闍那崛多とは? わかりやすく解説

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闍那崛多

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 02:42 UTC 版)

闍那崛多(じゃなくった、: Jñānagupta、ジュニャーナグプタ、523年 - 600年?[注釈 1])は、北インドガンダーラ出身の訳経僧である。中国北周からの時代に来朝して仏典漢訳した。


注釈

  1. ^ 『続高僧伝』には「至開皇二十年(600年)、便従物故、春秋七十有八。」とあるが、『添品妙法蓮華経』の序には「隋仁壽元年(601年)、崛多・笈多二法師添品。」とあり、また『開元釈教録』には「仁壽之末(604年ごろ)、崛多以縁他事流擯東越。」とあり、記述に齟齬がある。
  2. ^ 『続高僧伝』によると、時に西魏大統元年(535年)というが、他の記述といささか辻褄が合わない。

出典

  1. ^ 坂本 幸男、岩本 裕 『法華経〈上〉』 岩波文庫、1976年、421-428頁。
  2. ^ 金岡 秀友 『仏典の読み方』 大法輪閣、2009年、129-135頁。
  3. ^ 井上亘「御物本『法華義疏』の成立」古瀬奈津子 編『古代日本の政治と制度-律令制・史料・儀式-』同成社、2021年 ISBN 978-4-88621-862-9 212-223頁。


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