しゅみ‐せん【須弥山】
読み方:しゅみせん
《(梵)Sumeruの音写。妙高山(みょうこうせん)と訳す》古代インドの世界観が仏教に取り入れられたもので、世界の中心にそびえるという高山。この山を中心に七重に山が取り巻き、山と山との間に七つの海があり、いちばん外側の海を鉄囲山(てっちせん)が囲む。この外海の四方に四大州が広がり、その南の州に人間が住むとする。頂上は帝釈天(たいしゃくてん)の地で、四天王や諸天が階層を異にして住み、日月が周囲を回転するという。蘇迷盧(そめいろ)。
すみ‐せん【須弥山】
読み方:すみせん
須弥山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 07:49 UTC 版)
出典
- ^ “須弥山(しゅみせん)の意味”. goo国語辞書. 2020年8月6日閲覧。
- ^ a b 定方 1973, p. 17.
- ^ 小峯 2011, p. 46.
- ^ 石濱 2023, p. 3-4.
- ^ a b 定方晟 2021, pp. 50–56.
- ^ 長さの単位。古代インド神話の1ヨージャナは約15キロメートル。
- ^ 定方晟 2021, p. 50-56.
- ^ 定方 1973, p. 54.
- ^ 『法苑珠林』巻第二、諸天部第二、辯位部第一
- ^ 定方 1973, p. 53.
- ^ 定方 1973, p. 56.
- ^ 定方 1973, pp. 57–58.
- ^ 小峯 2011, p. 49.
注釈
- ^ サンスクリットラテン翻字: Cakravāḍa-parvataあるいは単にCakravāḍa。Cakravāḍaは「輪」あるいは「山脈」、parvadaは「山脈」の意。 鉄輪囲山、金剛山とも。
- ^ サンスクリットラテン翻字: videha-dvīpa
- ^ サンスクリットラテン翻字: jambū-dvīpa
- ^ サンスクリットラテン翻字: godānīya-dvīpa
- ^ サンスクリットラテン翻字: kuru-dvīpa
- ^ サンスクリットラテン翻字: yojana
須弥山(しゅみせん)
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「ハイスクールD×D」の記事における「須弥山(しゅみせん)」の解説
アジア最大の神話勢力。主神である帝釈天(インドラ)が住む仏の世界。隣接するインド神話の世界とは対立関係にある。シヴァへの対抗策として他の勢力から強力な戦力を集めており、独自の世界観を持つ西遊記の陣営や、「天帝の先兵」とした旧「禍の団」英雄派を傘下に収めている。
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