周利槃特
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 17:35 UTC 版)
周利槃特(しゅり・はんどく、梵: Cūḍa-panthaka[1]、巴: Cūḷapanthaka)は、釈迦仏の弟子の一人。また十六羅漢の一人。すり・はんどく。パーリ語ではチューラパンタカ。音写は経典により異なり「周利槃陀伽」、「周利槃陀迦」、また修利(周陀、周梨とも)槃特、あるいは注荼・半託迦などとも書き、小道路、路辺生等と訳す。また略して槃特と呼称されることも多い。
- ^ 本来のサンスクリットはCūḍa-panthakaである。この音に近い漢訳が「注荼半吒迦」であるが、ḍ音は、舌先を上頤につけて発音するため、l音として認識されることがおおく、そのために、「周利槃特」、「修利槃特」と漢訳されている。現在、英語の文章においてCulapanthaka, Chulapanthakaなど表記される。参考 http://www.rigpawiki.org/index.php?title=Chulapanthaka
- ^ a b c d e 関稔「「愚かなパンタカ」伝承考(一)」『北海道駒澤大學研究紀要』第19巻、1984年3月、20-21頁、ISSN 02866978、NAID 120006616210。(別NAID 110006994333)
- ^ 関稔「「愚かなパンタカ」伝承考(二)」『北海道駒澤大學研究紀要』第20巻、1985年3月、22頁、ISSN 02866978、NAID 120006616225。(別NAID 110006994349)
- ^ 「塵を除く、垢を除く」パーリ語( rajo harāmi, malaṃ harāmi, རྡུལ་སྤང་ངོ་། དྲི་མ་སྤང་ངོ་ )
- ^ 日本仏教学院:周利槃特(しゅりはんどく)とは?
- 1 周利槃特とは
- 2 周利槃特の概要
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