朱とは? わかりやすく解説

あけ【朱/×緋】

読み方:あけ

赤い色。特に、朱・緋(ひ)・紅。また、赤く染められたもの。

馬の毛色で、黄がかった赤。赤毛

緋袍(あけごろも)」の略。

朱の画像
#ba2636/R:186 G:38 B:54/C:0 M:80 Y:71 K:27

しゅ【朱】

読み方:しゅ

常用漢字] [音]シュ(漢) [訓]あか あけ

黄をおびた赤色。「朱唇朱筆

朱色顔料。「朱印朱肉皆朱堆朱(ついしゅ)」

名のり]あけみ・あや

難読朱欒(ザボン)・朱雀(すざく・すじゃく)・朱鷺(とき)


しゅ【朱】

読み方:しゅ

黄ばんだ赤色

黄色みを帯びた赤色顔料天然には辰砂(しんしゃ)として産し成分硫化水銀朱肉や漆の着色油絵の具などに用いる。

朱肉」の略。

朱墨(しゅずみ)」の略。

朱墨で歌や俳句などに点をつけたり添削したりした書き入れ。「—を請う

⇒しゅ(銖)


しゅ【×銖/朱】

読み方:しゅ

重さの単位大宝令で、1両の24分の1。

江戸時代貨幣の単位。1両の16分の1。1分(ぶ)の4分の1銀目の3匁7分5厘。

利率単位。1割の10分の1。分(ぶ)。歩(ぶ)。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 07:02 UTC 版)

(しゅ、あけ、あか)




「朱」の続きの解説一覧

朱(しゅ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 06:56 UTC 版)

蒼天の拳」の記事における「朱(しゅ)」の解説

黄浦江近辺乞食をしていた盲目老人。玉玲を知っていることから、昔、青幇にいた模様

※この「朱(しゅ)」の解説は、「蒼天の拳」の解説の一部です。
「朱(しゅ)」を含む「蒼天の拳」の記事については、「蒼天の拳」の概要を参照ください。


朱 (vermilion, cinnabar)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:52 UTC 版)

「赤」記事における「朱 (vermilion, cinnabar)」の解説

詳細は「辰砂」を参照 赤色の中で特筆すべきなのは、朱色([英]vermilion,vermillion)である。朱色は朱の色のことである。朱色顕色は、辰砂しんしゃ)、朱砂しゅしゃ、すさ)、辰朱(しんしゅ)、丹砂(たんさ)と呼ばれる硫化第二水銀硫化水銀)を用いる。赭土(丹、焼成土、弁柄合成弁柄三酸化二鉄)、鉛丹光明丹四酸化三鉛)、鶏冠石リサージ硫化砒素)を用いるか、或いはそれ以外顔料染料単独によって若しくはこれらの混合基づいて或いは他の朱色発光物によっても、実現できる辰砂による朱(≠朱色)は壮美発色をするので、紀元前から利用された。合成法古くから知られその歴史古代さかのぼる。合成されたものは銀朱とも呼ばれ現在の朱(≠朱色)の多くまかなう。現在でも朱砂山口県などで採掘される赤の色料中でも太古から使われている朱砂は、東洋では寿(ほぎ)の色材呪術的な意味を付与され色材として重用されていた。例え平等院鳳凰堂中堂四面扉には朱(≠朱色)が塗られた。また朱漆としても用いられた。これは朱砂持っている色彩自体印象以外に、硫化水銀水銀そのもの毒性依存依拠するものとも考えられている。そして、乾性油練り上げられた朱は、今日台頭しているジスアゾ縮合顔料ジケトピロロピロールカドミウム赤を以ってしても代替不可能な油絵具の内で最高の不透明性を誇る類例のない色材である。ただし、色材としての硫化水銀運用にあっては硫化水銀黒変回避しつつ目的色彩定着させる高次技術要請されるColour Index Generic NamePigment Red 106である。

※この「朱 (vermilion, cinnabar)」の解説は、「赤」の解説の一部です。
「朱 (vermilion, cinnabar)」を含む「赤」の記事については、「赤」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「朱」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

出典:『Wiktionary』 (2021/07/06 09:06 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. シュ朱色明るくて、橙色に近い赤色
  2. シュ朱筆の略。転じて多く他人入れ訂正修正乃至改善指摘
  3. 江戸時代貨幣単位

熟語


※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「朱」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



朱と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「朱」の関連用語

朱のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



朱のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
原色大辞典原色大辞典
Copyright © 1997-2024 colordic.org All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの朱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの蒼天の拳 (改訂履歴)、赤 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS