山室軍平

デジタル大辞泉

やまむろ‐ぐんぺい【山室軍平】

読み方：やまむろぐんぺい

［1872〜1940］宗教家。日本救世軍の創立者。岡山の生まれ。明治28年（1895）英国救世軍の来日を機に救世軍に入り、廃娼運動・職業紹介・医療など社会福祉の向上に尽力した。社会鍋を創始。著「平民の福音」など。→救世軍

世界宗教用語大事典

やまむろぐんぺい 【山室軍平】

明治−昭和期のキリスト教伝道者。岡山県生まれ。一四歳で上京し活版工として働き翌年入信。その後同志社に学ぶが、退学して伝道師となる。二三歳日本救世軍に入隊し、終生ここで平民のための伝道者として、また社会事業家として活動し『平民の福音』を発行。一九〇九（明治四二）年歳末慈善鍋を始めるなど、職業紹介、婦人救済、児童保護、病院建設などで活躍。二六年初の日本人救世軍司令官。（一八七二～一九四〇）

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山室軍平

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山室 軍平（やまむろ ぐんぺい、1872年9月1日（明治5年7月29日。戸籍上は8月20日） - 1940年（昭和15年）3月13日）は、日本の宗教家。説教者。日本人初の救世軍士官（牧師）で、日本人初の日本軍国司令官（日本軍国初代司令官ではない）。最終階級は中将。岡山県哲多郡則安村（現在の新見市）生まれ。石井十次、アリス・ペティ・アダムス、留岡幸助とともに「岡山四聖人」と呼ばれる。