首かけイチョウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/02 03:00 UTC 版)
首かけイチョウ(くびかけイチョウ)は、東京都千代田区の日比谷公園内に生育するイチョウの巨木である[1][2]。樹齢は推定で400年以上とされ、かつての生育場所は現在の日比谷交差点付近であった[2]。1901年(明治34年)、日比谷通りの拡幅工事に伴って伐採されようとしていたこの木を、本多静六(日比谷公園の設計者として知られる)が「私の首をかけよう」と強く主張して救ったのがその名の由来である[注釈 1][1][2][4][5][6]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『巨樹・巨木 日本全国674本』、p.144.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『神様の木に会いに行く』、p.11.
- ^ a b c d e 『東京史跡ガイド1 千代田区史跡散歩』、pp.105-107.
- ^ a b c d e f 『東京の老樹名木』、p.74.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『日比谷公園』、pp.81-83.
- ^ a b c d e f 浅田晃弘 (2012年12月2日). “【望 ~都の空から】 日比谷公園 イチョウが見守る”. 東京新聞. 2019年1月25日閲覧。
- ^ a b 『日比谷公園』、p.96.
- ^ a b c 『日比谷公園 百年の矜持に学ぶ』、p.80.
- ^ a b c d e f g h 『東京周辺 パワーツリーに会いに行く!』、pp.16-18.
- ^ a b c 『新版 本多静六自伝 体験八十五年』、pp.164-165.
- ^ a b “「いいテク・ニュース」 雑記帳 2016年11月16日(Vol.138)「イチョウ」「いちょう」「銀杏」「公孫樹」”. 株式会社技術情報センター (2016年11月16日). 2019年1月25日閲覧。
- ^ 『日比谷公園 百年の矜持に学ぶ』、pp.75-78.
- ^ 『日比谷公園 百年の矜持に学ぶ』、p.91.
- ^ a b 尾川俊宏. “首賭けイチョウ”. 巨樹・巨木林データベース(環境省自然環境局生物多様性センター). 2019年1月25日閲覧。
- ^ a b 『日比谷公園』改訂版、pp.81-83.
- 1 首かけイチョウとは
- 2 首かけイチョウの概要
- 3 交通アクセス
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