執筆とは?

しゅ‐ひつ【執筆】

公文書類の記録役。書き手書記

叙位除目(じもく)を執り行い記録する役。

鎌倉幕府訴訟機関である引付(ひきつけ)で、判決書などの文書起草作成をつかさどった役。執筆奉行

連歌俳諧会席で、宗匠指図に従い、連衆の出す句を懐紙記載する役。進行係役目もする。


しっ‐ぴつ【執筆】

[名](スル)

文章書くこと。「執筆を依頼する」「雑誌連載小説を執筆している」

書道で、筆の持ち方

香道で、聞き香などの競技のときに成績などを記録する役の人。


しっ‐ぴつ【執筆】

〔名〕

① (━する) 筆をとって文章などを書くこと。特に作品記事など、まとまったものを書く場合にいう。しゅひつ。〔漢語便覧(1871)〕

戯作三昧1917)〈芥川龍之介〉七「御執筆を願ふ訳には参りますまいか」〔後漢書‐蔡邕伝〕

記録清書などをする役。また、その者。→しゅひつ(執筆)。〔新令字解1868)〕

香道で、聞香などの競技成績記録する役の人。しゅひつ

書道で、筆の持ち方

[補注]「執」は漢音「しゅう」、慣用音「しつ」であり、「執筆」は古くしゅうひつ」または「しゅひつ」と読まれたと思われる


しゅ‐ひつ【執筆】

〔名〕

記録すること。文書などを書くことしっぴつ

権記長保二年(1000九月六日辨官参議、候座執筆例也」

叙位除目主宰記録する係。原則として関白を除いた第一大臣がつとめるものとされるが、除目では天皇臨席場合のみこれが守られ、大臣直廬行なわれるものでは参議である大弁がつとめるのが例であった。

江家次第1111頃)四「執筆以私硯墨筆故実件筆可白管小刀外記入替

鎌倉時代鎌倉六波羅鎮西それぞれ置かれた幕府政務裁判機関である引付(ひきつけ)において、訴訟関係文書起草清書交付などをつかさどる役職また、その人本奉行。執筆奉行公文

高野平家13C前)三「平家思ひわすれかや、執筆(シュヒツ)のあやまりか」

連歌俳諧の席で、宗匠のさしずに従い、文台に臨み、参会者の出す句を懐紙記入して披露する役。また、差合去嫌指摘し、会席とどこおりなく運ぶように気を配ることも、その任務とされた。

勘仲記弘安三年1280五月二七日此間近臣雲客等結構連句連歌。俊光執筆」

滑稽本古朽木(1780)一「初の程は連歌とも思はれず、飛句ともいふべし。執筆(シュヒツ)も前句吟ずること能はず」

(5)しっぴつ(執筆)③

[語誌]中古においては、「執筆」を「筆を手に執って書き始める」意味で使用した例や、「筆執」と転倒させた例も見られる現代語の「小説を執筆(しっぴつ)する」のように作品創造創作に関して用いられず、あくまで「筆で文字を書く」意味で、典籍書写したり、文書書記したり、和歌議事記録したりする場合使用された。


執筆

読み方:シュヒツ(shuhitsu)

諸事記録する役目携わる者。


執筆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 00:52 UTC 版)

執筆(しっぴつ、英語:writing)とは、文章を書くこと。書く人を執筆者(しっぴつしゃ)という。とあるが筆記タイピングなど手段は問わない。口述筆記の場合は、話している人が執筆者であり、書いている人やタイピストは執筆者では無い。




「執筆」の続きの解説一覧

執筆

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 12:36 UTC 版)

名詞

しっぴつ

  1. 文章書くこと。
  2. 持ち方
  3. をとって文字書くこと。



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