三日書写ノ奥書アリ |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1326 |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
法華経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:11 UTC 版)
『法華経』(ほけきょう、ほっけきょう、梵: Saddharma-puṇḍarīka-sūtra[1])は、大乗仏教の代表的な経典。大乗仏教の初期に成立した経典であり、誰もが平等に成仏できるという仏教思想が説かれている[2]。聖徳太子の時代に仏教とともに日本に伝来した[注 2]。複数ある漢訳の中では鳩摩羅什によるもの特に普及しており[3]、その訳名は妙法蓮華経である。
注釈
- ^ 法華経の 現代の解説書にはしばしば、このような写真とこのような主旨の解説が添えられている。
- ^ 聖徳太子によって著されたとされる法華経の注釈書「法華経義疏」は、三経義疏の1つである。
- ^ 経の字をはずすと「法華」になるが、これは一般に「ほっけ」と発音する。
- ^ 優れたといっても、サンスクリット語原本に忠実な訳というわけではなく、漢文として読みやすいという方がより正確であろう。方便品末尾の十如是など、鳩摩羅什の創意により原本にない文章が付け加えられた所もある。岩本・坂本1976
- ^ この28品が法華経成立当初から全て揃っていたかどうかは後述の成立年代についての議論の通り、疑問だが、少なくとも智顗の説は28品全てがはじめから揃っていたことを前提として展開されている。岩本・坂本1976。これに対して吉蔵の『法華義疏』「論品有無」は提婆達多品が欠けていたのを最終的に真諦の訳で補われたと記しており、これは竺道生や法雲の注釈書、更に聖徳太子の『法華義疏』も提婆達多品が欠けているからも、鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』は何らかの事情で提婆達多品が訳されなかったか欠落して27品になっていたと考えられる。井上亘は智顗の説でも南岳禅師こと慧思が諸本を対校してこれを正したとしていることから、慧思が真諦訳の提婆達多品を補って本来あるべき28品に正し、それが隋による天下平定後に中国全土に広まり、遣隋使に随行した僧侶が28品揃った経典を日本に持ち帰ったとしている[12]。また、闍那崛多訳によって提婆達多品が付け加えられ、現在の全28品構成となったとする説もある。闍那崛多訳が『添品妙法蓮華経』と呼ばれるのはこのためであるという。ただし、闍那崛多訳では「提婆達多品」という独立の章を立てずに「見宝塔品」の後半に編入される形をとっている。同様に「観世音菩薩普門品」の偈頌も当初は鳩摩羅什訳にはなかったが、闍那崛多によって訳出されたものが鳩摩羅什訳に移入されているとされる[13][14]。
- ^ 観世音菩薩の救済を説いた章だが、法華経との関連性は薄い。元々は別の経典だったとする説が根強い。詳細は観音菩薩の項目参照。
- ^ また、文献学といっても、たとえば、サンスクリット重視の立場で研究しても、そのサンスクリット原典そのものが、原典ではなく、写本であり、その成立年代も漢訳の仏典より、さらに新しいという例も多々あり、文献学もいまだ発展途上である。
出典
- ^ 精選版 日本国語大辞典「法華経」}、小学館。
- ^ NHK 100分de名著 法華経[新]第1回「全てのいのちは平等である」2018年4月2日放送
- ^ 三枝充悳、日本大百科全書(ニッポニカ)「法華経」、小学館。
- ^ 植木雅俊、「Saddharmapundarika の意味」 『印度學佛教學研究』 2000 年 49 巻 1 号 p. 431-429, doi:10.4259/ibk.49.431, 日本印度学仏教学会
- ^ 植木雅俊 『仏教、本当の教え』 中央公論新社〈中公新書〉、2011年、82-97頁。
- ^ 中文维基文库『妙法蓮華経』
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- ^ 「松原正剛の千夜千冊・梵漢和対照・現代語訳「法華経」岩波書店 2008[訳植木雅俊]」閲覧日2022年4月3日
- ^ 植木雅俊訳『サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳』(角川ソフィア文庫) pp.341-342
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- ^ 井上亘「御物本『法華義疏』の成立」古瀬奈津子 編『古代日本の政治と制度-律令制・史料・儀式-』同成社、2021年 ISBN 978-4-88621-862-9 P212-223.
- ^ 坂本 幸男、岩本 裕 『法華経〈上〉』 岩波文庫、1976年 P421-428.
- ^ 金岡 秀友 『仏典の読み方』 大法輪閣、2009年 P129-135.
- ^ a b サンスクリット版縮訳, p. 421-422.
- ^ サンスクリット版縮訳, p. 341-422.
- ^ 中村元『古代インド』講談社学術文庫
- ^ 日蓮は「月水御書」(月経中でも仏典を読誦してもよいのか、という女性信者からの質問に対する回答の手紙)の中で「法華経は何れの品も先に申しつる様に愚かならねども、殊に二十八品の中に勝れてめでたきは方便品と寿量品にて侍り。余品は皆枝葉にて候なり」「寿量品・方便品をよみ候へば、自然に余品はよみ候はねども備はり候なり。薬王品・提婆品は女人の成仏往生を説かれて候品にては候へども、提婆品は方便品の枝葉、薬王品は方便品と寿量品の枝葉にて候。されば常には此の方便品・寿量品の二品をあそばし候て、余の品をば時時御いとまのひまにあそばすべく候」と述べている。日蓮系の仏教が日々の勤行で方便品と寿量品を読誦する根拠となっている。
- ^ 妙法蓮華經廣量天地品第二十九 (No. 2872 ) in Vol. 85
- ^ 妙法蓮華經馬明菩薩品第三十 (No. 2899 ) in Vol. 85
- ^ 『更級日記』原文「夢にいと清げなる僧の、黄なる地の袈裟着たるが来て『法華経五の巻をとく習へ』といふと見れど、人にも語らず。習はむとも思ひかけず。」
- ^ 『(改正略解)法華経要品訓読』明治20年9月20日御届/同21年6月再版/同37年9月譲受、元版人・須原屋茂兵衛、譲受発行人・鈴木荘次郎、印刷人・三功舎 鈴木耕太郎
- ^ a b c d 『哲学 思想事典』岩波書店、1998年、pp.1485-1486 【法華経】
- ^ 苅谷定彦『法華経一仏乗の研究』1983
- ^ 『法華経の成立と思想』1993
- ^ 宮本正尊 編『大乗仏教の成立史的研究』(昭和29年) 附録第一「大乗経典の成立年代」
- ^ 渡辺照宏『日本の仏教』岩波書店、2002年6月12日、188頁。ISBN 978-4004121510。
- ^ 植木雅俊訳『梵漢和対照・現代語訳 法華経 (上)』岩波書店、pp.593-595
- ^ チベット仏教書籍のご紹介
- ^ 藤谷厚生, 「金光明経の教学史的展開について (PDF) 」『四天王寺国際仏教大学紀要』 平成16年度 大学院 第4号 人文社会学部 第39号 短期大学部 第47号, p.1-28(p14), NAID 110006337539
- ^ 法華経は佛教の生命「仏種」である。第2章 第2話 法華宗真門流
- ^ a b 大南龍昇, 「大乗経典のゴーストライター」『印度學佛教學研究』 1991年 39巻 2号 p.524-529, 日本印度学仏教学会, doi:10.4259/ibk.39.524, NAID 110002661557。
- ^ 『法華経』成立の背景 | NHKテキストビュー
- ^ 柴田章延 2013, p. 32.
- ^ 「『法華経』─仏教研究の要」 M・I・ヴォロビヨヴァ = デシャトフスカヤ/江口満 訳 東洋哲学研究所(創価学会)
- ^ 柴田章延 2013, p. 34.
- ^ 大乗非仏説論 - 日蓮正宗 妙通寺 <ホームページ>
- ^ 植木雅俊『今を生きるための仏教100話』(平凡社新書、2019年)p.249
- ^ 植木雅俊『今を生きるための仏教100話』(平凡社新書、2019年)pp.237-238
「法華経」の例文・使い方・用例
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