十六羅漢とは? わかりやすく解説

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じゅうろく‐らかん〔ジフロク‐〕【十六羅漢】

読み方:じゅうろくらかん

釈迦の命により、この世長くいて正法守り衆生(しゅじょう)を導く16人の大阿羅漢。賓度羅跋羅堕闍(ひんどらばらだじゃ)・迦諾迦伐蹉(かなかばしゃ)・迦諾迦跋釐堕闍(かなかばりだしゃ)・頻陀(そびんだ)・諾矩羅(なくら)・跋陀羅(ばだら)・迦理迦(かりか)・伐闍羅弗多羅(ばじゃらふつたら)・戍博迦(じゅはか)・半托迦(はんだか)・羅怙羅(らこら)・那伽犀那(なかさいな)・因掲陀(いんかだ)・伐那婆斯(ばなばし)・阿氏多(あした)・注荼半吒迦(ちゅうだはんだか)。


じゅうろくらかん 【十六羅漢】

阿羅漢

十六羅漢

読み方:ジュウロクラカン(juurokurakan)

日本海無人島

所在 山口県長門市

位置・形状 青海島沖合

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

十六羅漢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 00:29 UTC 版)

阿羅漢」の記事における「十六羅漢」の解説

大阿羅漢難提蜜多羅所説法住記』(だいあらかんなんだいみたらしょせつほうじゅうき、Nandimitrāvadāna)によると、仏滅800年経ち、ナンディミトラ(慶友)大阿羅漢大衆説いたとされる、仏勅を受けて永くこの世住し衆生済度する役割をもった16人の阿羅漢賓度羅跋囉惰闍(びんどらばらだじゃ、ピンドーラ・バーラドゥヴァージャ Piṇḍola-bhāradvāja眷属として1000阿羅漢有し、西瞿陀尼洲(さいくだにしゅう、あるいは西牛貨洲:さいごけしゅう)に住す。 西瞿陀尼洲とは、須弥山世界四大洲のうちの西大陸、アパラゴダーニーヤ・ドヴィーパ(Aparagodānīya-dvīpa賓度羅跋囉惰闍は、賓頭盧尊者びんずるそんじゃ)即ち「おびんずる様」として知られる。 迦諾迦伐蹉(かなかばっさ、カナカヴァツァ Kanakavatsa)眷属として500阿羅漢有し北方の迦湿弥羅国かしゅうみらこく、カシミール Uttarapradeśa-Kāśmīra)に住す。 迦諾迦跋釐堕闍(かなかばりだじゃ、カナカバーラドゥヴァージャ Kanakabhāradvāja眷属として600阿羅漢有し東勝身洲(とうしょうしんしゅう)に住す東勝身洲とは、須弥山世界四大洲のうちの東大陸、プールヴァヴィデーハ・ドヴィーパ(Pūrvavideha-dvīpa頻陀(すびんだ、スヴィンダ Suvinda)眷属として700阿羅漢有し北倶盧洲ほっくるしゅう)に住す北倶盧洲とは、須弥山世界四大洲のうちの北大陸、ウッタラクル・ドヴィーパ(Uttarakuru-dvīpa) 諾距羅(なこら、ナクラ Nakula眷属として800阿羅漢有し南贍部洲なんせんぶしゅう)に住す南贍部洲とは、須弥山世界四大洲のうちの南大陸、ジャンブー・ドヴィーパ(Jambū-dvīpa跋陀羅(ばだら、バドラ Bhadra)眷属として900阿羅漢有し、躭没羅洲(たんもらしゅう、ターンラ・ドヴィーパ Tāmra-dvīpa)に住す。 諸寺の浴室では首楞厳経記述に随いこの尊者像が安置される事が多い。 迦理迦(かりか、カーリカ Kālika)眷属として1000阿羅漢有し僧伽羅洲(そうからしゅう、シンハラ・ドヴィーパ Siṃhala-dvīpa)に住す。 伐闍羅弗多羅(ばじゃらほたら、ヴァジュラプトラ Vajraputra)眷属として1100阿羅漢有し、鉢剌拏洲(はらなしゅう、プラナサ・ドヴィーパ Pranasa-dvīpa)に住す。 戍博迦(じゅばか、ジーヴァカ Jīvaka眷属として900阿羅漢有し、香酔山(こうすいせん、ガンダマーダナ・ギリ Gandhamādana-giri)中に住す。 香酔山とは、須弥山世界で南贍部洲最北辺の山脈(これより北は、七金山しちこんせん))。 半託迦(はんたか、パンタカ Panthaka)眷属として1300阿羅漢有し三十三天忉利天)に住す。 第16の注荼半託迦(周利槃特)の兄。摩訶槃特(マハー・パンタカ)のこと。 忉利天とは、須弥山世界須弥山頂上。 囉怙羅(らごら、ラーフラ Rāhula眷属として900阿羅漢有し、畢利颺瞿洲(びりようくしゅう、プリヤング・ドヴィーパ Priyaṃgu-dvīpa)に住す釈尊実子 那迦犀那(なかさいな、ナーガセーナ Nāgasena)眷属として1200阿羅漢有し、半度波山(はんどはせん、パーンダヴァ・ギリ Pāṇḍava-giri)に住すミリンダ王の問いに出るナーガセーナ思われる。 因掲陀(いんがだ、インガダ Ingada)眷属として1300阿羅漢有し、廣脇山こうぎょうせん、ヴィプラパールシュヴァ・ギリ Vipulapārśva-giri)に住す。 伐那婆斯(ばなばす、ヴァナヴァーシン Vanavāsin眷属として1400阿羅漢有し、可住山かじゅうせん、ヴァイデーハ・パルヴァタ Vaideha-parvata)に住す。 ヴァイデハは小ヒマラヤ山脈比定される。 阿氏多(あじた、アジタ Ajita)眷属として1500阿羅漢有し峯山(じゅふせん、グリドラクータ・パルヴァタ Gṛdhrakūṭa-parvata)に住す仏典一部弥勒菩薩同一視されることがある。 注荼半託迦(ちゅだはんたか、チューダパンタカ Cūḍpanthaka)眷属として1600阿羅漢有し、持軸山(じじくせん、イーシャーダラ・ギリ Īṣādhara-giri)に住す周利槃特のこと。 持軸山とは、須弥山世界四大洲から須弥山に至る七金山しちこんせん)のうち6番目(須弥山側から2番目)の山脈

※この「十六羅漢」の解説は、「阿羅漢」の解説の一部です。
「十六羅漢」を含む「阿羅漢」の記事については、「阿羅漢」の概要を参照ください。

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