なむ‐みょうほうれんげきょう〔‐メウホフレンゲキヤウ〕【南無妙法×蓮華経】
南無妙法蓮華経
南無妙法蓮華経
南無妙法蓮華経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/07 23:44 UTC 版)
南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)とは、法華系の仏教で用いられる言葉である。「南無」はnamo(サンスクリット語)の漢語への音写語で「わたくしは帰依します」を意味し、「妙法蓮華経」の五字はサンスクリット語の「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ (saddharmapuNDariika-suutra、सद्धर्मपुण्डरीक सूत्र) 」を鳩摩羅什[注釈 1] が翻訳した版の法華経の正式な題名(題目)である。「南無妙法蓮華経」の七字で「法華経の教えに帰依をする」という意味である。これらの文字を五字七字の題目とも呼ぶ。
- ^ ミステリーな日蓮 #002〈南無妙法蓮華経って何?〉 | 論創社
- ^ 『建撕記(永平開山道元禅師行状建撕記)・坤巻』によれば、死期を覚った道元は弟子の屋敷に移り住み、室内を経行(きんひん)しながら低い声で如来神力品の「道場観」のくだり「若於園中、若於林中、若於樹下、若於僧坊、若白衣舎、若在殿堂、若山谷曠野、 是中皆応起塔供養、所以者何。当知是処即是道場。諸仏於此得阿耨多羅三藐三菩提、諸仏於此転于法輪、諸仏於此而般涅槃」をとなえ終わったあと、この経文を柱に書き付け、また自分の居所を「妙法蓮華経庵」と名付けてその名前も書きとどめたという。
- ^ 鳩摩羅什は、「羅什(らじゅう)」または単に「什(じゅう)」と略称されることがある。
- 1 南無妙法蓮華経とは
- 2 南無妙法蓮華経の概要
- 3 歴史
- 4 脚注
「南無妙法蓮華経」の例文・使い方・用例・文例
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