昭和新纂国訳大蔵経とは? わかりやすく解説

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昭和新纂国訳大蔵経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 07:45 UTC 版)

昭和新纂国訳大蔵経(しょうわしんさんこくやくだいぞうきょう)は、大乗仏教の漢訳大蔵経を日本語訳した大蔵経一切経)の1つ[1]。漢訳仏典の中から、日本の各宗派と関連が深い主要な仏典を選んで編纂・日本語訳している。初版は東方書院によって1930年から1939年に刊行された。この版は2016年現在、大部分が国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている。

現在は大法輪閣がオンデマンド版の販売をしている[2]

構成

経典部が12巻、論律部が12巻、宗典部が22巻、解説部が2巻の、全48巻から成る[2]

  • 論律部 --- 全12巻
    • 第1巻 - 倶舎論 第一
    • 第2巻 - 倶舎論 第二・入阿毘達磨論・異部宗輪論
    • 第3巻 - 大智度論 第一
    • 第4巻 - 大智度論 第二
    • 第5巻 - 大智度論 第三
    • 第6巻 - 大智度論 第四
    • 第7巻 - 大智度論 第五
    • 第8巻 - 大智度論 第六・中論百論十二門論
    • 第9巻 - 成唯識論大乗起信論・ほか三書
    • 第10巻 - 四分律 第一
    • 第11巻 - 四分律 第二
    • 第12巻 - 四分律 第三
  • 宗典部 --- 全22巻
    • 第1巻 - 天台宗聖典
    • 第2巻 - 真言宗聖典
    • 第3巻 - 浄土宗聖典
    • 第4巻 - 真宗聖典
    • 第5巻 - 曹洞宗聖典
    • 第6巻 - 臨済宗聖典
    • 第7巻 - 日蓮宗聖典
    • 第8巻 - 華厳宗法相宗律宗融通念仏宗時宗聖典
    • 第9巻 - 日本支那浄土門聖典
    • 第10巻 - 日本支那聖道門聖典
    • 第11巻 - 法華玄義
    • 第12巻 - 法華文句
    • 第13巻 - 摩訶止観
    • 第14巻 - 華厳経探玄記 第一
    • 第15巻 - 華厳経探玄記 第二
    • 第16巻 - 華厳経探玄記 第三
    • 第17巻 - 華厳五教章・十住心論・三論玄義
    • 第18巻 - 法苑義林章
    • 第19巻 - 大乗義章 第一
    • 第20巻 - 大乗義章 第二
    • 第21巻 - 大乗義章 第三
    • 第22巻 - 信心銘義解・六祖法宝壇経・伝心法要・宏智頌古・人天眼目・博山警語・天台菩薩戒疏
  • 解説部 --- 全2巻

脚注・出典

関連項目

外部リンク




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