石造寺院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 13:44 UTC 版)
7世紀末葉から8世紀初頭にかけて海辺に建てられた「海岸寺院」は切石を積んで建立した石造寺院で、中期ラージャシンハ・ナンディヴァルマン様式に属するとされる。他の遺跡や遺構は7世紀中期から後期にかけてが多く、7世紀前半にさかのぼるものも若干存在する。つまり、マハーバリプラムのなかでは新しい年代に属し、ナラシンハヴァルマン2世統治下の遺構である。大小2つの南方型に属するヴィマーナが並んで建ち、いずれも頂部に半球状の冠石をいただいている。潮風や波浪による浸食作用により、損傷や崩壊が危ぶまれている。
※この「石造寺院」の解説は、「マハーバリプラム」の解説の一部です。
「石造寺院」を含む「マハーバリプラム」の記事については、「マハーバリプラム」の概要を参照ください。
- 石造寺院のページへのリンク