十六翼将以外の武将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:14 UTC 版)
「アルスラーン戦記の登場人物」の記事における「十六翼将以外の武将」の解説
「解放王アルスラーンの十六翼将」には含まれないが、国王アルスラーンに仕える武将を挙げる。 (赤鬚)シャガード 声 - 江川央生 アルスラーンの檄を受けてペシャワール城に馳せ参じる。宰相ルーシャンの旧知の人物で、年齢は50近くで、赤い鬚をたくわえているため「赤鬚シャガード」と呼ばれる。名家の出ではあるが、実務に通じており穏健で人望も厚い。ルシタニアとの大戦での傷病兵を総督府で雇用するなど、執政官としてなかなかの手腕を誇る。パルスの民としてはめずらしく乗馬が下手なため、輿に乗って移動する。ギランのシャガードとは同名の別人。 ルッハーム 声 - 木島隆一 パルスの将軍。アルスラーンの檄を受けてペシャワール城に馳せ参じる。グラーゼの腹心であるルッハームとは同名の別人。第2部では、心臓の病で死去した。 バルハイ 当初はバフマン配下の千騎長。ルシタニアのパルス侵攻後は短期間に複数の万騎長に仕えることになる。バフマンの死後はダリューンの配下となるが、アンドラゴラス三世が復帰して兵権を握るとクバードの配下になり、彼のいい加減さに不平を洩らす。 シェーロエス キシュワード配下の千騎長。10年もの間キシュワードの靡下におり、大将軍不在時には大将軍府を預かるほど上官からの信頼が厚い。第二次アトロパテネ会戦で受けた刀痕が右のこめかみから頬にかけて残る。エクバターナでお忍び中のアルスラーンらの危機にかけつけるが、持ち前の機転と思慮深さで気づかぬふりをし、ダリューンから事後処理を任される。 モフタセブ クバード配下の年輩の千騎長。クバードからの信頼も厚い。ペシャワールにて魔将軍イルテリシュの手にかかり、アルスラーン即位後、千騎長では初の戦死者となる。 パラザータ パルスの騎士。ペシャワール城がトゥラーン軍の侵攻を受けた際に、大陸公路をエクバターナに向かって進軍中のアルスラーンへの急使として選ばれた。途中、酷使された馬が斃れてしまい、偶然通りかかったクバードから馬を借り受ける。 大戦後にキシュワード配下の千騎長に昇進した。オクサス地方の変事に500騎を率いて急行する。 バニパール パルスの勇敢な騎士。トゥースより10歳ほど年長の戦友。ルシタニアとの戦いの中で重傷を負い、故郷に戻るが死去。3人の娘がいるが揃ってトゥースの妻となった。 バッツァーニ ザラーヴァント靡下の士官で、エクバターナの様々な土木工事に従事し、五百騎長の称号を持つ。元はバダフシャーン地方で銀山の坑夫頭をしていたが、アルスラーンの檄を受けてペシャワール城に馳せ参じる。 バーヌ 絹の国(セリカ)へ赴くパルス使節団を守る護衛隊副隊長。隊長のダリューンよりも年長の騎士。
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