論疏部_(大正蔵)とは? わかりやすく解説

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論疏部 (大正蔵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 08:19 UTC 版)

大正新脩大蔵経 > 論疏部 (大正蔵)

論疏部(ろんしょぶ)とは、大正新脩大蔵経において、中国撰述[1]の、各種の論書に対する註釈書をまとめた領域のこと。

等の註釈書が含まれている。

第19番目の部であり、収録されている典籍ナンバーは1816から1850まで。巻数では第40巻(後半)から第44巻にかけてに相当する[2]

構成

巻別

  • 論疏部 (一) 第40巻 - No.1816-1820
  • 論疏部 (二) 第41巻 - No.1821-1823
  • 論疏部 (三) 第42巻 - No.1824-1828
  • 論疏部 (四) 第43巻 - No.1829-1834
  • 論疏部 (五) 第44巻 - No.1835-1850

詳細

論疏部 (一) 第40巻 - No.1816-1820

  • 1816.『金剛般若論会釈』
  • 1817.『略明般若末後一頌讃述』
  • 1818.『法華論疏』
  • 1819.『無量寿経優婆提舎願生偈註
  • 1820.『仏遺教経論疏節要』

論疏部 (二) 第41巻 - No.1821-1823

  • 1821.『倶舎論記』
  • 1822.『倶舎論疏』
  • 1823.『倶舎論頌疏論本』

論疏部 (三) 第42巻 - No.1824-1828

  • 1824.『中観論疏』
  • 1825.『十二門論疏』
  • 1826.『十二門論宗致義記』
  • 1827.『百論疏』
  • 1828.『瑜伽論記』

論疏部 (四) 第43巻 - No.1829-1834

  • 1829.『瑜伽師地論略纂』
  • 1830.『成唯識論述記』
  • 1831.『成唯識論掌中枢要』
  • 1832.『成唯識論了義燈』
  • 1833.『成唯識論演秘』
  • 1834.『唯識二十論述記』

論疏部 (五) 第44巻 - No.1835-1850

  • 1835.『辯中辺論述記』
  • 1836.『大乗百法明門論解』
  • 1837.『大乗百法明門論疏』
  • 1838.『大乗法界無差別論疏』
  • 1839.『理門論述記』
  • 1840.『因明入正理論疏』
  • 1841.『因明義断』
  • 1842.『因明入正理論義纂要』
  • 1843.『大乗起信論義疏』
  • 1844.『起信論疏』
  • 1845.『大乗起信論別記』
  • 1846.『大乗起信論義記』
  • 1847.『大乗起信論別記』
  • 1848.『起信論疏筆削記』
  • 1849.『大乗起信論内義略探記』
  • 1850.『大乗起信論裂網疏』

脚注・出典

  1. ^ 元暁のような朝鮮半島新羅)系も含まれている。
  2. ^ WEB大正新脩大蔵経目録 - 大蔵出版 pp.73-75

関連項目

外部リンク




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