れい‐じょう〔‐ヂヤウ〕【霊場】
読み方:れいじょう
「霊地(れいち)」に同じ。
霊場
霊場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 09:21 UTC 版)
霊場の入り口である仁王門を抜けて音羽の滝に至る道には地物はほとんどない。音羽の滝には水垢離をとる姿や水を汲む者が描かれ、参詣道としてのみならず生活道としても機能していたことが分かる。画面の中央には懸造の本堂舞台が強調して描かれ、大きさからも配置からも中心を占めている。背景には東山連峰がそびえ、本堂の周囲には諸堂が姿をならべる。 霊場の条件のひとつは、その始原から姿を変えることのない不変性である。それゆえ、度重なる再建のつど、霊場は旧に復せしめられ、その姿を維持されることによって霊場として認められる。清水寺は寛永9年(1629年)の火災で堂社の多くを焼失しているにもかかわらず、清水寺参詣曼荼羅に描かれている地物と今日の寺内の地物との間に大きな異同がないことは、常に始原のままの姿を維持するという再建のあり方を示している。 しかしながら、そうした再建のあり方にもかかわらず、長い間には変化を示す地物もないわけではない。明治の神仏分離により失われた地物もあるが、宿所、六地蔵、鐘撞堂、田村堂、成就院、朝倉堂といった、寛永の再建前後にその姿を変えた地物もある。中でも、本願成就院の管理下にあった田村堂、成就院、朝倉堂は著しい変化を被っている。図中では田村堂の正面に描かれていた阿弥陀仏像は失われ、小丘陵の上に舞台をともなった姿で描かれる朝倉堂は、今日では平坦地に立ち、舞台もない。これら変化を被った地物は、いずれも清水寺本来の建物ではなく、その意味で清水寺の霊場の不変性に属していない。また、図中の配置においても、成就院の管理下にあった諸堂は本堂西北の一隅にかたまっており、寺家と本願成就院の二重構造が可視化されている。
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霊場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/08 08:12 UTC 版)
主として、巡礼などに使われる霊場の名称。以下のように広いバリエーションがある。 四国八十八箇所四国八十八か所 (テレビ番組) 三重四国八十八箇所 篠栗四国八十八箇所 知多四国八十八ヶ所霊場 多摩四国八十八箇所 若越新四国八十八箇所 伊賀四国八十八箇所 瀬居八十八箇所 御府内八十八箇所 関東八十八箇所 摂津国八十八箇所 秋穂八十八箇所 小豆島八十八箇所 北足立八十八箇所 美作八十八箇所 新居浜八十八ヶ所 広島新四国八十八ヶ所霊場 大和北部八十八ヶ所霊場
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霊場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:34 UTC 版)
千手寺八十八ヶ所霊場 四国八十八ヶ所霊場(阿波・土佐・伊予・讃岐)を勧請したもので江戸時代の創建と伝えられている。それぞれ妹尾崎・坪井・矢尾・大内田村に対応している。 また、霊場内には毘沙門堂、妙見堂があったが、現在はいずれもなくなっている。
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霊場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 03:22 UTC 版)
お鉢巡りの際、目印とされる箇所(久須志神社・虎岩・銀明水・富士山本宮浅間大社奥宮・雷岩・シャカの割れ石・金明水など)がある。富士講の信者がお鉢巡りを行った際には、既にこのように呼ばれていたとされ、聖地として考えられていた。
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「霊場」の例文・使い方・用例・文例
- 聖地, 霊場; 拝殿.
- 昨年彼らは四国 88 か所霊場巡りをした.
- 霊場に参拝すること
- 西国三十三所観音霊場を巡拝すること
- 西国三十三所の観音霊場を巡礼すること
- (仏教で)(観世音を安置した)33か所の霊場
- 各地の霊場を巡って参拝する
- 秩父三十三所という観音霊場
- 四国にある弘法大師の88の霊場
- 札所という,霊場を参詣したしるしに巡礼者がお札を受ける所
- 四国にある弘法大師の霊場を巡拝すること
- 四国にある弘法大師の霊場の巡拝者
- 四国にある88か所の霊場
- 四国八十八か所の霊場を巡礼すること
- 四国八十八か所の霊場を巡礼する人
- 西国三十三所という,関西の観音巡礼の霊場
- 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は,紀(き)伊(い)山地の霊場と参(さん)詣(けい)道(みち)を世界遺産に指定した。
- 紀伊山地には3つの霊場がある。
- 参詣道がこれらの神(しん)道(とう),密教,そして修(しゅ)験(げん)道(どう)(山の苦(く)行(ぎょう))の霊場を結ぶ。
霊場と同じ種類の言葉
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