寂円とは? わかりやすく解説

寂円

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 04:44 UTC 版)

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寂円の像(宝慶寺所蔵)

寂円(じゃくえん、拼音: Jìyuán開禧3年(1207年)- 正安元年9月13日1299年10月8日))は、鎌倉時代に中国南宋から来日した曹洞宗。道号は智深。

天童景徳禅寺如浄禅師の弟子であったが、宋に来ていた道元と知り合い、如浄の没後道元を慕って来日した。山城国深草興聖寺および越前国永平寺と道元に従い、道元の没後は孤雲懐奘に師事して禅を極めた。

弘長元年(1261年)に永平寺を去り、越前国大野郡に赴き宝慶寺を開山し、豪族伊志良氏の庇護のもと寂円派を形成した。弟子には永平寺中興の祖義雲がいる。

参考文献

  • 『新版 禅学大辞典』468p(大修館書店、1985年)
  • 深見六郎著、あおむら純さし絵、『寂円さま物語』(宝慶寺開山寂円禅師ご生誕八百年祭記念)、仏教企画2007年、95頁

論文


先代:
孤雲懐奘
曹洞宗
次代:
義雲




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