病院建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 00:24 UTC 版)
「エドナ・アダン・イスマイル」の記事における「病院建設」の解説
エドナはソマリランドに戻り、ゼロから産科病院の建設を計画した。建設地は、当時ソマリランドの大統領になっていた元夫のイブラヒム・エガルに交渉し、前独裁政権を象徴する場所だとして利用が難しくゴミ捨て場になっていた場所を政府から提供させた。建設資金は、自己資金の80万ドルでも不足していたため、ニューヨーク・タイムズの記者が募金を募り、アメリカ人女性なども寄付している。 当時この地域では、内戦の影響で病院のスタッフとなる訓練を受けた看護師が不足していた。そこでエドナは2000年から候補者の中から30人を選んで看護師の訓練をはじめた。 病院は2002年3月9日にエドナ・アダン産科病院(英語版)として正式にオープンした。2018年時点で、病院には200人のスタッフと1500人の学生を擁しており、2つの手術室、実験室、図書館、コンピューターセンター、看護師と助産師を養成するための棟が設けられている。
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