蘇悉地羯羅経とは? わかりやすく解説

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蘇悉地羯羅経

主名称: 蘇悉地羯羅経
指定番号 2399
枝番 03
指定年月日 1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書 寛弘五年、治安三年承保元年天仁元年加点白書奥書勧修寺大経伝来
員数
時代区分 奈良平安
年代
検索年代
解説文:  これら三種写経は、もと京都勧修寺大蔵経のうちとして伝来したもので、いずれも書写奥書はないが、『大〓遮那経』は奈良末期写経、『金剛頂経』は平安中期写経、『蘇悉地経』は奈良中期写経である。これら三経には文中平安時代ほどこされた白・などの訓点註記が多い。そのうち大〓遮那経』の白訓点平安初期第二群点(南都喜多院点)の変種とみられ、従来未見の珍しい訓点である。『金剛頂経』の朱点治安年間長元六年(一〇三三加点仁和寺円堂とみられる。『蘇悉地経』には角筆点を含む七種訓点認められる。それらのうち最古長保頃の薄い白訓点で、最も下るのは天仁元年一一〇八)加点朱点で、これらは総じて仁和寺中心したものである。これら訓点国語史資料として価値が高い。

蘇悉地羯羅経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 03:37 UTC 版)

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蘇悉地羯羅経』(そしつじからきょう、: Susiddhikāra Sūtra, スシッディカーラ・スートラ)は、「大日三部経」の一つに数えられる、密教を代表する経典である。略して、『蘇悉地経』(そしつじきょう、: Susiddhi Sūtra, スシッディ・スートラ)とも呼ばれる。

原題は、「ス・シッディ」(su-siddhi)が「優れた-成就」、「カーラ」(kāra)が「行・作法」、「スートラ」(sūtra)が「経」、総じて「優れた成就のための作法についての経」の意。

概要

成就のための儀則を説く。

善無畏輸波迦羅)訳。

天台宗台密)において特に重要視される[1][2]

脚注

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参考文献

関連項目



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