そう‐しょ【×叢書】
叢書
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叢書(そうしょ)とは、本のシリーズのことである[1]。双書ともいう[2]。
テーマなど特定の共通項に基づいていくつかの書物・著作をまとめあげたもの。「群書類従」や「ルーゴン・マッカール叢書」など、一定のテーマを追求して営々と編まれたものもあれば、ある出版社が同一の体裁で定期的に刊行するもので叢書と称しているものもある。広義には文庫・新書・選書も含む。
和書
日本の慣例ではある一定の判型のシリーズをそれぞれ「文庫」「新書」「選書」と呼び、これら3つはそれぞれの項で説明するので、それ以外のものを次項の叢書一覧に列挙する。
名称は「…ブックス」「…ライブラリー」などとする叢書もあり、さまざまである。「双書(そうしょ)」という表記は語義とは無関係な代用字のため使用するべきではないという見解がある。ただし、「有斐閣双書」などの例があり、広辞苑(第三版)でもこれを誤りとはしていない。
叢書一覧
- 岩波ブックレット : 岩波書店
- 岩波講座 : 岩波書店
- 岩波テキストブックス : 岩波書店
- NHKブックス : NHK出版
- 新潮選書 : 新潮社
- とんぼの本 : 新潮社
- 文春学藝ライブラリー : 文藝春秋
- 平凡社ライブラリー : 平凡社
- トーキングヘッズ叢書 : アトリエサード
- 角川選書 : 角川学芸出版
- ゲンロン叢書 : ゲンロン
- 講談社選書メチエ : 講談社
- フィギュール彩 : 彩流社
- 青弓社ライブラリー : 青弓社
- 平凡社東洋文庫 : 平凡社
- 世界史リブレット : 山川出版社
- 日本史リブレット : 山川出版社
- 歴史文化ライブラリー : 吉川弘文館
- 人物叢書 : 吉川弘文館
- ミネルヴァ日本評伝選 : ミネルヴァ書房
- P+D BOOKS : 小学館
- 白水Uブックス : 白水社
- エクス・リブリス : 白水社
- 新潮クレスト・ブックス : 新潮社
- ルリユール叢書 : 幻戯書房
休刊・廃刊
- 論創ミステリ叢書 : 論創社
- フィクションの楽しみ : 水声社
- フィクションのエル・ドラード : 水声社
- ラテンアメリカの文学 : 集英社
- ラテンアメリカ文学選集 : 現代企画室
- 文学の冒険 : 国書刊行会
- 未来の文学 : 国書刊行会
- エートル叢書 : 現代思潮新社
洋書
代表的な叢書にドイツのレクラム叢書やイギリスのエヴェリマン叢書がある[3]。これらは「文庫」と訳されることもある[3]。
- エヴェリマン叢書(エブリマン叢書、エヴェリマン文庫)
- レクラム叢書(レクラム文庫)
出典
関連項目
叢書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:04 UTC 版)
『日本資本主義発達史講座』(1932-1933年、岩波書店)第1-2巻:明治維新史 岩波講座日本歴史第1次(1933 - 35年)、国史研究会 編(国立国会図書館デジタルコレクション)井野辺茂雄「江戸幕府政治(三)」第8回配本4 森谷秀亮「条約改正」第5回配本4 大塚武松「幕末の外交」第7回配本4 田保橋潔「明治外交史」第9回配本5 藤井甚太郎「明治維新(一)」第13回配本6 羽仁五郎「明治維新(二)」第18回配本9 藤井甚太郎「憲法の制定 第1回配本4、昭和8-10 清水澄「明治以後に於ける行政法規の沿革」第13回配本7 大内兵衛「明治時代の経済」第14回配本5 村川堅固「米国の極東政策と日米関係」第18回配本10 三上参次「明治天皇の御聖徳」第18回配本12 黒板勝美「更訂国史研究年表」(昭10、第18回配本13)天保(p.238) - 明治44(p.266) Horie, Hideichi,REVOLUTION AND REFORM IN MEIJI RESTORATION,Kyoto University Economic Review (1952), 22(1): 23-34 田中彰『日本の歴史(24) 明治維新』(小学館, 1976年)=『改訂版 明治維新』(講談社学術文庫, 2003年) 井上勝生『幕末・維新: シリーズ 日本近現代史 1』 岩波新書(2006年) 松本健一『日本の近代〈1〉1853~1871 開国・維新』中央公論新社、1998年 坂本多加雄『日本の近代〈2〉1871~1890 明治国家の建設』中央公論新社、1999年、中公文庫、2012年 御厨貴『日本の近代〈3〉1890-1905 明治国家の完成』(中央公論新社、2001年 『日本史講座7 近世の解体』(2005年)東京大学出版会 『日本史講座8 近代の成立』(2005年)東京大学出版会 明治維新史学会編『講座明治維新』有志舎、編集委員:佐々木寛司・木村直也・青山忠正・松尾正人・勝田政治・原田敬一・森田朋子・奥田晴樹・勝部眞人・西澤直子・小林丈広・高木博志・羽賀祥二。全12巻、2010-18第1巻 世界史の中の明治維新(2010) 第2巻 幕末政治と社会変動(2011) 第3巻 維新政権の創設(2011) 第4巻 近代国家の形成(2012) 第5巻 立憲制と帝国への道(2012) 第6巻 明治維新と外交(2017) 第7巻 明治維新と地域社会(2014) 第8巻 明治維新の経済過程(2013) 第9巻 明治維新と女性(2015) 第10巻 明治維新と思想・社会(2016) 第11巻 明治維新と宗教・文化(2016) 第12巻 明治維新史研究の諸潮流(2018)
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