浄土真宗華光会
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浄土真宗華光会(じょうどしんしゅうけこうかい)は、京都市に本部を置く浄土真宗系の信者団体。宗教法人格を有する。
概要
- 名称 - 宗教法人浄土真宗華光会
- 本部 - 華光会館
- 設立 - 1942年(昭和17年)4月1日(※宗教法人認可は1958年(昭和33年)10月)
- 創始者 - 伊藤康善(1897年 - 1969年)
- 代表 - 増井信
- 所在地 - 京都市南区西九条東柳ノ内町22
略史
- 1941年 - 伊藤康善、信仰雑誌「華光」創刊
- 1942年 - 前身の「華光社」設立
- 1946年 - 龍谷大学、京都女子専門学校などから学生が多数入会。
- 1957年 - 京都市南区十条に「華光会館」完成
- 1958年 - 宗教法人認可
- 1969年 - 創始者伊藤康善、死去
- 1996年 - 「華光会館」現在地に移転改築
- 2015年 - 代表増井悟朗、死去
活動
- 同人会組織によって運営されている。会員は毎月一定の会費を納めるほか、法座活動による収入、出版物の収入によって活動を維持している。年1回の総会において詳細な会計報告がなされている。
機関誌
- 創立当初より信仰雑誌「華光」の発行が活動の中心である。法話や仏典解説のほか、会員の求道体験や信仰告白などが紙面を占める。「華光」は1941年、国嶋病院患者らの同人誌として発刊。その後も同誌の購読や寄稿を通じて入会する者が多い。
法座
- 浄土真宗系の特長である法座の開催が盛んである。本部会館のほか、全国の支部や会員宅で開催されることもある。
- 主な法座・行事
- 報恩講(華光会) - 華光会館を会場とする法要・法話・信仰座談会。
- 寒中仏青研修会 - 青年会による1泊2日の法座。
- 真宗法座の集い - 参加人数限定の法座。
- 永代経法要法座 - 法要・法話・信仰座談会。
- 初夏仏青研修会 - 青年会による1泊2日の法座。
- 壮年の集い - 30歳から60歳代を対象とする法話・信仰座談会
- 仏の子ども大会 - 対象は子供(小3~中3)。
- 修正会 - 1月1日に勤行・法話・座談会が行われる。
- 定例行事
- 聖典講座 - 増井代表が真宗教学を解説。月1回開催。
- 仏青例会 - 華光会の青年会が行う例会。月1回開催。
- 日曜礼拝 - 華光会の子ども会が行う礼拝。法話・ゲーム・座談会。月1回。
関連する人物
参考文献
- 伊藤康善『仏敵』(春秋社)
- 伊藤康善『善き知識を求めて』(華光会)
- 伊藤康善『われらの求道時代』(華光会)
- 伊藤康善『安心調べ』(華光会)
- 伊藤康善『死を凝視して』(華光会)
- 伊藤康善『仏教詩歌集』(華光会)
- 伊藤康善『悟痰録』(華光会)
- 伊藤康善『化生の世界』(華光会)
- 西光義敞『わが信心 わが仏道』(法藏館、1994年)
- 西光義敞『育ち合う人間関係』(本願寺出版)
- 西光義敞『暮らしの中のカウンセリング』(有斐閣)
- 西光義敞『仏教とカウンセリング』(札幌カウンセリング研究会発行)
- 西光義敞『浄土真宗とはどんな教えか』(百華苑)
- 西光義敞『青春時代の求道』(百華苑)
- 増井悟朗『親指のふし』(華光会)
- 増井悟朗『冥加について』(華光会)
- 増井悟朗『こどもの聖典』(華光会)
- 増井悟朗『念仏の雄叫び』(法藏館)
- 増井悟朗『廻心の体験』(法藏館)
- 増井・西光著『華とひかり』(華光会)
- 増井・西光著『無碍道』(華光会)
- 華光会編集部編『巻頭言集・求道の急所』(華光会)
外部リンク
- 浄土真宗華光会のページへのリンク