十八羅漢とは? わかりやすく解説

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じゅうはち‐らかん〔ジフハチ‐〕【十八羅漢】

読み方:じゅうはちらかん

十六羅漢に、慶友・賓頭廬(びんずる)、または大迦葉(だいかしょう)・軍徒鉢歎を加えたもの。経典により差異がある。


阿羅漢

(十八羅漢 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/11 12:49 UTC 版)

仏教用語阿羅漢(あらかん)とは、サンスクリット: अर्हत् , arhat(アルハット)、パーリ語: arahant(アラハント)に由来し、仏教において最高の悟りを得た[1]、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のこと[2]。この境地に達すると迷いの輪廻から脱して涅槃に至ることができるという[3]。略称して羅漢(らかん)ともいう[2]サンスクリット語 arhat の主格 arhan やパーリ語 arahant の音写語[4][2]。漢訳には応供(おうぐ)という意訳もある[2][注釈 1]


注釈

  1. ^ 応供とは、尊敬・施しを受けるに値する聖者のこと[2]

出典

  1. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ) ,藤田宏達阿羅漢』 - コトバンク
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 中村元ほか 編『岩波仏教辞典』(2版)岩波書店、2002年10月、19頁。 
  3. ^ 大辞林 第三版『阿羅漢果』 - コトバンク
  4. ^ 阿羅漢』 - コトバンク
  5. ^ 梅原猛著 『羅漢 - 仏と人のあいだ』(講談社現代新書)。
  6. ^ 真言宗泉涌寺派大本山 法楽寺 *『四分律』戒相 * 四波羅夷法
  7. ^ arhatshipの意味・使い方 - 英和辞典 Weblio辞書”. Weblio. 2018年3月10日閲覧。
  8. ^ デジタル大辞泉『阿羅漢』 - コトバンク
  9. ^ a b c d 藤本晃著『悟りの4つのステージ : 預流果、一来果、不還果、阿羅漢果』サンガ、2015年11月、Chapt.6。ISBN 9784865640267 
  10. ^ 中部22 蛇喩経など
  11. ^ a b c パーリ仏典, 相応部ジャンブカーダカ相応 Nibbānasuttaṃ, Sri Lanka Tripitaka Project
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 東京国立博物館所蔵『絹本著色十六羅漢像』”. e国宝. 国立文化財機構. 2023年5月閲覧。
  13. ^ a b 十八羅漢』 - コトバンク
  14. ^ 五百羅漢』 - コトバンク
  15. ^ 東京国立博物館所蔵『絹本著色十六羅漢図』”. e国宝. 国立文化財機構. 2023年5月閲覧。
  16. ^ 森田聖子・小林詔子・許永晝編著『十六羅漢図の原点』(文人画研究会、2019年11月25日)に高台寺所蔵十六画幅の図像を掲載。


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十八羅漢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 00:29 UTC 版)

阿羅漢」の記事における「十八羅漢」の解説

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}「法住記」に示される[要出典]十六羅漢大迦葉・軍徒鉢歎の2人か又は慶友(難提蜜多羅)・賓頭盧2人追加して十八羅漢と呼ばれる追加される羅漢経典によって差異がある。また、チベット仏教では、17番目をナンディミトラとし、18番目を玄奘三蔵としている。

※この「十八羅漢」の解説は、「阿羅漢」の解説の一部です。
「十八羅漢」を含む「阿羅漢」の記事については、「阿羅漢」の概要を参照ください。

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