たい‐さい【体裁】
てい‐さい【体裁】
体裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 01:18 UTC 版)
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体裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 22:06 UTC 版)
詳細は「IMRAD」を参照 論文は次のようなIMRAD型の構成を取ることが多い。 題名 要約(本文の内容を要約した文章) 序論(背景、研究の動機や意義、成果の位置づけ、重要性など) 準備(論文を読むための既存の基礎知識など) 本論(理論、実験、調査の過程及び得られた結果など) 結論(本論で得られたデータの叙述的な説明) 参考文献 執筆に当たって協力を得た人々・機関への謝辞 付録(証明や実験の詳細など) 論文の書き方については、参考となる多数の文献がある。その概要は次のようなものである。 文章の論理的構造を明確にする。複数の意味に解釈できる曖昧な表現を用いてはならない。 「〜と思われる」「〜であろう」のような推測を含む曖昧な表現を用いてはならない(考察について論拠を基にした断言・明言を要する)。 客観的に判定が可能な事柄について、根拠を明確に示して書く。 不必要な接続詞や、修辞表現は避ける。 得られた事実とそれに関する考察は明確に区別する。 他の文章は、決められている方法に従って引用する。
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体裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 14:42 UTC 版)
『春秋』は、「年・時(季節)・月・日 - 記事」という体裁をとっている。 年:魯国の君主、魯公の在位による紀年が使われている。 時:季節。つまり四季の「春・夏・秋・冬」が使われている。四時の首月の上にのみ書かれ、首月(四季の初めの月。春は正月、夏は四月、秋は七月、冬は十月)に記事がない場合は同じ季節の次の月の上に書かれる。一つの季節に一つも記事がない場合は、「春正月」などと首月の上に書かれる。 月:「正月、二月、三月…」が使われる。 日:「甲子、乙丑、丙寅…」といった干支が使われる。 記事:短い句で構成され、事実の羅列に終始している。主観的な語は少ない。 王:春の一番はやい月に一度だけ書かれる文字。(春王正月、春王二月、春王三月のどれかになる)これは周王朝の暦に従っていることを示しているとされる。 例として、隠公元年・二年を挙げる(文は『左氏伝』のものに従う)。 年四季月日記事元年 春 王正月 三月 公及邾儀父盟于蔑 (隠公は蔑で邾の儀父と盟を交わした) 夏 五月 鄭伯克段于鄢 (鄭伯が鄢で段に勝利した) 秋 七月 天王使宰咺来帰恵公仲子之賵 (周王が宰の咺を派遣して恵公と仲子への葬儀の贈り物を届けさせた) 九月 及宋人盟于宿 (宿で宋の人と盟を交わした) 冬 十有二月 祭伯来 (祭伯が来訪した) 公子益師卒 (公子の益師が亡くなった) 二年 春 公会戎于潜 (隠公は潜で戎と会合した) 夏 五月 莒人入向 (莒の人が向に攻め入った) 無駭帥師入極 (無駭が軍隊を率いて極に攻め入った) 秋 八月 庚辰 公及戎盟于唐 (隠公は唐で戎と盟を交わした) 九月 紀裂繻来逆女 (紀の裂繻が公女を迎えに来訪した) 冬 十月 伯姫帰于紀 (伯姫が紀に嫁いだ) 紀子帛莒子盟于密 (紀の子帛と莒子が密で盟を交わした) 十有二月 乙卯 夫人子氏薨 (夫人の子氏が亡くなった) 鄭人伐衛 (鄭の人が衛を伐った)
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体裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/18 06:48 UTC 版)
伝統的な『切韻』系韻書では韻をまず四声で分け、各声調ごとに同韻字を並べていった。しかし、『中原音韻』ではまず19の韻部に分けて、そのなかを平声(陰・陽に分かれる)・上声・去声に分け、韻と声母が同じ字ごとにまとめてが並べられている。曲においては異なる声調の字で押韻する必要があるため、このような体裁になるのは当然と言える。 入声に由来するものは「入声作平声・入声作上声・入声作去声」などと記して、それぞれ平声・上声・去声の後ろに附している。「去声作平声」のような例外もある。 通常の韻書では反切や字義の説明が付されるが、『中原音韻』ではほとんどの場合それらの情報は付されず、単に字が並んでいるだけである。時々非常に簡単な注釈がつけられている(支思韻の「瑟(音史)」など)。
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体裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 03:09 UTC 版)
紙の本の体裁のうち最も古いものは巻子装本(巻子本)である。この巻子本を一定間隔で折ると折り本となることから、巻子本の変形したものと言える。巻子装は閲覧・検索に不便であることから、巻子装本から軸を取り外し本文料紙を一定の行数で折りたたんだ形態の折本装本(折本)が生まれた。 糸で綴じる製本方法に比べると簡易な製本方法で、主に本のおまけや、習字の手本、版経などに多い。 式辞の用紙も折り本式になっていることが多い。かつては預金通帳にもこの形式が使われた。
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体裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 22:13 UTC 版)
雑誌タイトルや発行間隔などの変遷は次の通り。 期間雑誌タイトル発行間隔発売日判型1972年8月号 - ぴあ 月刊 25日 B5 1979年10月12日号 - 隔週刊 金曜日 1989年11月9日号 - 木曜日 1990年11月15日号 - Weeklyぴあ 週刊 1992年10月29日号 - 火曜日 1997年3月24日号 - 月曜日 2004年11月18日号 - 木曜日 A4変型版 2008年11月20日号 - ススめる!ぴあ 隔週刊 1988年時点で、総頁数は270頁程度、価格は230円。 表紙イラストは1975年9月号から2011年の休刊まで一貫して及川正通が描いた。記事内容は、映画、演劇、音楽、美術、スポーツ、イベント、講座、新刊などとセクションを分けて各々の頁端にツメを付け、監督名・公演日・会場などを元に目的の情報を引けるという形になっていた。 書店、駅売店、プレイガイド、生協、コンビニなどで販売された。1988年時点で、購読層は男性50.5%、高校生17.1%、大学生23.0%、会社員41.0%。
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体裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 18:12 UTC 版)
この三連祭壇画は板に油彩で描かれたもので、長方形の両翼を閉じると中央パネルを完全に隠す(いわば三面鏡のような)構造になっており、両翼裏面それぞれに半円ずつ描かれた天地創造の地球(当然ではあるが描かれている地球は当時の人々の考える(すなわち天動説を基にした)地球の姿である)のグリザイユが現れる。三枚のパネルに描かれている絵画はおそらく左翼、中央パネル、右翼へと展開する物語になっているが、必ずしも左翼から観なければならないというわけではない。左翼には神がアダムにイヴを贈る場面、中央パネルには猥雑で人目を引く裸体の人物、空想上の動物、巨大な果物、石などが積み上げられた構造物などの広大な情景、右翼には地獄で拷問を受ける罪人などがそれぞれ描かれている。 美術史家や評論家は『快楽の園』を誘惑からの危険に対する警告を意図した作品であると解釈することが多い。しかしながら、特に中央パネルに描かれた複雑な象徴的意味が何を表しているのかが何世紀にもわたって学術論争の的になってきた。20世紀の美術史家の間では、祭壇画の中央パネルには道徳的な警告が描かれていると解釈する研究者と、失楽園が描かれていると解釈する研究者との二派に大きく分かれている。アメリカ人作家のピーター・S・ビーグルは「不道徳で享楽的な雰囲気に満ちあふれ、観る者全てを窃視症にするかのような性的狂乱が描かれている」としている。 ボスは画家としてのキャリアを通じて、3点の大きな三連祭壇画を制作した。どの祭壇画もそれぞれのパネルに描かれた題材が重なり合い、全体として一つの意味が表現される構成になっている。これら3点の祭壇画に共通して言えることは、どれも特定の歴史や信仰に直接関連するテーマを扱ったものではないということである。当時の三連祭壇画は左翼、中央パネル、右翼へと物語が流れていき、両翼にはエデンと最後の審判が描かれ、中央パネルには何らかの寓意を秘めた作品が多かった。『快楽の園』が教会の装飾用として制作されたのかどうかははっきりとしていない。しかし、中央パネルと右翼に描かれている極端な内容からすると教会や修道院で使用されていたとは考えにくく、一般信徒の依頼に応じて制作された可能性が高い。
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体裁
「体裁」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女は彼の紳士らしい体裁にだまされてしまった。
- 同じような人々からなる私たちの地域社会では、体裁に従おうとする意識は不可欠な要素である。
- 《主に米国で用いられる》 連邦地方裁判所 《州・地方自治体裁判所で 95 か所にある》.
- 体面[体裁]上.
- 書物を新しい体裁で再発行する.
- 体裁を保つ.
- 体裁上, 世間の手前.
- 彼女は体裁よく花を生けた.
- こんな格好では体裁が悪い.
- 体裁など構わないから丈夫にこしらえてもらいたい.
- 本箱はただ体裁のためです.
- この論文は体裁が決まっている.
- あんな間違いをして体裁が悪かった.
- 彼は体裁ばかり気にしている.
- 学問をてらうのは体裁のよいものじゃない.
- 体裁が悪くてとても彼に金の無心など言えたものじゃない.
- 彼の親切はほんの体裁にすぎない.
- お体裁を言うのはよそう.
- 彼女は体裁ぶって高級車を乗り回している.
- 体裁は整っているが内容的には貧しい著作と言わざるを得ない.
体裁と同じ種類の言葉
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