恐山とは? わかりやすく解説

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おそれ‐ざん【恐山】

読み方:おそれざん

青森県下北半島北部火山標高828メートル山頂カルデラ形成され火山湖温泉があり、多数硫気孔異様な景観呈する湖岸円通寺では7月地蔵講に「いたこ」とよばれる巫女(みこ)の口寄せが行われる。宇曽利(うそり)山。

恐山の画像

おそれざん 【恐山】

青森県下北半島にある火山オソレアイヌ語ウソリ(湾の意)で、もとは宇曾利山といった。中央のカルデラに湖と温泉がある。火山として異様な光景から死霊が集まる山として信仰され春・夏・秋祭典は、いたこの口寄せでにぎわう。中腹円仁慈覚大師開創との伝説を持つ曹洞宗吉祥山円通寺がある。→ いたこ

恐山(青森県)

879m 北緯411643秒 東経1410712秒 (釜臥山 かまふせやま)(三角点)  ※座標世界測地系による

恐山地図 恐山の写真
                                    (写真クリック拡大339KB


概要

 流紋岩デイサイト安山岩からなる二重式火山SiO2 5368%)。
 直径3kmカルデラ内にある宇曽利山湖(恐山湖)のほとりには噴気孔温泉が多い。外輪山上には多数溶岩円頂丘寄生している。
 別名、宇曽利山、於曽礼山焼山


最近1万年間の活動

 最近1万年間の活動を示す堆積物は見つかっていない(青木1990桑原山崎2001)。


記録に残る火山活動

 1968昭和43)年 1月4日~ 7日
    地震群発

 1993平成 5)年 2月5日11日
    地震頻発 5日むつ測候所震度

 現在、カルデラ内では活発な噴気活動がある。

 ※「概要」及び「最近1万年活動」については日本活火山総覧第3版)(気象庁編、2005)、「記録に残る火山活動」については前述活火山総覧及び最近観測成果よる。


恐山

読み方:オソレザン(osorezan)

正称 円通寺

宗派 曹洞宗

所在 青森県むつ市

本尊 釈迦如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

恐山

作者水谷章

収載図書霊界通信レストラン
出版社童心社
刊行年月2004.7
シリーズ名怪談レストラン

収載図書霊界通信レストラン ハードカバー
出版社童心社
刊行年月2004.7
シリーズ名怪談レストラン


恐山

作者車谷長吉

収載図書愚か者―畸篇小説集
出版社角川書店
刊行年月2004.9


恐山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 19:07 UTC 版)

恐山(おそれざん、おそれやま)は、下北半島(青森県)の中央部に位置する活火山である[1]カルデラ湖である宇曽利山湖の湖畔には、日本三大霊場の一つである恐山菩提寺が存在する[1][注釈 1]霊場内に温泉が湧き、共同浴場としても利用されている[2]。恐山を中心にした地域は下北半島国定公園に指定されている[1]。本記事では、恐山と同霊場について詳述する。なお、恐山山地は下北半島の北部を占める山地を指すので[3]、本記事で詳述するいわゆる霊場恐山とは区別される。


注釈

  1. ^ 高野山比叡山と並んで、日本三大霊山とされることもある[要出典]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 恐山(おそれざん)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 社団法人 むつ市観光協会 青森県下北半島 霊場恐山 本州のてっぺん”. 社団法人 むつ市観光協会. 2017年11月12日閲覧。
  3. ^ 恐山山地(おそれざんさんち)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月29日閲覧。
  4. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 2 青森県』角川書店〈1版〉、1985年12月1日。
  5. ^ 気象庁:噴火警戒レベルの説明
  6. ^ 宇曽利山温泉『青森県鉱泉誌』(青森県警察部衛生課, 1920), p151
  7. ^ 恐山の『先祖の聲』『科学より見たる趣味の旅行』松川二郎 (有精堂書店, 1926)
  8. ^ 奥州恐山の三大不思議『真怪』井上円了 (丙午出版社, 1919)]
  9. ^ 1810年(文化7年)に再刊されている。
  10. ^ 『日本歴史地名大系 青森県の地名』(平凡社、1982)、p.270
  11. ^ 『角川日本地名大辞典 青森県』(角川書店、1985)、p.231
  12. ^ 野崎左文『日本名勝地誌』「東山道之部下」、博文館、1895年(明治28年)
  13. ^ 国立国会図書館近代デジタルライブラリー 熊谷全応『奥州南部恐山写真帖』円通寺、1911年(明治44年)
  14. ^ 恐山線時刻表下北交通 2023年11月1日閲覧


「恐山」の続きの解説一覧

恐山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 00:36 UTC 版)

ムダヅモ無き改革」の記事における「恐山」の解説

青森県下北半島位置する霊峰日本三大霊山一つ数えられ心霊スポット信仰の対象として夙に名高い本作では、ここにある「伝説雀荘」が、ジュンイチローの修行の場として紹介され、「卓上ヤルタ会談」の舞台となった

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恐山(おそれざん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 08:54 UTC 版)

仏ゾーン」の記事における「恐山(おそれざん)」の解説

青森県にあり、イタコ活動拠点となっている。ジゾウ故郷でもある。

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恐山(おそれざん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 00:55 UTC 版)

陰陽大戦記」の記事における「恐山(おそれざん)」の解説

地流四部長、伏魔殿捜索部長・クレヤマが守護する四鬼門の一つ

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恐山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 04:59 UTC 版)

バレンシア大陸」の記事における「恐山」の解説

帝国南部にある火山妖術師のヌイババが麓に居を構えている。

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恐山(おそれざん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 00:40 UTC 版)

GS美神 極楽大作戦!!の登場人物」の記事における「恐山(おそれざん)」の解説

江戸時代横綱全勝無敗現役のまま亡くなった角界最強力士気まぐれ現世現れ現代腑抜け力士達に稽古をつけるべく、国技館居座っていた。美神との相撲勝負でまげを落とされ現役引退決意後、ちゃんこ鍋屋を始めた

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