法華義疏とは? わかりやすく解説

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ほっけぎしょ 【法華義疏】

中国隋の吉蔵著。一二巻。他に聖徳太子著がある。→ 三経義疏

法華義疏(内四巻点本)

主名称: 法華義疏(内四巻点本
指定番号 1614
枝番 00
指定年月日 1953.11.14(昭和28.11.14)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 7巻
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品
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書跡・典籍:  法華経釈文  法華経陀羅尼品  法華統略  法華義疏  法華題目抄  法門名義  法門百首

三経義疏

(法華義疏 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 13:18 UTC 版)

三経義疏』(さんぎょうぎしょ)は、聖徳太子によって著されたとされる『法華義疏』(伝 推古天皇23年(615年))・『勝鬘経義疏』(伝 推古天皇19年(611年))『維摩経義疏』(伝 推古天皇21年(613年))の総称である。それぞれ『法華経』『勝鬘経』『維摩経』の三経の注釈書(義疏、注疏)である。


  1. ^ 『日本書紀』巻第二十二「秋七月、天皇請皇太子、令講勝鬘經。(中略)是歳、皇太子亦講法華經於岡本宮」。現代語訳: 秋七月、天皇は皇太子に請い、『勝鬘經』を講じるよう仰せになった。その年、皇太子はまた、『法華經』をも岡本宮で講じられた)
  2. ^ a b (魚住、2010)p.35
  3. ^ (魚住、2010)pp.16 - 18
  4. ^ (東野、2017)pp.126 - 127
  5. ^ (魚住、2010)pp.20 - 22
  6. ^ (魚住、2010)p.23
  7. ^ a b (魚住、2010)p.24
  8. ^ (魚住、2010)pp.22 - 23
  9. ^ (東野、2017)pp.134 - 135
  10. ^ (魚住、2010)pp.23 - 24
  11. ^ (東野、2017)p.
  12. ^ (魚住、2010)p.36
  13. ^ (魚住、2010)p.
  14. ^ (魚住、2010)pp.25 - 29
  15. ^ (東野、2017)pp.121 - 122
  16. ^ (東野、2017)pp.127, 131 - 135
  17. ^ (魚住、2010)p.39 - 40, 46 - 47
  18. ^ (魚住、2010)pp.37 - 38
  19. ^ 井上亘「御物本『法華義疏』の成立」古瀬奈津子 編『古代日本の政治と制度-律令制・史料・儀式-』同成社、2021年 ISBN 978-4-88621-862-9 P212-223.
  20. ^ 吉川弘文館『国史大辞典』より「三経義疏」の項。
  21. ^ 解説を増訂したのが、中村元『聖徳太子 地球志向的視点から』(東京書籍 1990年)


「三経義疏」の続きの解説一覧

法華義疏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 18:08 UTC 版)

三経義疏」の記事における「法華義疏」の解説

『法華義疏』は伝承によれば推古天皇23年615年)に作られ日本最古肉筆遺品である。 一般に聖徳太子自筆とされている『法華義疏』の写本紙本墨書4巻)は、記録によれば天平勝宝4年753年)までに行信発見して法隆寺もたらしたもので、長らく同寺に伝来したが、明治11年1878年)、皇室献上され御物となっている。 この写本冒頭表題と撰号(著者署名)を欠いており、第一巻巻頭には別紙継いで、ここに「法華義疏第一」の内題があり、その下に本文とは別筆で「これは大委国の上宮王による私集で、海外から渡来したものではない」(意訳と書かれている料紙については、本文中国製の紙を使用し貼紙日本製の紙であるとの見方もある。本文行間には書込み訂正などが見られることから、草稿本である。 なお、中国六朝時代末から唐初期にかけての僧である吉蔵による同名の『法華義疏』とは別物である。

※この「法華義疏」の解説は、「三経義疏」の解説の一部です。
「法華義疏」を含む「三経義疏」の記事については、「三経義疏」の概要を参照ください。

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