巻第一とは? わかりやすく解説

巻第一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 00:29 UTC 版)

梁塵秘抄」の記事における「巻第一」の解説

21首のみ残る。

※この「巻第一」の解説は、「梁塵秘抄」の解説の一部です。
「巻第一」を含む「梁塵秘抄」の記事については、「梁塵秘抄」の概要を参照ください。


巻第一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 14:02 UTC 版)

絵本百物語」の記事における「巻第一」の解説

1-1 1-2 1-3 1-4 1-5 1-1第一 白蔵主白蔵主はくぞうす) 「白蔵主の事は狂言にも作りよく人の知るところなればここに略しつ」(白蔵主狂言演目にもなっており、よく知られているのここでは略す) 1-2第二 飛縁魔飛縁魔(ひのえんま) 「顔かたちうつくしけれどもいとおそろしきものにて夜な夜な出(いで)て男の精血(いきち)を吸(すひ)つゐにはとり殺すとなむ」(顔かたちこそ美しいが、大変に怖ろしい者で、夜な夜な現れ出て男の生き血精気吸いついには憑り殺すのだ) 本文では飛縁魔という言葉仏教語に由来し飛縁魔縁障女(ひえんまえんしょうにょ)という言葉もあると記している。 1-3第三 狐者異狐者異(こわい) 本文には、無分別者の死後の妄念がかたちとなってあらわれたものであり仏法世法さまたげ存在だという。また、「怖い」という言葉これから生まれた民間語源)としている。 1-4第四 塩の長司)塩の長次郎(しおのちょうじろう) 「家に飼たる馬を殺して食(くひ)しより馬の霊気(れいき)常に長次郎が口を出入(でいり)なすとぞこの事はむかしよりさまざまにいひつたへり」(家の飼い馬を殺して食うということよくしていた長次郎は、殺した馬に祟られて馬の霊が常に口を出入りするようになったという。このことは昔から様々に言い伝えられている) 1-5第五 磯撫)磯なで(いそなで) 「西海さいかい)におほく有(あり)其かたち鱣(ふか)のごとく尾をあげて船人ふなびと)をなで引込(ひきこみ)てくらふとぞ」(西国の海に多くいる。その形はフカのようで、振り上げた尾で船人撫で払っては海に引き込んで食らうそうだ) 本文では肥前の国松浦の沖にこれが出たという話を記している。 1-6 1-7 1-8 1-9 1-6第六 死神死神しにがみ) 「死神一度見いれる時は必ず横死の難あり自害し首くくりなどするもみな此(この)もののさそひてなすことなり」(死神一度みいられてしまうと、必ず不慮の死遂げる。自殺したり首を吊ったりなどするのも、全てこの死神誘いによってそのようになっているのだ) 1-7第七 野宿火野宿の火(のじゅくのひ) 「きつね火にもあらず叢原火(さうげんび)にてもなく春はがり秋は紅葉がりせしあとに火もえあがり人のおほくさわぎうた唱ふ声のみするは野宿の火といふものならん」(狐火でもなく叢原火でもない。春は花見、秋は紅葉狩りをした後に、火が燃え上がり、姿が無いにもかかわらず人々喧噪歌声だけが聞こえてくるなら、それこそ野宿の火というものだろう) 1-8第八 寝肥寝ぶとり(ねぶとり) 「むかしみめうつらかなるおんなありしがねふれる時はその身座敷中にふとりいびきのこゑ車のとどろくがごとしこれなん世にねぶとりといふものにこそ」(昔、見目麗しい女がいたが、眠りこけている時はその体が座敷埋めるほどに肥り、いびきの声は車のようにうるさい。これこそが世にいう寝肥というものだという) 1-9第九 周防大蟆周防大蝦蟇(すおうのおおがま) 「周防国山奥に年ふるき蝦蟇(がま)ありて、常にをとりて食となす」(周防の国山奥には歳を重ねた大蝦蟇がいて、日々捕らえ食っている)

※この「巻第一」の解説は、「絵本百物語」の解説の一部です。
「巻第一」を含む「絵本百物語」の記事については、「絵本百物語」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「巻第一」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「巻第一」の関連用語

巻第一のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



巻第一のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの梁塵秘抄 (改訂履歴)、絵本百物語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS