上告とは? わかりやすく解説

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じょう‐こく〔ジヤウ‐〕【上告】

読み方:じょうこく

[名](スル)訴訟法上控訴審の判決対し憲法解釈誤りなどを理由に、その変更求めるための上訴。例外的には、控訴審省略される跳躍上告があり、また高等裁判所第一審裁判所場合にも上告することができる。

「上告」に似た言葉

上告

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 06:14 UTC 版)

上告(じょうこく)とは、民事訴訟・刑事訴訟の裁判過程における上訴の一つ。


注釈

  1. ^ もっとも、刑事事件について証拠の顕出という形で原判決の事実認定の当否を判断する資料に供することはできる(最高裁昭和34年8月10日大法廷判決)。また、職権調査事項については上告裁判所が事実を認定し得る(民訴法322条)。
  2. ^ 死刑判決の上告審で必ず口頭弁論が開かれる慣例は三鷹事件の上告審において1955年(昭和30年)6月22日に口頭弁論を開かないまま上告を棄却して死刑判決が確定して以降のこととなっている。
  3. ^ a b 死刑求刑事案では無罪。
  4. ^ 現:幡多郡黒潮町

出典

  1. ^ 産経新聞』1999年10月30日東京朝刊第二社会面「死刑適用 新たな基準示すか 国立の主婦強盗殺人上告審、結審」(産経新聞東京本社 記者:井口文彦)
  2. ^ 『産経新聞』1999年11月29日東京夕刊総合一面「国立主婦殺人 検察の「死刑要求」棄却 O被告の無期確定 最高裁判決」(産経新聞東京本社)
  3. ^ 最三判平成19年1月16日集民223号1頁最高裁判例情報 2014年8月20日閲覧
  4. ^ 産経新聞』2006年6月29日東京朝刊オピニオン面「【正論】白鷗大学法科大学院教授・土本武司 画期的意義もつ光市母子殺害判決 厳罰化の量刑傾向を決定づける 《量刑不当での上告は異例》」(産経新聞東京本社



上告

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 13:43 UTC 版)

エホバの証人輸血拒否事件」の記事における「上告」の解説

B、C、Dおよび国は、この判決不服として上告した

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上告

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 14:41 UTC 版)

ハローキティ殺人事件」の記事における「上告」の解説

判決後、3被告直ち上告したが2被告については棄却され、1名(26歳)についてのみ認められた。この被告については被害者死亡する1日前から現場居合わせなかったことから、故殺については誤りであるとされ、2004年3月上告法廷法官高嘉楽により禁錮18年減刑された。監禁死体遺棄については上告されていないため、罪名そのまま残っている。

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上告

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:49 UTC 版)

大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件」の記事における「上告」の解説

被告人KA本人判決前日に「言い渡された刑に服する」と話していたが、KA弁護人は「KA矯正可能性言及せず、『KA兄貴分として犯行主導した』と認定した点には納得できない」と表明し10月18日付で最高裁判所上告したまた、3被告人弁護人らは2005年10月21日付で控訴審判決対し少年らによる集団犯罪という特殊性無視し、最も重要な少年らの矯正可能性について全く検討していない判決名古屋高裁本件真相実態究明放棄しており、到底是認できない」とする声明発表した被告人HM10月24日付で上告したほか、第一審同様に死刑言い渡され被告人KM弁護人判決後に「最低最悪裁判だ」と感想述べ10月26日付で上告した。上告直後2005年11月被告人HM名古屋拘置所で姉と面会し差し入れ衣類受け取った

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上告

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 09:28 UTC 版)

名詞

(じょうこく)

  1. 裁判第二審判決不服として上級裁判所訴えること。

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
上告-する

「上告」の例文・使い方・用例・文例

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