マハーバリプラムとは? わかりやすく解説

マハーバリプラム【Mahabalipuram】


マハーバリプラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/04 00:13 UTC 版)

座標: 北緯12度38分 東経80度10分 / 北緯12.63度 東経80.17度 / 12.63; 80.17 マハーバリプラム英語:Mahabalipuram、タミル語:மகாபலிபுரம்)は、インド南部のタミル・ナードゥ州北東部カーンチプラム県に所在し、ベンガル湾に臨むかつての港湾都市[1]。古名はマーマッラプラム。別名、セブンパゴダ(Seven Pagodas[1]チェンナイ(マドラス)の南約60キロメートルに位置する[1]ヒンドゥー教聖地の一つとして知られ、パッラヴァ朝時代(275年 - 897年)に建設された5つのラタ (堂) や海岸寺院、ガネーシャ・ラタなど初期ドラヴィダ様ヒンドゥー建築の代表的遺構が多く所在する[1]


注釈

  1. ^ 3世紀末に台頭したパッラヴァ朝もついては、外来民族であるとする説や、カダンバ朝英語版同様北インドから来住した政権とみる説もあるが、その出自の詳細については不明である[2]
  2. ^ シンハヴィシュヌの父(シンハヴァルマン3世英語版)と母は、ジャイナ教の信奉者であった[2]
  3. ^ 玄奘が南インドを旅したのはバーダーミ陥落前であり、彼はカーンチプラムやバーダーミについての記録を残している[2]
  4. ^ マーマッラ(マハーマッラ)とは「偉大なる戦士」 という意味。
  5. ^ マンダパ Mandapa とは「拝堂」の意。
  6. ^ ラタ Ratha、原義は「車」。
  7. ^ そのひとつの現れとしては、バクティ(信愛・帰依)信仰がある[7]

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