シンクレティズム【syncretism】
シンクレティズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 01:00 UTC 版)
シンクレティズム(英語: syncretism)とは、別々の信仰、文化、思想学派などを混ぜ合わせること[1]。異なる信念や実践の組み合わせ[2]。異なる複数の文化や宗教が接触して混交している状態や現象[3]。違った背景をもち、互いに異質の宗教、哲学的立場、神学的立場を妥協させようとする行為、またその結果生まれる考え方[4]。「混合」(混合主義)、「習合」(習合主義)、「諸教混淆」(しょきょうこんこう)ともいう。また「融合」「混交」「複合」「重層」などの訳語も使用されている。
- ^ a b c Oxford, Lexico, definition of syncretism. [1]
- ^ Merriam Webster, definition of syncretism.
- ^ a b c d 日本大百科全書【シンクレティズム】
- ^ a b c d ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典【シンクレティズム】
- ^ a b c d 『世界大百科事典』【ラテン・アメリカ】
- ^ a b c d 在ウクライナ日本大使館ウェブサイト「エピソード集、宗教編」
- ^ a b 『宗教学事典』丸善出版、2010年、308頁。
- ^ 大本の祭神宗教法人大本
- ^ 皇祖皇太神宮の由来皇祖皇太神宮
- ^ 資料館皇祖皇太神宮
- ^ 竹内文書・竹内文献皇祖皇太神宮
- ^ 日本福音同盟『日本の福音派』いのちのことば社
- ^ 第1回日本伝道会議 宣言文
- 1 シンクレティズムとは
- 2 シンクレティズムの概要
- 3 概要
- 4 他、補足など
シンクレティズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 07:43 UTC 版)
原始宗教や民族宗教(氏族宗教)、創唱宗教は、互いに地理的に接触することが普通で、このことから、ある宗教が他の宗教の教義や信仰原理、神学や宗教神話、あるいは崇拝対象としての神や霊格や宗教原理を模倣したり取り入れたりすることが起こる。 このような取り入れが大規模に起こり、二つあるいはそれ以上の宗教のあいだで、どちらの宗教とも付かない両方・複数の宗教の要素を併せ持った宗教が成立するような事態を「シンクレティズム(英:syncretism)」という。習合はシンクレティズムの一種である。 世界宗教は通常、シンクレティズム過程を経て成立することが一般である[要出典]。民族宗教が世界宗教へと自己超越する契機は他の宗教との競合や融和や神学の導入などで、シンクレティズムの結果として世界宗教が生まれるとも言える。
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