成実論とは? わかりやすく解説

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じょうじつろん〔ジヤウジツロン〕【成実論】

読み方:じょうじつろん

仏教論書16巻または20巻インド訶梨跋摩(かりばつま)著。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳。一切皆空説き、また四諦(したい)の真実義を明らかにした。成実宗根本教典


成実論〈巻第十二残巻/〉

主名称: 成実論〈巻第十二残巻/〉
指定番号 952
枝番 00
指定年月日 1937.05.25(昭和12.05.25)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書 奥ニ馮景遜写トアリ
員数 1巻
時代区分 西魏
年代
検索年代
解説文: 西魏時代作品
重要文化財のほかの用語一覧
書跡・典籍:  成唯識論  成唯識論  成唯識論述記巻第九  成実論  成尋阿闇梨母集  戒律伝来記  手鑑

成実論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/15 18:02 UTC 版)

成実論』(じょうじつろん、: Satyasiddhi, Tattvasiddhi)は、訶梨跋摩(かりばつま、Harivarman, ハリヴァルマン)によって著された、16巻の仏教論書である。


  1. ^ 福原 1969, pp. 49–52.


「成実論」の続きの解説一覧

成実論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 14:58 UTC 版)

多聞部」の記事における「成実論」の解説

『成実論』(Satyasiddhi ŚāstraTattvasiddhi Śāstraとも呼ばれる)は多聞部から生まれた現存するアビダルマ文献である。今日では大蔵経第16巻収録されている(『大正新脩大藏經』1646)。著者三世中央インドの僧訶梨跋摩とされる真諦はこの多聞部アビダルマが「小乗」と大乗教説混淆から成る言及しており、Joseph Walserもこの評価正しさ同意している。Ian Charles Harrisもこの文献を「小乗」と大乗総合であると特徴づけており、その教説中観派および瑜伽行唯識学派のそれに非常に近いと述べている。 『成実論』には多聞部聖典含まれる菩薩に関する言及見られる

※この「成実論」の解説は、「多聞部」の解説の一部です。
「成実論」を含む「多聞部」の記事については、「多聞部」の概要を参照ください。

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