中将とは? わかりやすく解説

ちゅう‐じょう〔‐ジヤウ〕【中将】

読み方:ちゅうじょう

軍人階級の一。将官第二位で、大将の下、少将の上

律令制で、近衛府(このえふ)の次官少将の上で、少将とともに次将または介(すけ)ともいう。従四位下相当官だが、三位で任ぜられることも多い。蔵人頭(くろうどのとう)を兼ねる者を頭の中将という。

能面の一。色白で、黛(まゆずみ)をつけた貴公子の面。在原業平(ありわらのなりひら)(在五中将)を模したものという。

「中将」に似た言葉

中将 Cyujoh

中将 Cyujoh 品位のある公家中年公達などに使用。中将在原業平表情写したものと言われている。 眉墨をつけて口元女面形式に近い。柔らかさ表現されている。
使用曲目:『清経』『通盛』『忠度』『院林』『融』

中将

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/01 02:52 UTC 版)

中将(ちゅうじょう)は、もともとは律令制における官職の一つ。転じて軍隊の階級の一。将官に区分され、大将または国によってはフランス海軍のように上級中将の下、少将の上に位置する。規模が小さい軍隊やイスラエル国防軍のような一部の軍隊では、大将を置かずに中将が最高位の場合もある。英呼称は、陸軍が lieutenant general(リューテネント・ジェネラル)、海軍が vice admiral(ヴァイス・アドミラル[注釈 1])、空軍では通常陸軍と同一の呼称を用いるが、イギリス連邦方式 (Commonwealth system) ではair marshal(エア・マーシャル)と呼称する。また、陸海空軍でそれぞれ呼称の異なる中将を総称しThree-star rankと呼ぶこともある。




「中将」の続きの解説一覧

中将

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:48 UTC 版)

兵庫県出身の人物一覧」の記事における「中将」の解説

海軍 大西瀧治郎海軍中将神風特攻隊の開祖):氷上郡芦田村(現・丹波市柴崎恵次海軍中将タラワの戦い司令官):加東郡上東条村(現・加東市田中耕太郎海軍中将海軍随一ロシア通といわれた):丹波国多紀郡篠山(現・丹波篠山市陸軍 藤井茂太陸軍中将。日露戦争時第1軍参謀長):播磨国福本藩現・神崎郡神河町石本新六陸軍中将。薩長出身以外で初の陸軍大臣):播磨国飾東郡姫路藩(現・姫路市秋山徳三郎陸軍中将): 青垣町(現・丹波市安藤紀三郎陸軍中将。東條英機内閣内務大臣貴族院議員):篠山藩(現・丹波篠山市磯谷廉介陸軍中将。香港占領地総督篠山藩(現・丹波篠山市田中久一陸軍中将。第23軍司令官香港占領地総督樋口季一郎陸軍中将。第5方面軍司令官北部軍管区司令官占守島の戦い司令官イスラエル建国功労者):三原郡本庄村(現・南あわじ市堀井富太郎陸軍中将。第55師団南海支隊長としてポートモレスビー作戦指揮):加東郡河合村(現・小野市

※この「中将」の解説は、「兵庫県出身の人物一覧」の解説の一部です。
「中将」を含む「兵庫県出身の人物一覧」の記事については、「兵庫県出身の人物一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「中将」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

中将

出典:『Wiktionary』 (2021/07/26 09:55 UTC 版)

名詞

ちゅうじょう

  1. 軍隊将官大将少将

翻訳

関連語


「中将」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中将」の関連用語

中将のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中将のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
大槻能楽堂大槻能楽堂
copyright(c) 2024 The Ohtsuki Noh Theatre Foundation All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの中将 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの兵庫県出身の人物一覧 (改訂履歴)、近衛府 (改訂履歴)、ルイス・マウントバッテン (改訂履歴)、海軍 (ONE PIECE) (改訂履歴)、アメリカ連合国陸軍の将軍 (改訂履歴)、大陸軍軍人一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの中将 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS