第二章(第6巻 - )
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:25 UTC 版)
「フルメタル・パニック!アナザー」の記事における「第二章(第6巻 - )」の解説
達哉とアデリーナは「レイヴン」の内部に、13年前の大規模テロ事件で見つかった「所属不明のM9型ASの残骸」から発見された「TAROS」と呼ばれる装置が組み込まれている事を溝呂木から伝えられる。そして、マオを爆弾テロで意識不明に追い込み、D.O.M.S.を乗っ取った、ジオトロン・エレクトロニクス社が「カエサル・プロジェクト」と呼ばれる計画に基づき開発している無人AS「ケントゥリア」に、達哉の戦闘データが転用されている事を知る。 アデリーナやユースフ達が復讐のためにジオトロン社と戦う準備を進める中、達哉は例え自分の才能が人を殺す才能だとしても、その才能が誰かに勝手に利用されているなら、それは自分自身の戦いだと、D.O.M.S.を離脱した仲間達と共にジオトロン社と戦う決意を固める。 ジオトロン社がルーマニア国内のクインコム要塞にて「ケントゥリア」を生産しているという情報を掴んだ新生D.O.M.S.は、それを妨害すべく攻勢に出る。ミハイロフの部下のナタリアや菊乃・旭を交えた総力戦となるが、ある一体のケントゥリアがプログラム外の異常な行動を見せ、それが原因で要塞が崩落。要塞内部でも火災が発生し、その場にいた達哉・菊乃・旭のうち、旭が瓦礫に閉じ込められ脱出不能となる。火で焼かれる旭を苦しみから救うため、達哉と菊乃は二人で彼に「慈悲の一撃」を与え、初めての殺人という重みを共有することになった。
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