古訓とは? わかりやすく解説

こ‐くん【古訓】

読み方:こくん

古い時代に付けられた漢字漢文の訓。

古人教訓


古訓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:36 UTC 版)

任那日本府」の記事における「古訓」の解説

日本府の古訓は「ヤマトノミコトモチ」であり、国内地方行政官たる国司もまた「ミコトモチ」と訓じられる。国司が「ミコトモチ」と訓じられる所以は、国司天皇大王)の言葉在地人びと伝えるためであるので、「ヤマトノミコトモチ」とはヤマト王権から派遣され代表者ということとなる。 この場合上下関係存在すれば任那支配のための機関となるが、上下関係存在しないとすれば外交使節となる。また、ミコトモチ」の語は本来的には個人指し示す語であるので「日本府」の漢字充てたために壮大な機構考えられがちだが、必ずしもそうとはかぎらない諸田正幸自身は、任那日本府ヤマト王権から派遣され外交使節(団)とみるが、その場合、「4.日本府官人たちは、場合によってはヤマト王権意向無視して独自に行動する場合がある」ことを、近代以降相互主権対等原則(すなわち内政不干渉外交団不可侵外交団本国政府訓令にもとづく行動などのルール)が成立する以前にあってはよくあったこととしている。 単なる外交使節にとどまるか否かについては、韓国出土古墳などについても考慮されなければならない

※この「古訓」の解説は、「任那日本府」の解説の一部です。
「古訓」を含む「任那日本府」の記事については、「任那日本府」の概要を参照ください。

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