じゅう‐だいでし〔ジフ‐〕【十大弟子】
十大弟子
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十大弟子 (じゅうだいでし)とは、釈迦(釈尊)の弟子達の中で主要な10人の弟子のこと。最初は具体的な弟子を特定していなかったが、大乗経典により特定の弟子の呼称が定着した。特定の弟子への信仰は中国で始まったとされる[1]。
注釈
出典
- ^ 石上善應. “十大弟子(じゅうだいでし)”. コトバンク. 2023年4月9日閲覧。
- ^ 中村元 ほか 編『岩波仏教辞典』(第2版)岩波書店、2002年10月30日、484頁。ISBN 978-4-00-080205-5。
十大弟子
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シャラマーに忠誠を誓った魔物達。シャラマーから舎利湯を貰った者と、まだ貰っていない者がいる。悟空の妻である玄奘を殺害した魔物や、羅刹女の子供の紅孩児なども十大弟子に含まれる予定だったが、作中には登場しなかった。 東方朔(とうほうさく) シャラマーの身の回りの世話をする道化師。サルのような姿をしており、「天王煽心扇(てんのうせんしんせん)」という巨大な扇を煽ることで大衆の心を操る。シャラマーからすでに舎利湯を授かっており、不老不死になっている。名前と人物像の由来は東方朔からきている。 大力(スパン) 天竺で最強と言われた剣の使い手で「寝くたれの大力」と言われる。三獣士とは面識があり、天竺で知り合った。身長178センチメートル・体重71キログラム。オールバックに一房の前髪を垂らし、素肌にコートを着用している。舎利湯の結晶が肋骨と一体化しているため、舎利塔の力で不老不死になっており、頭を吹き飛ばされても死なずにすぐ再生する。邪悪な自我を持つ神珍鉄「降魔利剣(ごうまりけん)」を持つ。降魔利剣の暴走を押さえるために精神力を消費しているので、疲労から寝ていることが多い。数十年前に降魔利剣の魔力に負けて、側にいた母親の可仁珠花(カニシュカ)を斬殺し、それを見た妹の倶斜奈(クシャナ)は精神崩壊した。舎利湯で母・可仁珠花を生き返らせ、妹・倶斜奈の心を救うためにシャラマーの部下になる。シャラマーからは十大弟子の中で最も気に入られている。 大力が着用しているコートのデザインは、インディアン・ハイダ族のアートを参考にしている。また、大力の母親である可仁珠花の名前はカニシカ1世、妹の倶斜奈の名前はクシャーナ朝から由来している。 題婆(ダイバ) 天罡星の魔物。雲に乗って浮遊し、棍棒のようなものを持っている。背は低く、肩が露出した衣服を着用し、瞳は前頭部に装着したバイザーのようなものの陰に隠れて見えない。一人称は「ワシ」。空間に穴を開けて移動することができる。シャラマーからまだ舎利湯をもらっていない。地煞星である三獣士を、天竺の外で生まれた出来損ないであると見下している。服装のデザインはインディアン・ハイダ族のアートを参考にしている。 可葉(カッサパ) 天罡星の魔物であり、題婆と共に現れた天竺の歌姫。髪の毛を頭頂部で結び、羽飾りを差している。シャラマーから舎利湯をもらっておらず、同じ十大弟子の大力が舎利湯を披露した時に、題婆と共に嫉妬の感情を露にした。シャラマーが着用している人間と舎利湯を材料にした服装を「末期的美的センス」と評している。彼女の服装は、大力や題婆と同じくインディアン・ハイダ族のアートを参考にしている。 阿難(アナン) 小さい眼鏡をかけている。シャラマーから舎利湯を貰う予定だったが、三獣士が原因で叶わなかったため、そのことを恨んで三獣士に襲いかかる。自律的に回転して攻撃する神珍鉄「バジュラ」を使う。その正体は、巨大なコブラの魔物である。 元々は玄奘の生き別れた兄として登場する予定だったが、十大弟子の一員に変更された。
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十大弟子
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ブッダの弟子の中で特に重要な役目を果たした人達。全員生真面目で、ブッダからの携帯着信や、松田ハイツへの来訪時など、何かにつけて五体投地するためブッダからよく制止されている。心を無にすることでブッダ同様空中浮遊ができるが、無言になったり、会話が疎かになったりする。沖縄旅行の際は10人全員で同行した。漢字表記の自身の名前が入ったジャージ姿で下界を訪れることが多い。ブッダ曰く、基本的に全員ボケ殺しらしく、天部のプロデュースで螺髪になったブッダの容姿もスルーしていた。ブッダ自身やアナンダ、ラーフラなど、釈迦族の王家出身者は筋金入りの金持ちであるため、豪華な環境だと「実家と勘違いして」しまう。少なくともブッダにとっては至れり尽くせりの宮殿時代は黒歴史らしい。 アナンダ 天界の経理を務める青年。ブッダの4コマ漫画「悟れ!! アナンダ!!」の主人公のモデル。 純粋で明るく几帳面で、イエスのネタフリを素でスルーする。ブッダへの崇敬の念が高過ぎ、ブッダもしばしば扱いに困る。弟子の中で最後に悟ったため下っ端根性が抜けず、自分の都合を後回しにしてでも仕事に熱心になりすぎる一面がある。天界の経理の仕事をほぼ全て引き受けているため、過労から家出したこともある。 目が合っただけで女性を虜にする程の美形で、女性の弟子はほぼ彼がスカウトしたとのこと。だが大抵の女性は、彼のブッダへの過剰な献身ぶりにドン引きするらしい。本人は自分の顔を婦女子を惑わせる呪われた顔だと思っている。そのため、「モテない顔」=「祝福された顔」という謎の方程式が彼の中で出来上がっている。その美しさから下界に下りる度に女の子達から追いかけられたり、剃髪しているにもかかわらず美容院のカットモデル依頼が殺到して遅刻したりしている。 お盆に使ったナスやキュウリまで経費で落とす手腕を持つ。ただし締めるところは締め、梵天が「大家さんの接待費」と称してWiiの購入費を経費で落とそうとした際は要求を撥ねつけた。 ブッダのニルヴァーナが未だにトラウマで、ブッダの側臥位に激しく動揺する。そのショックはブッダの死後、ほぼ一夜漬けで悟ってしまったほど。 イエスの弟子のヨハネとは末弟子同士で仲が良いが、最後に空中爆発で逝ったことに関しては「ドラゴンボールみたい」とうらやましがられた。また、ヨハネの仕事とプライベートをしっかり分ける姿にショックを受けている。 ラーフラ ブッダの実子。かなり謙虚だが、行き過ぎて卑屈ともとられかねない性格をしている。生まれる前に母の胎内で6年間粘ったのは「主役は遅れて登場するもの」という自惚れがあったから、と自分を卑下している。暗くて狭い場所が好きで、目上の人の家に宿泊する時は主人に遠慮してトイレで寝る癖がある。イエスはブッダに教えてもらうまで、彼の名前の意味を「トイレ大好き」だと思っていた。トイレ修行には並ならぬこだわりを持っており、素人が下手に手を出すとしつこく絡んでくる。 下界を訪れた際は、喫茶店のトイレのあまりの快適空間ぶりに「居場所を失った」と絶望に駆られていたが、ブッダとイエスの部屋のトイレを見て持ち直した。 モッガラーナ 小柄で頭頂が尖っているのが特徴。作中では、餓鬼道に堕ちた母親を救出できた際の、彼の狂喜乱舞を制止する周囲の動きが盆踊りの起源となっている。ブッダは盆踊り大会でモッガラーナ自身の踊りを真似てしまい、回りの人達からかなり敬遠された。 天耳通の神通力に優れ、遠くからでもブッダの説法を聞くことが出来たが、周囲からは一人でニヤニヤしているようにしか見えないため不審がられていた。前述のように仏弟子の中でもかなり特徴的な外見をしており、弟子達の集合写真をPCが顔認識した際、全員をアナンダと誤認識するも彼だけは「アナンダですか?」の表示がない。 サーリプッタ 糸目の青年。アナンダやラーフラと共に年始の挨拶にアパートを訪れる。 生前はブッダから他の弟子と共に教団の運営を任せられ、イエスからも「しっかり者」と言われる頼りがいのある人物。 ブッダの回想など、登場回数は地味に多く、天部の指示でブッダを乗せるために自動車の免許を取得するが、運転で左側へ寄ることができずに、中道を走ろうとしたため、免許取得まで1年かけている。アニメ版の『頭文字D』を見ることによって克服した(本人曰く「ブッダの教えに従った成果」)が、その影響でスピード狂になってしまっている。ブッダとイエスの『おかかえドライバー』を自負するに至り黒スーツに指貫グローブという姿で二人の送迎に現れるが、天部の車が霊柩車(仏様が乗る車)であることも相まって二人からは地獄からの使者と恐れられている。 マハーカッサパ 生前にブッダから彼の衣服をもらったことを大変喜び、死ぬまで着続けた。アナンダによれば現在に至るまで一度も新調していないらしい。
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十大弟子
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元慶2年11月11日に空海の弟子真雅が朝廷に言上した「本朝真言宗伝法阿闍梨師資付法次第の事」 によれば、空海の付法弟子は、真済、真雅、実恵、道雄、円明、真如、杲隣、泰範、智泉、忠延の10人とされ、釈迦の十大弟子になぞらえ、弘法大師十大弟子とも称するようになった。十大弟子の語の初出は慶長年間の成立とみられる頼慶『弘法大師十大弟子伝』。
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