芸術作品の中の救世軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 02:45 UTC 版)
オリバー・ツイスト: 序盤で救世軍の給食の様子を描写している。 ベルトルト・ブレヒトの戯曲「屠殺場の聖ヨハンナ」「ハッピーエンド」など: 救世軍は抑圧者・偽善者として、極めて批判的に描かれている。ブレヒトに影響を与えたフリードリヒ・エンゲルスは、「空想から科学へ」で救世軍を「資本家のデマゴギーを満たすだけのための存在」と、手厳しく批判している。 ジョージ・バーナード・ショーの戯曲「バーバラ少佐」: タイトルロールは、救世軍の奉仕活動に没頭する弾薬会社の社長令嬢。これもキリスト教と、救世軍の偽善を批判する作品である。 映画「吉原炎上」: 廃娼運動の一環で、吉原遊廓内を練り歩く救世軍の一団が登場する。 映画「昭和侠客伝」:昭和初期の浅草・吉原界隈において、廃娼運動に従事する救世軍の士官が登場する。 映画「過去のない男」(アキ・カウリスマキ): 記憶を失った男と、彼を助ける救世軍下士官の恋愛を描いた物語。 ミュージカル「ガイズ&ドールズ」: 賭博師と、身持ちの堅い救世軍下士官との恋愛を描く。 「メリークリスマス・Mr.ビーン」: 「社会鍋」を行なっている救世軍ブラスバンドと、ビーンの滑稽なやり取りが見られる。 映画「オースティン・パワーズ」: 世界征服を企む敵組織として、救世軍の架空派閥「救世軍武闘派」が登場する。 「冬の散歩道」(サイモン&ガーファンクル): 冬の情景を象徴するものとして、「hear the salvation army band」という歌詞と、救世軍のブラスバンドをイメージした音が入っている。 「ライフ・イン・ア・ノーザン・タウン」(ドリーム・アカデミー): 冒頭に「A Salvation Army band played」という歌詞がある。 シェエラザード(浅田次郎): 救世軍の活動が物語の重要な部分に関わっている。 映画「地の塩 山室軍平」:日本人として初めて救世軍士官、のちに日本司令官となった山室軍平の生涯を描く。
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