弁論

デジタル大辞泉

べん‐ろん【弁論／^×辯論】

読み方：べんろん

［名］(スル)

１ 大勢の前で、意見を述べること。「壇上で—する」「—大会」

２ 互いに論じ合うこと。また、その議論。

３ 法律用語。

㋐民事訴訟法上、訴訟当事者の陳述。→口頭弁論

㋑刑事訴訟法上、公判手続きのこと。特に、公判期日における訴訟関係人の陳述。→最終弁論

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弁論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/09 23:41 UTC 版)

弁論（べんろん）とは元来は弁論術（雄弁術、修辞学）の対象となる言語表現のこと。おおむね演説（スピーチ）と同義だが、「話されたもの」だけでなく「書かれたもの」も弁論には含まれるので演説とは多少のニュアンスの違いがある。

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弁論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/15 06:10 UTC 版)

「海部俊樹」の記事における「弁論」の解説

旧制東海中学時代には自ら弁論部を創設し地区大会で優勝するなど早くから弁論で頭角を現し、旧制中央大学専門部法科入学と共に中央大学辞達学会（弁論部）に所属し、数々の弁論大会で活躍。同大学卒業後、一旦は法務省に事務官として入省するも退職し、同郷の代議士河野金昇の書生（議員秘書）を務め、河野の母校でもある早稲田大学第二法学部法律学科へ編入学し、早稲田大学雄弁会に所属。早大在学中は雄弁会で弁論術の研鑚及び人脈作りに勤しんだ。学生弁論大会で優勝した折には、審査委員の一人だった早稲田大学総長の時子山常三郎から「海部君（の演説）に勝る者はいない。海部の前に海部なし、海部のあとに海部なしだ」と評されている。同年代の雄弁会仲間には渡部恒三などがおり、この時代に培った人脈が政界入り後に大きな力となって、小派閥の番頭格でありながら首相のポストを得る原動力となった。当時は単独講和反対を主張していたと言われている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

弁論

出典:『Wiktionary』 (2021/12/06 07:38 UTC 版)

この単語の漢字
弁	論
べん 第五学年	ろん 第六学年
呉音	音読み

発音

• (東京) べんろん [bèńróń] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [bẽ̞nɾõ̞ɴ]

名詞

弁論 (べんろん) (旧字体 辯論)

1. 大勢の人の前で、筋道を立てて自分の意見を述べ、論ずること。
2. (法律) 対立する当事者が、法廷で事件について意見を述べ攻撃や防御を尽くすこと。

類義語

• 演説

熟語

• 口頭弁論

関連語

• 言論

翻訳

• 英語: debate ^(en), discussion ^(en)

動詞

活用

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「弁論」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は弁論大会で優勝した
• 私は英語弁論大会の審査をした
• 彼は弁論大会で1等賞を取った
• ここに英語弁論大会を開催できることを私たちは嬉しく思います。
• 私は彼が英語弁論大会で優勝するとは夢にも思わなかった。
• 勿論彼女は弁論大会に参加すると思った。
• 弁論大会で優勝されておめでとうございます。
• 弁護士はその事件を何時間も弁論した。
• 弁護士たちはその事件を何時間も弁論した。
• 彼はテニスと弁論の代表チームの一員である。
• 大学生である姉は、弁論大会で優勝した。
• 私は彼が弁論大会で優勝すると確信している。
• 私は幸いにもその弁論大会で優勝した。
• 私はその英語弁論大会に参加しました。
• 今度の日曜日に弁論大会が開催される。
• 恐らく彼は弁論大会に優勝するだろう。
• ヘーゲルと同様に、パノフスキーの弁論方の概念は歴史があらかじめ定められた道程をたどるようにさせている。
• はじめ彼は自分が弁論大会で優勝した事が分からなかった。
• その学生は、自分の弁論に対して審査員が批判的に述べたことをひどく気にした。
• おそらく彼女はその弁論大会で優勝するだろう。