部隊
(副隊長 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 01:47 UTC 版)
部隊(ぶたい)は、元々は軍隊などの作戦行動の基本的な単位を表すが、自衛隊では機関と区別して部隊を編制している。現代では警察、消防、民間警備会社などの組織においても小規模な数名の班などにも名称として使われる。また、営業部隊、炊き出し部隊など組織の有無や規模の大小に関係なく共通する目的で、集団で行動する人々を部隊と称することがある。
- ^ a b 眞邉正行『防衛用語辞典』国書刊行会、2000年。
- ^ 自衛隊法 第3章 部隊 第4節 共同の部隊 第21条の2
副隊長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:58 UTC 版)
対魔2課の副隊長。アキと同様に契約悪魔は狐(頭)。死の間際に合コンの心配をするなど飄々とした男。レゼの襲撃に遭い死亡した。
※この「副隊長」の解説は、「チェンソーマン」の解説の一部です。
「副隊長」を含む「チェンソーマン」の記事については、「チェンソーマン」の概要を参照ください。
副隊長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 09:33 UTC 版)
「おどろき戦隊 モモノキファイブ」の記事における「副隊長」の解説
番組中に時折入る笑い声の正体で構成作家。第15話スペシャルミッション内で役職が明かされた。第30話では誕生日を誰からも祝ってもらえなかった事を中村を通して語ったが、約1年後の第74話収録前にお祝いされた。
※この「副隊長」の解説は、「おどろき戦隊 モモノキファイブ」の解説の一部です。
「副隊長」を含む「おどろき戦隊 モモノキファイブ」の記事については、「おどろき戦隊 モモノキファイブ」の概要を参照ください。
副隊長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:15 UTC 版)
雀部 長次郎 / 雀部 長次郎 忠息(ささきべ ちょうじろう ただおき) 声 - 山口太郎 一番隊副隊長 銀髪と口髭が特徴の、西洋人のような風貌の初老の容姿の男性死神。師の元柳斎に対しては2000年以上前から作中時点に至るまで忠義を尽くし、生涯彼の右腕としてあり続ける事を旨としていた。そのため実際の戦闘力は隊長クラスに比肩しながらも、一番隊の副隊長の地位を保ち続けていた。 尸魂界篇ではルキアの身柄を奪還した一護と恋次を追跡するも、一護に一撃で気絶させられた。破面篇の空座町での決戦時では、元柳斎の命で戦場の周囲に施された結界の防衛をしており、戦闘には参加していなかったが、救援に駆け付けた平子たち仮面の軍勢を自らの判断で結界の中へ通した。 千年血戦篇では、黒陵門付近で一番隊隊士116名とともに警備にあたっていたが、宣戦布告として襲撃してきた「見えざる帝国」の侵入者8人のうちの一人であるドリスコールに卍解を奪われ殺害された。事切れる直前、滅却師らが死神らの卍解を封じる手段を持っていることを元柳斎に伝え、息絶えた。【斬魄刀】:厳霊丸(ごんりょうまる) 能力解放とともに鍔の形状が変わり、刀の形状がレイピアのように変化する。刀身から雷撃を放つ能力を持つ。 解号は「穿て『厳霊丸』(うがて『 - 』)」 【卍解】:黄煌厳霊離宮(こうこうごんりょうりきゅう) 能力解放時「天相従臨」が発動。上空に向けて厳霊丸から雷を放ち、上部にアンテナのように一条、下部に十一条の雷の帯が伸びた楕円に近い形の霊子を上空に形成、手掌に合わせて落雷を繰り出す。作中では雀部を殺した「星十字騎士団」の一人であるドリスコールがこの卍解を奪い、元柳斎戦で使用した。 大前田 希千代(おおまえだ まれちよ) / 大前田 日光太郎右衛門 美菖蒲介 希千代(おおまえだ にっこうたろうえもん よしあやめのすけ まれちよ) 声 - 樫井笙人 二番隊副隊長 太めの体格で常に油せんべいを抱えている。一人称は「俺」。金持ちのボンボンで、自身も大前田宝石貴金属工場の社長を兼任している。家族構成は父・希之進、母・希華、姉・希美、長男の希千代、次男・希二郎三郎、次女の希代(声 - 藤田咲)の6人で、年の離れた末妹の希代だけは容姿がかけ離れている。 一見鈍重そうに見えるものの、隠密機動ということもありスピードは相当速いが、臆病な一面があり格上と戦う際は逃げ腰になることが多い。ただし護廷十三隊としての自覚は少なからずあるようであり、星十字騎士団との二回目の戦いでは怖がる妹を「護廷十三隊として戦わなければならない」と諭している。 破面篇では他隊の隊長格と共に空座町での戦闘に出陣し、バラガンの従属官ニルゲ・パルドゥックと対戦し勝利を収める。続くバラガンとの戦いで時間稼ぎの相手を任された時は、バラガンの能力に対し恐れをなして逃げ回っていたが、砕蜂が卍解を使用した反動で吹き飛ばされた際や、二度目の卍解の使用で意識を失いかけた際は、副隊長として即座に身体を支えに向かっている。 千年血戦篇での二回目の侵攻はBG9と対峙するも、妹の希代を重傷を負わされた上で人質に取られ、激昂して挑みかかるも歯が立たず殺されそうになるが、砕蜂の救援により助けられる。その後、BG9の不意を突いて重傷を負った砕蜂を救出、浦原から転送された侵影薬を渡し、勝利に貢献する。その後は気絶した砕蜂と希代をかばいながらの戦闘で聖兵に苦戦するが、平子・雛森の救援により事なきを得た。その後に京楽らに追随して霊王宮に突入する。【斬魄刀】:五形頭(げげつぶり) 直接攻撃系の斬魄刀。能力解放とともに刀身が柄部分と鎖で繋がれた棘付き鉄球(モーニングスター)状に変化する。一護のパンチ一発など破壊されたことが何度かあり、耐久力は低いようである。なお、ジオ=ヴェガ戦で砕蜂を庇った際にも粉砕されたが、直後のバラガン戦では元通りになっているので回復力は高いとみられる。 解号は「打っ潰せ『五形頭』(ぶっつぶせ『 - 』)」 吉良 イヅル(きら イヅル) 声 - 櫻井孝宏 三番隊副隊長(市丸謀反後は隊長業務を兼任)。瀞霊廷の下級貴族出身。真面目な性格だがやや気弱で暗い性格で、上の立場の人間に忠実であり、特に隊長のギンには絶対の信頼を寄せていたため、自身のあらゆる感情を押し殺して従っていた。恋次・雛森とは同期で、檜佐木は先輩。真央霊術院に首席合格しており、同級生だった雛森に好意を寄せていた。 尸魂界篇ではギンへの信頼を利用され、藍染の思惑を知らないまま、ギンとともに暗躍する。乱菊との戦いのあと、勇音の天挺空羅により雛森の重傷を知ることで自分が利用されていたことに気づく。ファンブック『13BLADEs.』収録の小説版では、藍染捕縛後に市丸の副官であったことから、中央四十六室に裁判にかけられるが無罪となり、その後で阿万門ナユラと会話している。破面篇の空座町での藍染との決戦では、転界結柱の守護を担当。破面のアビラマ・レッダーとの対決に勝利した後、アヨンによって負傷させられた乱菊たちの治療を行う。その後鏡花水月の力で雛森と入れ替わっていた藍染に切り伏せられるが、一命を取り留めた。 千年血戦篇では一度目の侵攻で、バズビーの不意打ちを喰らい右半身の大部分を抉られ死亡する。その後、マユリにより被験体として回収され、拍動は止まり体は死んでいるものの復活。その際に霊圧を増量され、隊長クラスの霊圧を持ち、膂力と頑強さも強化された。その後は四十六室を襲撃していたシャズと交戦し、鬼道と斬魂刀を駆使して勝利、続いて七緒と京楽に分裂させられたリジェとも交戦した。最終回には登場しなかった。小説版『WE DO knot ALLWAYS LOVE YOU』では、体は死んだままだが、副隊長を続けていることが判明した。【斬魄刀】:侘助(わびすけ) 解放すると直角に折れ曲がった形状の刀身に変化し、攻撃を加えた回数の分だけ、対象の重量を倍々に重くする能力をもつ。 解号は「面を上げろ『侘助』(おもてをあげろ『 - 』)」 虎徹 勇音(こてつ いさね) 声 - ゆかな 四番隊副隊長 ショートカットで長身の女性死神。一人称は「私」。虎徹清音の姉、優柔不断な性格でかなりの怖がりな性格。尸魂界篇では卯ノ花に同行して藍染の叛逆を知り、鬼道を用いて各死神に即刻伝達を行う事に成功している。破面篇では卯ノ花に同行して茶渡やガンテンバインを治療したあと、単身で白哉のもとへ現れてルキアと花太郎を治療した。その後は卯ノ花の命で現世には同行せず、白哉やマユリたちの補佐として残った。 千年血戦篇での「見えざる帝国」の一度目の侵攻時は、他の四番隊士らとともに前線には出ず隊舎で待機していた。二度目の侵攻ではやちると行動をともにしており、負傷したローズと拳西を治療していたところにグエナエルと遭遇し戦闘となる。その後はやちるとともに突如現れたグレミィに追い詰められて窮地に陥ったところを剣八に助けられた。その際に剣八から、卯ノ花を斬ったことと剣八が「剣八の名」を受け継いだことを告げられ、複雑な表情を見せながらも安堵し、涙を流した。後に花太郎とともに負傷した剣八、一角、弓親、檜佐木を浮竹の指導のもとに治療した。血戦後は、卯ノ花の後任として隊長に就任した。【斬魄刀】:凍雲(いてぐも) 封印時から雪の結晶のような形をした鍔を持ち、能力解放とともに刀身が3本に分かれた形状に変化する。作中では一護との交戦時に解放したのみで描写が少なく、能力は不明。 解号は「奔れ『凍雲』(はしれ『 - 』)」 雛森 桃(ひなもり もも) 声 - 佐久間紅美 五番隊副隊長。流魂街出身。可憐な容貌から他隊隊士からの人気も高い。恋次・吉良とは同期で、檜佐木は先輩。日番谷冬獅郎とは幼なじみで、ともに潤林安で血のつながらない祖母と一緒に住んでいた。かつては彼を「シロちゃん」と呼び、隊長と副隊長の間柄になった現在でも「日番谷くん」と呼び続けては日番谷に隊長と呼ぶよう注意されている。鬼道の達人であり、独自で組み合わせた鬼道を使うこともあり、四番隊隊士ほどではないが回道も使える。霊術院時代に謀反前の直属の上官・藍染に助けられて以来、敬愛していた。 尸魂界篇では藍染の死(実際は藍染本人による偽装)によって錯乱し、日番谷との同士討ちを仕向けられるなど藍染の策略に踊らされる破目になり、後に再会した藍染に刺され瀕死の重傷を負う。卯ノ花の手当てにより一命を取り留め、床に就せた状態から起き上がるも、藍染の救済を日番谷に懇願し現実から逃避するなど、精神的ショックから立ち直れずにいた。 後にそのショックから立ち直り空座町にて戦前に復帰、ハリベルの従属官と交戦をする乱菊に加勢するが、アヨンの攻撃で重傷を負い、吉良の治療を受けていたところを鏡花水月の力で藍染と錯覚して攻撃した日番谷に刃で貫かれてしまい、決戦後は十二番隊のもとで臓器回復の治療を受ける。 千年血戦篇での『見えざる帝国』の二度目の侵攻では、負傷した平子の援護のためバンビエッタを飛梅で攻撃しようとするが、バンビエッタの能力の前には通用しないと共闘していた狛村から諭され、援護には至らなかった。その後は平子を治療して大前田たちと合流し、京楽や平子らに追随して霊王宮に突入する。 霊王宮突入後、リジェによる副隊長を中心に狙った狙撃からは逃れており、京楽が離脱したあとで白哉や平子ら生き残った隊長・副隊長と仮面の軍勢の全員でジェラルドと交戦する。しかし、能力を発動したジェラルドに逆転されて平子とともに戦線を離脱し、平子を支えながら乱入してきた日番谷とジェラルドの交戦を見守る。 小説『The Death Save The Strawberry』では、負傷から回復した後、隊長就任を受けた平子と対面し、乱菊と七緒の励ましで藍染との思い出を受け入れられるようになったことを語り、それからも新たな上司となった平子とは良好な関係を築けている様子が描かれた。千年血戦篇以降は、破面篇までの暗い表情を見せる描写はなくなっている。【斬魄刀】:飛梅(とびうめ) 炎熱系斬魄刀。能力解放とともに七支刀のような形状に変化し、刀身から火球玉を放つ能力をもつ。 解号は「弾け『飛梅』(はじけ『 - 』)」 阿散井 恋次(あばらい れんじ) 声 - 伊藤健太郎 演 - 早乙女太一 六番隊副隊長。 射場 鉄左衛門(いば てつざえもん) 声 - 西凛太朗 七番隊副隊長 一人称は「ワシ」。広島弁でサングラスを掛けたいかつい容貌だが、実際には母親思いで仁義に厚い性格。一角曰く「十一番隊を抜けたのも、病気の母親(110年前の三番隊副隊長であった射場千鉄)の治療費のため」。かつては十一番隊に所属しており、その影響もあってか好戦的な一面の描写もある。 破面篇での偽の空座町での決戦では、破面のチーノン・ポウに転界結柱の一つを破壊されたことにより始まった転送回帰を止める役割を負った。その後はアヨンに奇襲をかけるも返り討ちに遭い、吉良の治療を受けていたが、雛森と入れ替わっていた藍染に切り伏せられた。 千年血戦篇の『見えざる帝国』の一度目の侵攻では、狗村とともにバンビエッタと対峙し、『見えざる帝国』の撤退後は大岩を担いで修行に励んでいた。二度目の侵攻では「人化の術」の代償により獣の姿になってしまった狛村を鼓舞し、共にユーハバッハのもとへと向かった。戦後は隊長に就任し、隊長であり続けるために鍛錬を毎日欠かさず、いつも鍛錬場から出勤している。また、隊長就任後を描いた小説版では、人狼族の少年たち(うるいとショウマ)の身元引受人になっており、見習いとして受け入れている。【斬魄刀】 封印時は匕首状で、能力解放とともに鍔がなく広い刀身の中ほどに枝のような刃が付いた形状に変化する。名前・解号・能力、すべて不明であり、斬魄刀異聞篇においては勇音の突っ込みに涙ながらに答えていた。ただし、血戦後に隊長に就任しているため、卍解は習得していると思われる。 伊勢 七緒(いせ ななお) 声 - 生天目仁美 八番隊副隊長 眼鏡をかけた生真面目な性格の女性死神。一人称は「私」。普段から仕事をさぼっている京楽をよく叱っており、そっけない態度が目立つが実際には敬慕している。自らの斬魄刀を所持してはいないが、鬼道の才のみで副隊長まで任命された。幼少であった110年前から護廷十三隊に所属しており、当時の八番隊副隊長であったリサとは月に1回読書をするなど親しい間柄だった。 神官の家系である伊勢家の出身で、父は京楽春水の兄であったため七緒は春水の姪にあたる。伊勢家は女系であったため代々他の家から婿を取っており、婿入りした男性は伊勢家の「呪い」のために早死にすると言われていたため、母は伊勢家の血を断つ覚悟で京楽家へと入った。しかし父も七緒が幼い頃に病死したため、結局は母ともども伊勢家に帰される事となるが、母もこの「呪い」が伊勢家が代々管理する神剣によるものと考え、娘を呪いから守るべくこれを紛失と称して秘匿した事で処刑され、その後は親戚であった老夫婦に引き取られて育てられていた。 千年血戦篇では元柳斎の死後に京楽が一番隊隊長に就任した際、「自分の扱いを熟知している」との理由から一番隊副隊長に任命された。『見えざる帝国』の二度目の侵攻では、京楽とともにハッシュヴァルトと対峙し、結界を張ってハッシュヴァルトの侵入を防ぎ京楽を援護した。その後は京楽らに追随して霊王宮に突入し、リジェの狙撃を阻止するために一人残った京楽の命で平子たちとともに一旦は先に進むも、自身は再度京楽のもとへ戻り、重傷を負った京楽を説得して伊勢家の神剣であった斬魄刀を受け取る。そしてリジェと対峙し、京楽の助けを借りてリジェを真っ二つに両断した。 戦いが終息した後の小説版では、副官に沖牙がいるという理由でリサに引き抜かれそうになるが京楽が却下したため、正式に決まるまでの間は八番隊副隊長代行として京楽・リサ両名の副官となった。【斬魄刀】:神剣・八鏡剣(しんけん・はっきょうけん) 伊勢家の家長が代々受け継いできた、祭事に用いる刃のない剣。そのため、伊勢家の死神は個人の斬魄刀を持っていない。神と対峙し、神の力をその身に受け、八方へと振り撒く力があるとされる。リジェと交戦した際には放たれた光線を退けた。解号は不明。 檜佐木 修兵(ひさぎ しゅうへい) 声 - 小西克幸、小林ゆう(少年期) 副隊長(東仙の叛逆から拳西の隊長復帰までの間は隊長業務を兼任)。一人称は「俺」。左頬に「69」の刺青を彫っており、ノースリーブの死覇装を着ている(アニメでは六車拳西への憧れ)。顔の右側、額から顎にかけて三本筋の傷跡をもつ(学生時代に藍染により生み出された巨大虚(ヒュージ・ホロウ)につけられたもの)。真央霊術院の入試には2回落ちているが、在学中にはすでに護廷十三隊への入隊が内定、その当時から席官入り確実といわれた優等生だった。 性格はクールでどっしりした硬派で誠実だが、『カラブリ+』や単行本のおまけページなどでは想い人である乱菊のことで卑猥な妄想を膨らませて鼻血を噴き出すなど、軟派でスケベな面もある。また給料日前に給料を使い果たしたり、乱菊・吉良と一緒に酒を飲み酔いつぶれたりするなど計画性がない一面もある。 101年前は流魂街に住んでおり、友人と一緒にいたところを虚の襲撃を受けるが、偶然通りかかった当時の九番隊隊長である拳西に助けられた。後に上官となった東仙のことを敬慕しており、戦士としての師として仰ぎ、「自分の剣に怯えぬ者に剣を握る資格はない」など東仙からの教えを戦士としての矜持として胸に秘めている。その死後も彼の事を尊敬しており、拳西が修行時に悪く言ったときには怒りを露わにした。 空座町での藍染との決戦では転界結柱の守護を担当。破面フィンドールとの対決に斬魄刀を解放して勝利後、吉良とともに乱菊と雛森の救援に駆けつけるも、アヨンによって自らも負傷する。それでもけがを押して、狛村とともに東仙に戦いを挑み、虚化した東仙に敵わなかったが、刀剣解放し狛村にとどめを刺そうとする隙を突いて始解の斬魄刀で東仙を倒した。 『見えざる帝国』の一度目の侵攻ではドリスコールと対峙するも、圧倒的な実力差で敗死寸前にまで追い詰められ、すんでのところで元柳斎に助けられる。二度目の侵攻では一角・弓親と合流したところを、マスク・ド・マスキュリンに襲撃され敗北した。その後、一護がユーハバッハのもとに向かうための時間を稼ぐためルキア、恋次、白哉、一角、弓親とともに滅却師と対峙するも、ペペの能力により操られ白哉を襲撃するが、マユリのゾンビと化した拳西により失神させられる。その後、浮竹や勇音、花太郎の治療によって完全ではないものの回復し、京楽らに追随して霊王宮に突入するが、霊王宮の霊子環境や自身の負傷具合によって隊列から徐々に遅れていった隙を突かれ、リジェに狙撃されて倒れた。十年後にはすでに回復した姿が描かれており、その間にあった出来事を描いた小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』では主人公として、彼視点での物語が描かれる。【斬魄刀】:風死(かぜしに) 能力解放とともに、一対の鎖でつながった特殊な形をした二枚の互い違いの刃のついた鎌に変化する。鎖の部分を持ち武器本体を回転させ敵に投げることで、相手に動きが読まれにくい攻撃をすることが可能。相手に鎖を絡ませて引き寄せるといった用法もある。本人は風死の形が「命を刈り奪る形をしている」ため、風死を気に入っていない。上記の通り、卍解の習得に向けて特訓を行い、10年後には日番谷と六車の言動から卍解は習得したが、小説版での叫谷における彦禰との戦い以降は一度も披露しておらず、乱菊からは「卍解するする詐欺」と揶揄されてしまった。 一見二刀一対の斬魄刀に見えるが、小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』にて、その本質は「鎌」ではなく「鎖」の方であったことが判明する。 解号は「刈れ『風死』(かれ『 - 』)」。 【卍解】:「風死絞縄(ふしのこうじょう)」 小説版で会得し、叫谷での戦いの終盤で産絹彦禰相手に使用した。発動すると檜佐木と対象者に鎖が巻きつき、その頭上に二人に巻きついた鎖が寄り集まった黒い太陽のような巨大な球体が生み出されて、さらに空と大地を数千本の鎖が繋ぎ止め、一際太い鎖の束が黒い巨木のように大地と黒球を一つにする。そして、檜佐木と対象者が互いに傷を負わせても卍解を発動させた時点の状態に修復され、そのたびに互いの霊圧を消費する。その状態は互いの霊圧が尽きるまで続き、また両者の体に巻きついた鎖から逃れることもできないが、檜佐木の意志で卍解を解除できる。京楽曰く「縛道系の卍解の極致」。 松本 乱菊(まつもと らんぎく) 声 - 松谷彼哉 十番隊副隊長。 流魂街の出身。死覇装の胸元を大きく開け、首にアクセサリーをしている。マイペースで割り切った性格。日番谷に絶大な信頼を寄せており戦闘での連携にも優れているが、デスクワークに関してはよくサボるため日番谷から叱られている。過去に幼い頃の日番谷と出会い、霊力に気づき死神という道を勧めた。 三番隊隊長の市丸ギンとは東流魂街六十二地区花枯(かがらし)で出会った幼なじみで同期でもある。幼少時に藍染の手によって崩玉の実験のために魂魄を削り取られ、行き倒れていたところを助けられその後は同居していた。上記の誕生日は、市丸が自分と出会った日を誕生日としてつけたものである。小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』では当時「霊王の爪」を宿していた事が明かされ、その影響で魂魄を大幅に削られても死ぬこともなく死神の素質も失わず、健常のまま現在に至っている。藍染曰く「死神の素質とは別に、何か失われたものがあるのかもしれない」とのことだが、詳細は不明。 破面篇では現世への破面襲来の報を受け、日番谷らとともに派遣され破面のナキームを討ち取っている。現世滞在中は織姫を頼り、彼女の家に居候していた。その後一度帰還した後、他隊の隊長格とともに偽の空座町での藍染との決戦に出陣。ハリベルの従属官三人と戦うが、三人の生み出したペット「アヨン」に腹部をえぐられる重傷を負わされ、吉良の治療によって一命を取り留める。その後満身創痍のなか、市丸の真意を確かめるため尸魂界に急行する。藍染に襲われそうになったたつきとドン・観音寺を救出した後、市丸に真意を問いただすも、戦いに巻きこまれぬよう「白伏」で気絶させられた。その後に現場に駆け付け市丸の死に目に遭遇し、死後も彼への想いを忘れなかった。 星十字騎士団との戦いでは、日番谷とともに蒼都(ツァン・トゥ)と対峙する。劣勢に陥るが山本元柳斎が放った全力の霊圧を察知し、日番谷とともに奮い立つ。二度目の侵攻で、バスビー相手に日番谷と連携し多重真空氷層を繰り出すが、途中から現れた蒼都によって重傷を負う。その後、ジゼルによりゾンビ化されてマユリを襲撃する。ほかのゾンビ化された隊長3人と同様の処置をマユリから施されたと思われ(乱菊には描写がない)、ジゼル戦後にマユリが用意していた肉体保護瓶の中に入れられてそのまま霊王宮に運ばれた。マユリとネムがペルニダを撃破した直後、処置の副作用で寿命は大きく縮んだもののゾンビ化解除が完了して、日番谷とともに復活した。以降の戦闘場面はないが小説版では、瓦礫を破壊して裏方に徹していたことが判明した。 一心が隊長だった20年以上前から副隊長であり、当時から仕事をよくサボっていたため、書類業務は日番谷が担当していた。当時は日番谷が三席だったため、呼び捨てにしていた。【斬魄刀】:灰猫(はいねこ) 能力解放とともに刀身が灰状に変化して霧散し、柄を振ることで灰となった刀身を操り敵を斬る。アニメでは見せ場が増えており、この解放状態の刀でコンクリートや鉄筋を切断してみせた。さまざまな使用法があり、攻防に高い能力を発揮する。本体の性格は「ワガママで気分屋でぐうたらでバカ」で乱菊とは犬猿の仲らしいが、弓親曰く「乱菊にそっくり」。 BLEACH 13 BLADEs.によると、卍解も習得しているとのことだが、作中では未登場のため不明。 解号は「唸れ『灰猫』(うなれ『 - 』)」 草鹿 やちる(くさじし―) 声 - 望月久代 十一番隊副隊長 髪はピンク色で、ショートヘア。十三隊隊員中最小最軽量の体格で、非常に幼い外見・言動をしている。殺し合いの場である北流魂街79地区「草鹿」出身とされており、赤子(捨て子)のころに更木剣八に拾われ、入隊試験を受けずいきなり副隊長の地位に就く。 無邪気で人懐っこい性格で、副隊長で唯一上官に敬語を使わず、ほかの隊に迷惑をかけてもいるが、その性分から他の多くの隊長たちからは可愛がられている。他人を自身が付けたあだ名で呼ぶ(一護の場合は「いっちー」、織姫の場合は「プルルン」、白哉の場合は「びゃっくん」など)が、つけたあだ名を忘れることも。非常に足が速く、率先して事を成し遂げようと迅速な行動をとるが、それをすぐに忘れる気楽な性分である。 常に剣八と行動をともにし、移動時は常に剣八の背中に張りついている。剣八を「剣ちゃん」と慕い、基本的に剣八の言うことしかきかない。倒れた剣八を軽々と持ち上げて建物の屋上へ飛んで運ぶなど、外見に見合わず卓越した身体能力をもつ。自分が戦うよりも剣八が戦う姿を見る方が好きで、剣八が戦いを楽しんでいるときは自分も楽しんでいる。 千年血戦篇では二度目の侵略では勇音と行動をともにしており、治療のためのベッドや物資などを捜索していたときにグエナエルと遭遇し戦闘となる。グエナエルの能力に追い詰められるが斬魄刀を解放し逆に追い詰める。その後、突如現れたグレミィの能力により危機に陥るが、剣八の救援により助かる。グレミィが剣八に意識を集中していたことで動けるようになり、傷の回復のため剣八の指示に従って勇音を追うが、その場に死覇装を残して姿を消す。ジェラルド・ヴァルキリーと交戦する剣八の前に現れて、「あたしをちゃんと使えば斬れない奴はいない」との発言と同時に卍解を伝え、自身の正体は剣八の斬魄刀の力の一部が具現化していた存在であった事を明かした。【斬魄刀】:三歩剣獣(さんぽけんじゅう) 長い毛で覆われた小柄な「前獣」と、黒い布をまとった骨だけの巨大な「後獣」が刀の前後におり、所有者の太刀筋を真似して前獣は鉈のような刀で、後獣は骨で構成された刀で攻撃する。このため、避けようとして間合いを見切れば見切るほど間合いがズレて当たってしまう。この二体は基本は不可視の状態で、「でておいで『三歩剣獣』」の解号で実体化する。 なお、64巻のおまけページによれば、前獣は「モコモコ」で後獣は「ホネホネ」という名らしい。 涅 ネム(くろつち―) 声 - 釘宮理恵 十二番隊副隊長 寡黙で無表情、常にマユリの後ろに付き添う黒髪の女性。死覇装は今のところ唯一のミニスカート丈。涅マユリが己の義骸技術・義魂技術の粋を集めて作った最高傑作の人造死神にして、涅マユリの娘。正式名称は眠七號(ネムリななごう)で、無から新たな魂を作るという「被魂魄計画・眠(ネムリ)」によって作られた7番目の個体。マユリからは毎回理不尽に虐げられているが、これは彼なりの特殊な愛情表現である。ネムもそれを知ってか知らずか、マユリには決して逆らわずに忠誠を貫いている。中盤以降はマユリからの扱いが多少改善されており、直接暴力を振るわれることはほとんどなくなっている。千年血戦篇ではマユリに対する強い信頼を露わにしており、戦闘においてもマユリとしっかりとした連携を取るなど、二人の関係は比較的真っ当になりつつある。滅却師たちが影を介して出現すると目星をつけたマユリに発光する衣装を着せられていたが、マユリが研究室から戦場に赴きそれに同伴した際には普段の服装に戻っていた。 のちにマユリの手で霊王宮に突入し、出遅れた剣八一行や花太郎と行動をともにし、ペルニダと遭遇するが剣八やマユリが出たために当初は参戦せず、剣八が離脱したあとのマユリの戦いを一角や弓親とともに見守る。その後、マユリの危機を察知して自身も参戦。死神としての能力を組織崩壊の0.8%手前まで引き出し、圧倒的な戦闘能力を見せたが、義魂重輪銃を放った反動で動けなくなった隙を突かれ、全身にペルニダの神経を打ち込まれて肉体を微塵に粉砕され死亡した。しかし肉片が喰らわれる直前に大脳だけはマユリに回収されたため、ペルニダ撃破後に一角や弓親の手で重傷のマユリや剣八とともに肉体保護瓶の中に入れられた。血戦後は、彼女の大脳をもとにして眠八號(少女)が誕生している。 従来ならコンおよびほかの義魂たちと同じく死神扱いはされないはずだが、誕生時にマユリの遺伝子情報(血液)をもとに血肉が生成されており、魂も独特のカスタマイズがされているため、マユリの血縁者として認知されている。マユリとは趣味や思考、誕生日など多くのプロフィールが同一となっている。 華奢な外見に反して片手で瓦礫を持ち上げるなど身体能力が高く(アニメやゲームでは体術を駆使して戦う)、生命力を奪われ干乾びてもマユリなら元に戻すことが可能(作中では石田曰く「描写できないこと」をされることで生き返っていた)。腕を高速回転させて、ドリルのようにすることができる。同じ血液なので疋殺地蔵の毒は効かない。副官章の裏には疋殺地蔵用の解毒薬を持っている。
※この「副隊長」の解説は、「護廷十三隊」の解説の一部です。
「副隊長」を含む「護廷十三隊」の記事については、「護廷十三隊」の概要を参照ください。
- 副隊長のページへのリンク