一筆

デジタル大辞泉

いっ‐ぴつ【一筆】

読み方：いっぴつ

１ 1本の筆。

２ 墨継ぎをしないで一気に続けて書くこと。ひとふで。

３ 簡単な手紙や文章を書くこと。また、その手紙や文章。「—認(したた)める」

４ 土地登記簿上の一区画。→合筆(がっぴつ) →分筆

５ 同じ筆跡。また、一人で最初から最後まで全部書くこと。

「一切経を—に書き給へる」〈今鏡・五〉

ひと‐ふで【一筆】

読み方：ひとふで

１ ちょっと書きつけること。いっぴつ。「—書き添える」

２ 途中で筆を休めないで一息に書くこと。いっぴつ。「—で書き上げる」

３ 田畑・宅地の一区画。いっぴつ。

歴史民俗用語辞典

一筆

読み方：イッピツ（ｉｐｐｉｔｓｕ）

近世の検地帳記載の形式を示す用語。

JMnedict

一筆

姓	読み方
一筆	いっぴつ
一筆	いつぴつ
一筆	ひとふで

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「一筆」の例文・使い方・用例・文例

• 一筆お便りをちょうだいね
• 仕上げの一筆を加える
• やむをえない事情がある場合はその旨一筆添えて下さい。
• 北海道に着き次第、一筆差し上げます。
• 彼女に一筆書いてみたらどうですか。
• 時間があったら、時々私に一筆便りを書いて下さい。
• 向こうへついたらすぐに一筆便りを頼む。
• 君は手紙を書くのが好きだから、彼女に一筆書いたらどうですか。
• ロンドンに着いたらきっと一筆お便りくださいね。
• 一筆で.
• 一筆お便りください.
• 仕上げ(の一筆など).
• 人に一筆書き送る.
• 一筆お便りをください.
• 友人にさっと一筆手紙を書く.
• 一筆ふるって.
• 土曜日にお会いできるかどうか一筆お知らせください.
• 急いでジョンに一筆書こう.
• ご帰国のご予定を一筆お知らせ下さい.
• 一筆啓上, 火の用心, おせん泣かすな馬肥やせ.