せっくつ‐じいん〔セキクツジヰン〕【石窟寺院】
せっくつじいん 【石窟寺院】
石窟
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 06:43 UTC 版)
石窟(せっくつ)とは、岩山や岩場を人為的に掘削した人工空間、あるいは自然の洞穴を利用したりした洞窟を含めた総称である。 中国では、このような石窟を利用した仏教寺院を指す場合に、石窟寺院を省略して、単に石窟と呼んでいる。
石窟寺院の例
中国三大石窟
雲岡石窟、莫高窟、龍門石窟を称して、中国仏教の「三大石窟」と呼ぶことがある。[1]
脚注
外部リンク
- アジャンターの石窟寺院群 (ユネスコ世界遺産・インド) - ウェイバックマシン(2000年12月13日アーカイブ分)
- エローラーの石窟寺院群 (ユネスコ世界遺産・インド) - ウェイバックマシン(2000年12月13日アーカイブ分)
- エレファンタ島の石窟寺院群 (ユネスコ世界遺産・インド) - ウェイバックマシン(2000年12月13日アーカイブ分)
石窟寺院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 13:44 UTC 版)
かつて貿易港として繁栄した海岸沿いの花崗岩台地には10を超える石窟寺院が残っている。いずれも小規模であるが、ヴァラーハ・マンダパ窟、マヒシャマルディニー・マンダパ窟、トルムールティ窟、アーディ・ヴァラーハ窟は、建築、彫刻ともきわめて優れているとされる。なお、石窟寺院建築には未完成の状態で建造を中止したものがいくつか散見される。 石窟寺院の柱は初めは太い角柱であったが、しだいに細くなり、柱脚にはパッラヴァ朝のシンボルでもあるライオンが彫られるようになるという変遷が認められる。後世には立ち上がった姿勢を示すライオン柱であるが、マハーバリプラムでのライオンはまだ座った姿をしている。
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