一切経音義 (慧琳)とは? わかりやすく解説

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一切経音義 (慧琳)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/02 23:41 UTC 版)

一切経音義』(いっさいきょうおんぎ)は、元和2年(807年)に慧琳(えりん)が著した大蔵経仏典に出てくる難語や梵語などの外国語の意味や発音を記した音義書。全100巻。『一切経音義』という名の書には玄応によるものもあるため、区別のために『慧琳音義』と呼ばれることが多い。


  1. ^ 宋高僧伝』巻五、唐京師西明寺慧琳伝「起貞元四年、迄元和五載、方得絶筆。」
  2. ^ 部数は小野玄妙編 『仏書解説大辞典』大東出版社、1933年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1146271/66 による
  3. ^ 巻四十七「阿僧企耶: 梵語。丘致反。此云「無央數」。旧言「阿僧祇」、訛略也。」
  4. ^ 巻四十一「蘇莫遮冐: (中略)「蘇莫遮」西戎胡語也。正云「䬃麿遮」。此戯本出亀茲国、至今由有此曲。此国渾脱・大面・撥頭之類也。」
  5. ^ 巻二「者: 天竺国梵言、中・辺有異。中天音「左」、軽妙為正。北天音「者」、魯質不正。今取中天、応書「左」字。音則可反也。」
  6. ^ 巻一「覆載: 上敷務反、見『韻英』。秦音也。諸字書音為敷救反、呉楚之音也。」


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