エレファンタ石窟群とは? わかりやすく解説

エレファンタ‐せっくつぐん〔‐セキクツグン〕【エレファンタ石窟群】

読み方:えれふぁんたせっくつぐん

Elephanta Caves》⇒エレファンタ島


エレファンタ石窟群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 19:14 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
エレファンタ石窟群
インド
英名 Elephanta Caves
仏名 Grottes d'Elephanta
登録区分 文化遺産
登録基準 (1),(3)
登録年 1987年(ID244)
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

エレファンタ石窟群マラーティー語:घारापुरीच्या लेण्या)とは、ムンバイ近海のアラビア海に浮かぶエレファンタ島にある石窟寺院のことである。シヴァ信仰の中心地であり、グプタ朝時代に建設が始まったとされる。1987年UNESCO世界遺産に登録された(ID244)。チャラプリ石窟とも呼ばれる[1]

概要

現在のカルナータカ州を治めたラーシュトラクータ朝753年-982年)時代から残る彫刻がある。列柱ホールの最深部の壁面に残る3面のシヴァ神は、高さ5.7メートルある。

石窟寺院は、面積は約5,600平方メートルあり、東西の祠堂とメインの列柱ホールから構成される。エレファンタ島に残る多くの彫刻は17世紀に、ポルトガル人が銃の練習の標的として用いられてきたこともあり、往時の外観を損なっている。

現在では、国内外を問わず多くの観光客を集めている。

世界遺産

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ アンソニー・テイラー『世界の聖地バイブル : パワースポット&スピリチュアルスポットのガイド決定版』ガイアブックス、産調出版、158ページ、2011年、ISBN 978-4-88282-780-1

外部リンク

座標: 北緯18度57分30秒 東経72度55分50秒 / 北緯18.95833度 東経72.93056度 / 18.95833; 72.93056




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エレファンタ石窟群」の関連用語

エレファンタ石窟群のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エレファンタ石窟群のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエレファンタ石窟群 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS